サンマリエ婚活特集・スペシャルインタビュー

いとうまい子さん「いつでも婚期」

第1回目のスペシャルインタビューは、5歳年下の会社員とご結婚されたいとうまい子さん。
結婚、婚活についてそれほど意識をしていなかった彼女が結婚に踏み切ったいきさつとは。交際中に発見したお相手の魅力、そして出会いと結婚、婚活について語っていただきました。


サンマリエ:この度は、ご結婚おめでとうございます。

いとう:ありがとうございます。

サンマリエ: 1月に入籍されたそうですが、お相手は5歳年下の普通の会社員だそうですね。出会いのきっかけは?

いとう:最初の出会いは約10年前。愛犬のアトムを通じて知り合いました。犬友達として6年交流がありましたが、実は3年程疎遠になってからまた再会したんです。

サンマリエ:一番最初に出逢った時のお相手の印象は?

いとう:それがぜんぜん記憶になくて!犬友だちとしてはうちのアトムと仲良くできる犬かどうかが一番大事なポイントなので彼の犬のことはよく覚えていますが、本人のことはほとんど覚えてないんです(笑)。ただ、アトムは彼をよその誰よりも大好きで、すごくなついていましたね。私にはわからない犬のテレパシーのようなもので「なんか良い」と思ったのかしら(笑)。

サンマリエ:そんな彼に連絡を取ったのはまい子さんのほうからだそうですが、その時の心境は?

いとう:3年ぶりに連絡したのは、携帯の登録を削除しようかどうしようか迷ってて、「そういえば何してるんだろう?」とホントに軽い気持ちで電話してみたんです。で、久しぶりなので、お会いしましょうということに。

サンマリエ:再会した時にビビッときたとか?

いとう:いえ、まったくビビッとこなかった(笑)。私、結婚願望とかぜんぜんなくて、まさか結婚するなんて考えてもいませんでした。それまでの自分の生活がとても楽しくて自由だったので、結婚する必要がないとさえ思ってました。

サンマリエ:「交際してもいいかな」と心境が変わっていったのは?

いとう:きっかけと言えるのか分かりませんけど、こんなことがありました。
ある日、お食事しようとレストランに行ったんです。レストランが混んでいて、予約もしていないから外で待っていた時に、彼が急にレストランの玄関へ走って行ったんです。「あれ?どうしたのかな?」と思ったら、松葉杖をついた見知らぬ人が歩いて出てきていて、彼はドアを開けていたんです。
「なんて優しい心遣いのある人なんだろう!」って感心しました。彼は私のことをすごく気に入ってくれていました。誰でもお付き合いを始めた頃とか恋愛で盛り上がっている頃とかは、好きな人には最大限に優しいものですよね。でも、お付き合いが長くなるうちにだんだんそれが薄くなっていく……そういうことってよくあるじゃないですか。「あの時はあんなに優しかったのにどうなっちゃったの?」っていうことが起こると悲しくなる……。でも、こんな風に誰にでも優しい人なら、例えば恋愛感情が冷めていっても根本的に「優しい」ってうのがベースに残るんだろうな、って思ったんです。そういうのって大事だな、って、これは大きなポイントになりました。
もしかしたらアトムは最初から彼の無条件の優しさを見抜いていたのかな?って思いましたね。

サンマリエ:そのほかに発見した彼の魅力は?

いとう:親兄弟でも価値観が違うのだから、生まれも育ちも違う他人とは価値観もまったく違うのは当然です。お互い違う感性の中、私が「それは嫌だな」というようなことがあったら、彼は言えば直そうと努力してくれるんですよ。
私は特殊な仕事をしているから、彼から見ると“どうでも良いこと”でも、私はそうはいかないこともある。そういうことも理解してくれたりだとか。

サンマリエ:最大の理解者ですね。

いとう:そうですね。彼も「いやいや、それは自分のやり方だから」って押し通すこともできるのにそれをしない。だから私も、彼に対して自分の意見ばかり押し付けるわけにもいかないので、お互い気持ち良い関係が築いていける。
そして会う度に発見する小さな積み重ねで、「この人となら真剣にお付き合いしてもいいかな」と自然と変化していきましたね。

サンマリエ:例えば、結婚をしたいと思っていても、恋愛のブランクがある場合、なかなか恋愛に踏み込めない、どうやって恋愛や婚活をしたら良いのかわからないという方もいらっしゃいます。どうしたら良いでしょうか。

いとう:待っていてもチャンスは訪れません。自分でチャンスが生まれる環境に行って、チャンスがきたらその都度行動に移すこと!
「チャンスの女神に後ろ髪はない」という言葉があるように、チャンスが通り過ぎたときにはつかもうと思ってももう手遅れなんですよ。チャンスは前髪にしかないから、チャンスがきたらその都度自分の感覚を信じてアピールしたり積極的に行動することです。 縁って不思議で、どんなに嫌だと思っていても絶対離れない人もいる。
出会いはご縁だと思うんです。だからパッと切れる人とは、絶対縁がないんですよ。「この人と関係を進めようか? 止めようか?」と迷った時に、進めようと思えるなら縁があるし、すぐに止められるのなら縁がないのです。
縁がないなと思ったら、次にいけば良いんです。 型にはまらず自由にチャンスを活かせばよいのでは。

サンマリエ:そうですね、チャンスという意味では、サンマリエの会員様は毎月の紹介に加え、検索して気になる方にアプローチもできますし、イベントも多く開催しているので、サンマリエでの婚活にはチャンスはたくさんあります。

サンマリエ:気になる人がいても断られることが怖くて前に進めないとか、傷つくことに臆病になっている、そんな方が増えているようです。好きだからこそ恋愛関係になることを避けるというか……。

いとう:自分にプラスにならない人は絶対離れていくと思うんです。破局しないようどんなに努力しても、しがみついたりしてもです。
私は以前本当にお互いに結婚しようとしていた人がいましたが、どうしても結婚の方向に全く話が進まなくて、結局嫌いになったわけでもないし喧嘩したわけでもないのに別れることになった経験があるんです。その時に、「彼といることで学ばなくちゃいけないことが終わったのかな」って思いました。
だからしがみついて「どうしてもこの人」とは思わなかった。それは運命なのか神様が決めたことなのかどうかは解りませんが、その状況を受け入れたんです。きっとそのおかげで今の私がいるのね。

サンマリエ:上手に切り換えができたのですね。

いとう:自分がいろいろなことを学んだり吸収して素敵になれば、きっとまたそれに見合った素敵な出逢いがあると思ったんです。次のチャンスに向けて、自分の内面が素敵になるように努力しようと。
例えば本を読んだり……何でも良いので自分の身になることを続けることも大事なのかな、って。 今あるものを壊したくない!っていう気持はすごく良く解るのですが、固執すると余計にすごく素敵な出会いを逃す可能性がある気がするんです。
つらいことやイヤなことがあっても「これはもっと“素敵な出会い”のための経験だ」と思って、変化を怖がらず受け入れればきっと必ずいいことがあると思うんです。だから臆病にならなくても大丈夫です。

サンマリエ:婚活している皆さんも交際を断られたり、失恋したりと、思うようにお付き合いが進まなくて落ち込むことも少なくないと思いますので、それはすごくいいヒントになりますね。では、最良の相手と出会うためにまい子さんがイチバン大切に思っていることは?

いとう:それは「自分らしく生きるとはなにか」ということを探す事だと思います。そして、自分がどういう未来を送りたいかを明確にすること。 自分らしさっていうのが本当に本当に大切だと思う。
私が30歳前後の頃、自分が自分らしくない時期があって、仕事上好かれるために大人っぽく見せようと執着していて本来の自分とのズレを感じていたんです。その時期にアトムを飼って気付いたんです。気の利いた言葉もしゃべらないし、高価な洋服を身に付けているわけではないのに、ものすごい存在感だった。その時に、生きるってこういうことなんだな!って学んで、無理していた部分を全部とっぱらって、自分らしく生きようと思ったんです。そしたらすごく楽になって楽しくなりました。
異性と出会った時も「自分を良くみせよう」とすることがなくなりましたね。何もできないけれど好きになってくれたらうれしいから、相手にも何かしてあげたいと思う。「私はこれができるのよ!」って別にアピールしてなかったけどさりげなくできることをしてあげれば、相手の人もまた私の新しい魅力を発見できて驚いてもらえる。そうやって加点法でやっていくともっと、もっと好きになってもらえると思うんです。

サンマリエ:婚活に大切なことは何でしょうか。

いとう:内面を磨く事ですね。どんなに外見だけを飾って綺麗にしても、内面が素敵じゃないといざ会っても魅力を感じないと思うんです。
内面が磨かれた素敵な人は、出会いはもっと多くなると思う。条件や写真を見て会いたいと思って会っても、会話もはずまなかったら「もう会いたくない」って思っちゃいますよね。
でも、経験豊かで知識もあって、本も読んでたり……と、何でも良いですが、その人の持っているものがすごく良ければ、「また会いたいな」ってなりますよね。だからいかに内面を磨くか、が結婚力とか恋愛力になるんじゃないかな、と思います。

サンマリエ:そうですね、まい子さんがおっしゃるように条件や外見だけでなく、お相手の内面も含めた総合的なバランスが決め手となるケースが多いです。サンマリエでは婚活中に訪れる出会いのチャンスを活かせるように、「婚活カレッジ”マリカレ”」など、個人の内面や個性が輝く講座をたくさん開いており、会員様にも好評です。 これからもこのような講座や無料セミナーを開催し、結婚活動される方のお手伝いをさせていただきたいと考えています。

サンマリエ:交際が始まってからご結婚までの期間はどのくらいでしたか?

いとう:交際が始まった日がはっきりしないのであいまいなのですが、2、3年でした。

サンマリエ:交際を続ける中で、結婚っていうのは全く意識していなかったとのことですが、結婚に対するイメージというか、結婚をどのように思っていましたか?

いとう:結婚って本当に苦労の連続だとずっと思っていたんですよ。だって、結婚って自分だけのことじゃないでしょう? 相手の親御さんや家族のことだってあるし、親戚だっている。いろんなことを背負うことになりますよね。それに加え、今までは全てが自分の時間だったけれど、そうじゃなくなる……。
となると「私はそこまでできないんじゃないかな」って思ってしまい、結婚をすごく重荷に感じていたのです。

サンマリエ:なるほど。その考えが覆されて結婚を意識するような出来事は交際中にありましたか?

いとう:それが、本当に結婚自体を意識していなかったので、きっかけとなった出来事もありませんでした。彼も私が結婚に対して負担を感じていたことを知っていたので、結婚の事をひとことも言葉に出しませんでしたしね。

サンマリエ:旦那さまは結婚のことを言い出したくても、まい子さんの気持ちを察すると言い出すことができなかったのかもしれませんね。

いとう:多分そう思います。もしかしたら無言のプレッシャーを与えていたかもしれません(笑)

サンマリエ:では、なぜ結婚する事に?

いとう:それが、本当になんとなくなんですよ。今年の1月17日になんとなく。私達は仲も良いし、彼も私の仕事を理解して日々合わせてくれている。こんな感じならお互いに結婚しない理由がないかな、と思い「籍入れてみる?」って言ってみたんです。そしたら「うん!入れる!入れる!」って嬉しそうに言ったんですよ。

サンマリエ:もう、本当に嬉しかったのでしょうね!!

いとう:そうそう(笑)本当に嬉しそうでした。まさか私からそんな言葉が出てくるとは思っていなかったみたいなので、嬉しいと同時に驚いていましたね。
あの日は金曜日だったのかな。彼に「婚姻届を貰ってきてくれたらサインするよ」って言ったら、戸籍謄本が必要だったんです。取りに行く場所は名古屋だからすぐには取れないので、「あー、ダメだね、送ってもらうと1週間くらいかかるみたいだね」って言ったんです。すると彼が「いや、そんないつになるか解らないことは、やめるって言いかねないから僕が取ってくる」って言って、名古屋まで行って取ってきてくれたんです。そして彼が籍を入れてくれました。どうして「入れてみる?」って言ったのか私も解らなくて……。

サンマリエ:今までのお相手の方の積み重ねもあって、まい子さんがそういう気分になったのでしょうか?

いとう:結婚自体はすごいしたかったわけではなかったので、言ってみたとたんに自分の中で「えー!結婚しちゃっても良いのかな。自分で言ったけれど苦労を背負うと思っていたんだよね」って、自分で言ったことに不安もありつつ、心の揺れがすごくあったんですよ。

サンマリエ:そこでお相手の迅速な行動が心を決めさせたわけですね。

いとう:そうですね。彼の親御さんとも入籍してからお会いしたんです。彼は入籍前に親に会わせたかったと思うんです。でもそういうことをすると私の重荷になるっていうのが解っていたのでしょうね。

サンマリエ:心境を察してあげたりとか、そういうのが素敵ですね。

いとう:それは彼への日々の教育かもしれませんね。小さな小さな教育の積み重ねだと思います。

サンマリエ:なるほど。その“教育”について、結婚して数年経っている先輩などからも“旦那をいかに教育するかで随分違うのよ”と聞くことがあって“なるほど”と思ったのですが、まい子さんはお付き合いの中でどのような教育をしていましたか?

いとう:小さなことは数え切れないくらいしたと思います。毎日のようにあまりにも小さいことを積み重ねていましたね(笑)
例えばですよ、私は「こうして」って言わないんです。自分も「こうして」って言われると「やりたいことはやるけど、やりたくないことを要求されるのはすごく負担」って思ってしまうから。
やっぱり負担にさせるのは良くないと思うので、して欲しいことがあったら、相手がしたくなるように心掛けてみるんです。

サンマリエ:具体的には?

いとう:「この子にはこういうふうにしたら喜ぶんだ」って思ってもらえるようなことを遠巻きに言うんですよ。
実際には……これはちょっとダイレクトなのですが、交際前のある時、彼がお誕生日にネックレスを買ってくれたんです。確かに彼はお店に行って頑張って選んだと思います。でも、それは全然欲しくない物だったの。
実は、私がプレゼントして欲しくない物のひとつがアクセサリーなんです。正直言うと、私は自分が欲しくない物をいただくことがとっても負担になるタイプ。だからそれをもらった時にはっきりと「これはありがたくいただきますが、全然欲しくない物なので、一生使わないかもしれません」と言いました。
そして、「これをタンスの肥やしにするか、お店に返しに行ってふたりでごはんを食べに行くか、それは決めてね」って言ったら彼は返しに行ったんですよ。恥ずかしいことこの上ありませんよね。お店に返しに行くんですから。本当に辛かったと思います。でも、まだ恋人じゃない人から交際するかしないかの頃にアクセサリーをいただくなんて、そっちのほうが抵抗あるじゃないですか。
この出来事があってから、彼は絶対に勝手に物を買って来なくなったんですよ。

サンマリエ:まい子さんが喜ぶこととそうでないことを学んだのですね。

いとう:そういうことですよね。彼は私が選んで買ってあげる物についてはすごく喜ぶんです。ただ、いらないものは欲しくないでしょう? 
誰でも欲しいものが欲しいですよね。だから私は「欲しいものがある時は言うからね」って伝えています。基本的に欲しい物がないので彼はいつも困っていて……だからいつもお食事に連れて行ってもらうんですよ。
このアクセサリーのことだって、私が彼に言わないで我慢が積み重なっていくと、いらない物が山のように溜まっていくし、それがまた負担になりますよね。
それからお互いに「何であげたのに使わないんだろう」とか、「こっちはあんなもの欲しくなかったのに」、とか思っちゃうでしょう? だから最初が肝心だと思うんです。

サンマリエ:「これあんまり欲しくないものなんだけどな」って思いながらも、はっきり言ってしまうと雰囲気が悪くなるかもしれないから、喜んだふりしていただく女性も多いかもしれませんね。

いとう:多いと思います。けど、全然喜んでないのに喜んだふりをするなんて良くないと思うの。それこそ自分らしくない。無理があると絶対どこかにしわ寄せが来ちゃいますよ。私達に大切なのは、「しわ寄せ」じゃなくて、「幸せになること」なの。最初から無理はしちゃいけないと思います。

サンマリエ:確かにそうですね。我慢してしわ寄せし過ぎるとどこかで爆発してしまいますね。

いとう:そう。相手が察することなんてまずないんですよ。お互いに何か思っていることがあったら言い合う。小さなことでもお互いに言い合ってコミュニケーション取り合うことが大事だな、と思います。もちろん相手が傷つくことはしませんよ。

サンマリエ:初期の段階でそういう風にすると、「自分を知ってもらう」ということになりますね。

いとう:何も意思表示しないで男性が分かってくれるかな?なんて最初に思わない方が良いと思います。絶対分からないから。だから、「どうしてこんなことするんだろう」「なぜあんな事言うのかな」と少しでも思ったら、積もり積もって爆発する前にその度に言っておかないと。
その代わり男性は言ったらすぐに分かってくれると思うんですよ。

サンマリエ:そうですね、「言わなくてもだいたい解るでしょう?」と思いがちですが、気持ち良い交際のために、そして結婚まで考えるのであればなおさら、分かり合うために言い合う必要がありますね。

サンマリエ:ご結婚が決定されて一番最初に誰に知らせましたか?

いとう:最初は両親に報告しました。「籍入れる」って(笑)

サンマリエ:親御さんも、まい子さんが結婚したい気持ちがないことご存知でしたか?

いとう:知っていました(笑) 「へぇ~」って言われました。「へぇ~?そんな気になったんだ」って(笑)

サンマリエ:ご友人もとても喜んだのでは。仕事を通しての仲間やご友人の反応はいかがでしたか?

いとう:そうですね~!同級生はすごく喜んでくれました。みんなも「本当に良かったね」って言ってくれましたね。この歳になって“結婚する”って言うと「いい歳してそんなこと止めれば良いのに」って思われるのではないかと感じていたんです。
でも、そうじゃなくて、意外とみんな心から「おめでとう!」って言ってくれたので、「結婚って悪いもんじゃないんだな」って(笑)あんなにする気がなかった結婚は、してみたら実は良かったんですよ。本当に。
親や親戚関係のこともすごく負担だったんです。親が増えて挨拶だとかいろいろなことが面倒くさいな……どうしよう、って。ところが、本当に温かくて優しくて……「あー、こんなふうに家族が増えるなら、もっと早く結婚しても良かったな」と思うくらいなのです。

サンマリエ:では、結婚観が以前と大きく変わったのですね。

いとう:変わりましたね。彼は何度もご家族と下打ち合わせしていたらしくて、「会った時には間違ってもこんなこと言っちゃいけないよ」とか、「まいちゃんに負担をかけたくないからこういう態度はだめだよ」、とか言ってくれたみたいなのです。それは彼の努力の賜物ですね。

サンマリエ:お相手がそこまでしてくださるだなんて、本当に幸せですね。お相手の努力とそれまでのまい子さんの教育がこのような幸せをつくったのですね。結婚する前と後で、考え方が180度変化したようなのですが、他に生活の部分などで変化したことはありますか?

いとう:例えば、何日か家をあけて帰宅したら埃が溜まっていますよね。私は今までずっと親と一緒だったので、何もしなくても当たり前のように生活が成り立っていたことを実感しています。「あんなにお掃除をしっかりしてくれていたんだな」って、以前は当然と思って気付かなかったことがやっぱり親元を離れてみて初めて解ったっていうか。
お掃除に関して言うと、彼はサラリーマンだから毎日会社に行かなくちゃいけない。一方私は不規則ではあるけれど、ふたりで快適に暮らすためには私がやることが一番良い。それを“私がやらなくちゃいけないのか”と思ったら負担になるし辛くなると思うのですが、「やってあげたいな」と思うのです。以前は「私の時間を割いて人のために何かをするだなんて考えられない」と思っていたのに、自分がすごく変わりましたね。

サンマリエ:ご結婚されてすごく気持ちが柔らかくなったのでしょうか。

いとう:そうですね、すごくほぐれましたね。あんなに頑なだったのがどんどん変わってきたのが自分の中でも感じます。

サンマリエ:まい子さんのご結婚は「アラフォー」と「婚活」という言葉がちょうど流行った時期でもあり、アラフォー結婚と一部で言われたりもしましたが、どんな風に感じましたか?

いとう:私はたまたま結婚したのが今で、“44歳だから”とか“45歳だから”とかそういうことは気にしていなかったですね。
本当にご縁があって、その話しがまとまった時が婚期だと思うので、アラフォーでも、アラサーでも、アラカンでもいつでも婚期だし、“結婚したいな”って思う気持ちがあれば婚活を始めるのは何歳でも遅くないと思いますね。
自由にフレキシブルにして良いのでは?と思っていたので、私自身44歳までがアラフォーなんだって聞いてびっくりしたんですよ(笑)「えー!じゃあ45歳になったらどうなるんですか?」って聞いたら、「アラフィフだよ」って言われて。
世間はそんな風に見ているんだなと思って驚きましたね。驚いたけれど、そんなことに囚われちゃいけないなと思いました。

サンマリエ:それぞれに婚期が違うということですね。

いとう:そうそう!だって視野が狭くなると思うんです。「アラフォーが終わっちゃう!」とか思っていたら。

サンマリエ:最近、草食系男子という言葉があって、“なかなか女性を誘えない”とか“女性に告白できない”“自分からプロポーズができない”という男性が多くなっているようなのですが、このように弱気になっている男性にメッセージをお願いします。

いとう:男性は生まれながら……いえ、DNAで遥か昔から脈々と受け継がれたのが“ハンター”という血なんですよ。だから、「好き」って言ってもらって結婚するよりも、自分が好きになった人を射止めましょう! と強く思います。
自分から“好き”と思える人と巡り合うために頑張ってください。もしかしたら、肉食系女子に積極的にアピールされると断りきれなくて……ということもあるかと思いますが、男性は元々ハンターですので、後で冷めてしまうかもしれません。だから男性としては自分から好きになった人とのほうが続くし幸せだと思う。
自分が「この人!」と思える女性を見つけたら勇気を出して自分からアピールしましょう。
あと、価値観などを女性に押し付けることはしないほうが良いと思います。人には様々な感性があるので、自分の考えを押し付けるのではなく折り合いをつけていくこと。といっても相手のことを受け入れ過ぎてしまうのは要注意です。草食系で弱気になりがちなのは分かりますが、一生のことがかかっているし、人生の中で1度や2度頑張ったっていいじゃないですか。

サンマリエ:逆に女性は“男性から誘って欲しい”とか“プロポーズはやっぱり男性からよね”“ちゃんと告白もできない男性なんて”などというように、まだまだ男性にリードして欲しいようです。そこでなんとなくねじれ現象が起こっているように感じるのですが、この時代におかれている女性へメッセージをお願いします。

いとう:私はねじれ現象の代表かもしれませんね(笑)あんまり「こうだ」っていうことを決め過ぎないのもひとつでは。相手に言われたほうが嬉しいし、「言われたい」っていう願望はあると思います。でも、それだけが幸せではないかも。私も自分から言って幸せになっているので。どうします? 好きでもない人からプロポーズされたら(笑)

サンマリエ:うーん。やはり気になる人や好きな人から言われないと意味がないというか、嫌かもしれません。

いとう:でしょう? そこは先ほどお話しした教育だと思います。自分が「この人と一緒にいたい」って思ったら、その人に告白やプロポーズしてもらえるように、日々なんとなく遠まわしに教育したり、いつか言ってもらえるように誘導していくこともひとつの方法では。でもね、そんなに型にはまって考えなくても、幸せが来る時期は縁があれば必ず良いタイミングが来るものだと思いますよ。

サンマリエ:そうですね、ご縁とタイミングですね。

いとう:そう。私は元々年下の男性は対象外だったんですよ。年下は頼りないと思っていたし、男性だったら年上が良いし、収入はこの位が良いな、と条件があったんですよ。でも、ご縁ってそんなことじゃ決められない。それが私の印象ですね。だから5歳も年下になっちゃった。
チャンスを逃さず、まずいろいろな人と会うことで世界が広がり、ご縁が見つかるのではないでしょうか。

サンマリエ:いろいろな方と会いながらチャンスを活かせるよう、サンマリエはイベントも充実しています。車内で席替えをしながらパーティを楽んでいただけるバスツアーや夏ならビール&ティーパーティなど、出会いのステージを数多く用意していますので、積極的に利用していただきたいですね。男女とも、最初は条件をとても重要視されていても、毎月のご紹介やイベントを通じてたくさんの方とお会いするうちに考え方が変わり、“好きになった人が好みのタイプ”と変化される会員様も多いです。

いとう:縁はどこにあるかわかりませんものね。結婚してみて思うのは、結婚が楽しくなるかならないかは自分次第。相手の人に幸せにしてもらうものではないと思います。
彼から「必ず幸せにするよ」なんて言われたいと思うなら考え方を少し違う角度にしてみて。 “自分がどう感じるか”が最も大事だと思うので、「相手に幸せにしてもらおう」と思って相手を探すのではなく、「自分がこの人といられて幸せだな」って思える人と出会えるように自分らしさと自分を磨いて出会いを求めてもらえたらいいな、と思います。

サンマリエ:婚活する皆さまに心強いメッセージをありがとうございます。

いとう:幸せって自身の考え方次第なんですよね。例えば、すごく優しくてお金も持っていてハンサムな彼が外でモテモテの場合、そのことを日々ものすごく悩んで心労で苦痛を感じていたら幸せじゃないですよね。でもちょっと考え方を変えて「外でモテモテの素敵な旦那さんで良かったな」と思えると幸せですよね。

サンマリエ:ちょっとした発想の転換ですね。まい子さんが実感されている幸せが会員様に起こりますように、サンマリエは皆さまの婚活に対するサポートの精度を上げていきたいと思っています。これからどんな結婚生活を築いていきたいですか?

いとう:生涯結婚したくない位でしたが、してみたら本当に「幸せ」を実感することが沢山あります。自分がどう暮らしたいかを彼にずっと遠まわしに伝えていたことも良かったのかな、と思っています。
彼は今までの付き合いの中ではずっと亭主関白的な暮らしをしていたみたいなのです。今は亭主関白ではありませんが、男性にとっては自分を立ててもらえると嬉しいし、そうした方が夫婦関係も円滑にいくと思うので、彼を立てていきたいなと思っています。

サンマリエ:結婚を考える皆さんの大きな力になるアドバイスや貴重なお話をありがとうございました。末永くお幸せに、そしてますますのご活躍を応援しています。
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