結婚相談所のモラハラ男性に注意！見抜き方と対処法

結婚相談所で出会った男性に対してなんとなく違和感があり、「信用できない」「モラハラ男ではないか」と不安に思っている方はいませんでしょうか。
また、過去にモラハラ男と交際または結婚の経験があり、トラウマになっている方もいるかもしれません。

そこで今回は、結婚相談所でモラハラ男に出会うことはあるのか、モラハラ男の特徴には何があるのかなどについて詳しく解説します。
あわせて、モラハラ男を見抜く方法もご紹介しますので、モラハラ男と付き合いたくない、結婚したくないと強く思う女性はぜひ参考にしてくださいね。

結婚相談所でモラハラ男性に出会うことはある？

まずみなさんが気になるのは、結婚相談所でモラハラ男性と出会うことはあるのかどうか、ではないでしょうか。

実は、たくさんの人がいる結婚相談所にもモラハラ男がいる可能性があります。
結婚相談所で出会った相手がモラハラをするかどうかは、残念ながらお見合いの段階ではわからないことが多いのです。

そのため、相手と仮交際がスタートしたら、真剣交際までの間に、モラハラ男ではないかをしっかり見極めることが大事です。お見合いの段階で「いい人」「素敵な人」と感じても、その時点では油断しないようにしましょう。

モラハラ男性とは？

ではここで、モラハラ男性とはどのような男性なのか一度確認してみましょう。

モラハラ男性とは、一般的にはモラルハラスメント（心理的虐待）を行う男性のことを指しているのです。
モラルハラスメントとは、相手の自尊心や自己価値感を傷つけるような行動や言動を繰り返し、その結果相手に精神的な苦痛やストレスを与えることです。

モラハラ男性は自己中心的・支配的で、相手をコントロールしたいと思っています。時にはモラハラ男性の行動が女性に対して深刻な影響を与えることもあるため、なるべく早い段階でモラハラ男かどうかに気づき、関係を深めないことが大切です。

結婚相談所で出会うモラハラ男性の特徴

モラハラ男は一見いい人や素敵な人に見えることもあります。そのため、深い関係になる前に相手のモラハラ気質に気づくことが大切です。

ではここから、結婚相談所で出会う可能性のあるモラハラ男の特徴をご紹介しますので、当てはまる特徴がある男性とは、今後の付き合いについて一度考え直してみましょう。

支配的な態度や言動がみられる

モラハラ男は自分の意見や感情を相手に押し付け、相手の自立や意見を尊重しないという特徴があります。

「あなたはこうするべきだ」「本当はこう思っているんだろう」など自分の意見・感情を押しつけてくる人には要注意です。
「俺の言うことに従え」と言ってきたり、スマホを勝手に見てきたりなど、支配的な言動・態度が見られる男性はモラハラ男である可能性が高いでしょう。

他人が傷つくことを言う

モラハラ男性は、相手を傷つけるような発言や行動をとることがあるのも特徴の一つです。

相手の自尊心や自己価値感を傷つけることで、相手をコントロールしようとするため、平気で傷つくことを言うのでしょう。

「なんだか今日のメイクは変だね」「すっぴんだと不細工でびっくりした」など、普通は言わないようなひどいことをハッキリと言ってくる男性には注意してくださいね。

喧嘩の際無視をしたり不機嫌な態度をとる

モラハラ男には相手の感情や意見を無視して、自分の都合や欲望を優先させる傾向があります。
たとえば、相手とケンカをしたときに無視をしたり、あからさまに不機嫌な態度をとったりするなどは、モラハラ男の特徴です。

モラハラ男はケンカの原因が自分にあっても、相手が折れて謝ってくるまで、無視や不機嫌な態度をやめない傾向にあります。
そのような態度では話し合いもできませんし、悪くないあなたが謝ってばかりでは気分が悪いでしょう。モラハラ男と付き合っても、あなたがツラい思いをするだけです。

過度に嫉妬深い

モラハラ男性は相手に対して過度な嫉妬や疑心暗鬼を抱くことがあります。たとえば、会社の同僚の中に男性がいるだけで嫉妬したり、女友達と遊びに行ったのに男と遊びに行ったのではないかと疑ったりしてくるなどが行動の例です。

また、支配欲からくる独占欲も強く、恋人や妻が自分の知らない友人関係を築くことを嫌がります。その友人関係に無理矢理入って来ようとする場合もあり、そうなると女性は友人関係を築きにくくなってしまうでしょう。

交友関係に対して、「俺も連れて行って」などの無理な要求や、「21時までには絶対帰ってきて」など、制限を課すこともあります。

モラハラ男性を見抜くためのポイント

モラハラ男性は付き合っていてもツラい思いをするだけでなく、自分の友人関係にもよくない影響を与えてしまうこともあります。

ではどのようにすれば、モラハラ男性を見抜けるのでしょうか。実は出会ったばかりの頃は、モラハラ男性は本性を表さないことが多い傾向にあります。結婚するまでわからないこともしばしばあるくらいです。

ただ、見抜き方を知っておくことで、少しでも違和感があったら事前に別れられる可能性は高まります。モラハラ男性と結婚するまでいかないで済むかもしれないので、ここでは見抜くためのポイントをいくつかご紹介していきましょう。

苛立ちや不満を我慢できない

苛立ちや不満を我慢できない男性は、モラハラ男である可能性があります。たとえば、店員のミスに対して怒鳴り散らしたり、普段からちょっとしたことで怒りやすかったりする男性は要注意です。

相手の会話に注意してみると、常に文句や愚痴を言っていませんか？そのような人は、相手の立場を思いやれないモラハラ男かもしれません。

自慢話ばかりしてくる

自慢話ばかりしてくる、いわゆる武勇伝を語るタイプの男性にも注意してください。

特に過去に良い実績があり、それを何度も話に出してくるような男性は、「自分は偉いんだ」ということを、相手にわからせるために言っている場合があります。
モラハラ男でなければ、わざわざ相手に対してマウントをとったりしません。自慢話も自分からはしないでしょう。

もし自慢が多い、過去の栄光話ばかりしてくる、という男性に出会ったら、モラハラ男性かもしれないので注意してくださいね。

自分の家族や友人への態度が悪い

これまでの話の中で家族のうちの誰かを見下したような発言があったり、両親に対して反抗期の子供のような態度を取っていたりする場合も要注意です。

また、親の悪口を言うというのも、モラハラ男性によくあるケース。「うちの親は毒親だ」「父親も母親もロクな奴じゃない」など、親に対してのひどい発言がある男性はモラハラ気質があります。

家族や親しい友人の悪口が多いモラハラ男性は、結婚後に自分に置き換わる可能性があるため、早めに関係を終わらせるほうが身のためです。
「妻に対しては言わないだろう」と思っていると、結婚後から徐々に本性が現れ、あなたも標的になるかもしれません。

バカにしたような発言がある

不注意で間違ってしまうことは誰にでもありますが、その間違いに対して、
「俺がついていないとダメだな」
「君に任せておくことはできない」
など、あなたをバカにしたような発言をしてくる人はモラハラ気質ありです。

相手をバカにするのは「自分はダメな人間だ」と思わせ、自分の言うことを聞かせるための手口。
早い段階で関係を絶たないと、バカにされ続けた結果、「本当に私はダメな人間なのかも」と洗脳されてしまうかもしれません。

自分の意見や価値観を押し付けてくる

結婚後の話や将来の子供の話など、二人で歩み寄らなければならないときに、自分の意見や価値観を押し付け、相手の要望をなんとか退けようとしてくる人もモラハラ男性の可能性があります。

そのような男性は、普段の会話からも自分の意見や価値観を押しつけがちな傾向にあるはずです。

「俺が言うことは間違いない」「その価値観はおかしい」などと言ってくる男性は、結婚後に大変な思いをするかもしれませんので、今後のお付き合いを再検討しましょう。

モラハラ男性との付き合い方

もしモラハラ男性と思われる人とこれからも付き合っていくのなら、支配されないよういくつか注意しながら関係を続ける必要があります。

モラハラ男性は支配しやすい相手にモラハラを発揮する傾向にあるため、支配されないようにするためには以下の点に注意してください。

・経済的に自立する
・意見をはっきり言う
・相手の無視や不機嫌な態度に折れない
・話し合いの場を強制的にもつ

上記の点に注意をしてお付き合いしていけば、相手に下に見られないような状況を作れます。

ただ、モラハラ男性はプライドが高いことが多いので、女性が上記のような態度をとった場合、「バカにしてるのか」「偉そうな態度を取るな」と逆上されてしまい、関係を続けるのは難しくなる場合もあるかもしれません。

その場合、いい関係でいるのは難しいため、お付き合いをやめたほうが自分のためだと知っておきましょう。

モラハラ男性と結婚しないための対処法

モラハラ男性は結婚後に本性をあらわすこともありますので、ここからご紹介する、モラハラ男性と結婚しないための対処法もぜひ知っておいてくださいね。

結婚を決める前に相手の家族に会う

モラハラ男性かどうかを見極めるために、結婚を決める前に相手の家族に会っておきましょう。その際、彼が家族に対してどんな態度をとるのか、しっかり見ておいてください。

家族の誰かに雑な態度をとっていたり、上からものを言ったりしている場合、彼はモラハラ男性であり、結婚後に自分がされる側になる可能性が高いので注意しましょう。

彼の周りの人に意見を聞く

彼の交友関係や仕事関係の人に、普段の彼がどういう人なのか聞いておくことも大切です。

たとえば、
・人を見下したりバカにして茶化したりしていないか
・同僚や部下に対しての態度はどのような感じか
・飲酒時に人が変わったり記憶を失くしたりしないか
などを聞いてみてください。

これらの項目に当てはまるような回答が返ってきた場合、彼はモラハラ男性かもしれません。

結婚をやめる勇気をもつ

結婚が決まってから相手のモラハラに気がついた場合、準備が進んでいたり両家顔合わせが終わっていたりなど、今更結婚をキャンセルしにくい状況になっていたとしても、結婚を中止するという勇気ある決断も必要です。

人の性格はなかなか変えられないため、そのまま結婚をすると、自分がずっとモラハラに耐えなければいけなくなります。当然、結婚生活は楽しくはありませんし、最悪の場合は精神的に病んでしまう可能性も。

自分を守るために、流れで結婚してしまわないようにしましょう。

まとめ

モラハラ男性は普通にお付き合いしていく中では気がつかないケースもありますが、可能な限り婚前に見極めておく必要があります。

モラハラに耐え続けるのは簡単なことではありません。もし具体的に結婚の段取りが進んでしまっていても、モラハラ男性だと気づいてしまったら、自分のために結婚を取りやめる勇気を持ちましょう。