「行き遅れ」じゃない!35歳女性が結婚できる理由と男性の本音
【記事公開日】2023/7/13
【最終更新日】2025/10/24
目次
- 35歳女性は「行き遅れ」ではない理由
- 35歳の独身女性の結婚事情
- 35歳の独身女性の増加の理由
- 男性が35歳女性に感じる魅力とは?
- 1. 経済的に安定している
- 2. 仕事で成功している
- 3. 趣味が充実していて忙しい
- 4. 向上心があり自己成長に取り組んでいる
- 5. 落ち着きと安心感がある
- 6.コミュニケーション力が高い
- 35歳の独身女性が結婚するためのヒント5つ
- 1. まずは将来のビジョンを明確にしてみる
- 2. 外見や内面の自分磨きをはじめる
- 3. 出会いの場を広げるために行動してみる
- 4. 出会った相手とは結婚を前提に真剣に向き合う
- 5. 焦らずにじっくりと相手を探す
- 30代後半女性の婚活方法の選び方
- 結婚相談所の利用がおすすめ
- 他婚活サービスとの併用
- 30代後半の女性、婚活の注意点
- 希望条件は譲れないもの以外緩める
- 価値観にこだわりすぎない
- 結婚を焦らない
- まとめ
35歳女性の皆さん。突然ですが、「昭和生まれ」という自身の境遇に引け目を感じていませんか?自分よりも若い友人や芸能人が続々結婚したり、交際したりといった状況に焦りを感じていませんか。
実は35歳を境に、結婚に対して焦りを感じる人が多くなります。この焦りは、昭和時代にはすでに「クロワッサン症候群」と名付けられ、ドラマのタイトルにもなっています。
しかし、35歳を超えても、結婚する人はたくさんいます。その違いはいったい何なのでしょうか。
今回は、男性から見た35歳の独身女性のイメージを紹介するとともに、結婚するためのヒントをお伝えします。
・自分がどう見られているか気になる!
・独身時代を早く終わらせたい
・同じような境遇の人はどうしているか?
などのモヤモヤを抱えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
35歳女性は「行き遅れ」ではない理由
かつては「30歳を過ぎると結婚が難しくなる」と言われていましたが、今やその価値観は大きく変わりつつあります。
晩婚化が進み、35歳女性が結婚することは珍しくありません。
むしろ、キャリアや人生経験を積んだ35歳女性は、精神的にも経済的にも安定しており、結婚相手として魅力的だと感じる男性が増えています。
さらに、年齢を重ねたからこそ自分の価値観や理想の結婚像を明確に描けるため、無理な妥協をせずに相性の良い相手を選びやすいという利点もあります。
家庭だけでなく仕事や趣味の充実を大切にする姿勢は、共に人生を歩むパートナーとして大きな安心感を与えます。
「行き遅れ」という言葉に縛られる必要はありません。
今の時代、35歳女性は“選ばれる存在”であり、むしろ大人の余裕と自立心を兼ね備えた理想の結婚相手として、多くの男性から求められているのです。
35歳の独身女性の結婚事情
35歳の独身女性が結婚できる可能性はどれほどあるのでしょうか?一部ネット上では「ほとんど結婚できない」という情報が独り歩きしていますよね。
国勢調査の「年齢階級別未婚率」では、20-24歳の未婚率が91.4%、25ー29歳が61.3%、30-34歳が34.6%と、過半数が34歳までに結婚しています。このことが、35歳をすぎると結婚が難しい、と言われる要因になっている可能性があります。
しかし、その一方で「年齢階級別未婚率の推移
」を見ていくと、2005年あたりから急速に35歳未満の未婚率が頭打ちになり、35歳~54歳で結婚する人の数が増えていることも分かります。
2015年時点では、35ー39歳女性の未婚率は23.9%で、だいたい5人に1人が独身です。同年代の男性はさらに未婚率が高まります。もはや、35歳以降の結婚は決して珍しくないことが分かります。
参考ページ※年齢階級別未婚率の推移
35歳の独身女性の増加の理由
35歳の独身女性の増加の理由は、社会の変化や個人の選択による要素がいくつか考えられます。
主な理由は、
1. 経済的な自立
2. 結婚観の変化
3. パートナーの選択肢の多様化
の3つです。
この傾向は1999年に「男女共同参画社会基本法」という法律が制定され、雇用などの面で男女の不平等をなくそうという動きが広がったあたりから強まっています。
法整備により、女性が正社員として働きやすくなり、それまで「家庭に入り男性が稼ぐ」という価値観が急速に「稼げる女性は良いものだ」とシフトしていきました。結婚しなくても、女性1人で生きやすい社会に変わっていったのです。
結婚をしなくても、幸福や充実した人生を送ることができるという価値観が広がっています。
そして、2006年にはカナダでLGBTに対する人権保護や理解を求める「モントリオール宣言」が発表され、パートナーの選択肢の多様化が世界的に進んでいます。
一方で、「女は家庭に」という考えを持ち、結婚しない行動を批判的に見る方が残っているのもまた事実。しかし全体的に見れば、婚期や結婚相手などの価値観はこの20年で大きく変わってきたと言えます。
男性が35歳女性に感じる魅力とは?
では、現代における婚活中の男性は、35歳の女性に対してどういったイメージを持っているのでしょうか。
婚活を進めている男性に話を聞くと、35歳の独身女性に対してはおおむね以下のようなイメージを持っているようです。
1. 経済的に安定している
35歳の独身女性には、20代から仕事に打ち込み、ある程度の収入を得ているイメージがあります。
そのため、35歳の独身女性に対して、経済的な安定を求める傾向があります。男性のなかには、女性が自立し、お互いの生活をともに支える力を持っていることを望む方も。
これは令和時代以降に「DINKS」や「パワーカップル」というワードが出たことも無関係ではないでしょう。子どもを持つことが結婚の目的ではなく、夫婦でともに豊かな生活を送ることを希望し、婚活する男性が多い印象です。
2. 仕事で成功している
35歳の独身女性のなかには、職業的な成果を上げているか、自分のキャリアを追求することに力を入れてきたという方も多いハズ。
大手企業である程度の役職に就いていたり、会社を経営していたりする人もいらっしゃるのではないでしょうか。その一方でスタートアップや中小企業を支え、会社で欠かせない人材になっている方も多いのではないでしょうか。
こうしたイメージから、婚活中の男性は、パートナーとなる女性が自分と同様に、ある程度成功していることを望む方がいます。
3. 趣味が充実していて忙しい
35歳の独身女性のなかには、仕事とプライベートの両立を図ってきた方もいます。特定分野の趣味があり、真剣に取り組んでいるという人もいらっしゃるのでは。
たとえば、ファッションやインテリアなどの分野でいろいろな経験をしてきた人もいれば、旅行やゲーム、コーヒーや料理などで、日常を豊かにしてきた人も多いと思います。
趣味を共有したいと考えている婚活中の男性は少なくありません。20代の男女に比べて人生経験が豊富なこともあり、共通の趣味が見つかると、一気に関係値が高まる傾向があります。
4. 向上心があり自己成長に取り組んでいる
35歳は、多くの人にとって個人的な成長やスキル獲得に取り組む時期でもあります。
婚活中の男性のなかには、女性が自分自身の成長に取り組むなど向上心を持つことに対して魅力を感じている方が多くいます。
それまで積み上げてきた経験をもとに転職・独立したり、まったく新しい人生を志向したりするのも、35歳前後の女性によく見られること。
そうした自己投資への姿勢を見せる女性が、男性には輝いて見えるようです。
5. 落ち着きと安心感がある
35歳の女性は、20代の頃に比べて感情の起伏が少なくなっています。
冷静に物事を判断できるため、男性にとって一緒にいて心が落ち着く存在になります。
小さなことで動揺せず、穏やかな姿勢で相手に接することができるのも特徴です。
人生経験からくる余裕が言動に表れるため、自然と安心感を与えることができます。
結婚を意識する男性にとって、この落ち着きと安心感は長く共に過ごすパートナーを選ぶうえで非常に大きな魅力になります。
6.コミュニケーション力が高い
35歳の女性は、社会人としての経験や人間関係を積み重ねてきています。
そのため、相手の気持ちを汲み取る力に優れています。
場面に応じた言葉を選ぶことができ、相手を尊重しながら会話を進めることが可能です。
ただ話すだけでなく、相手の言葉をしっかり聞き取る「聞き上手」であることも魅力のひとつです。
男性が本音を打ち明けやすい雰囲気を作るため、安心感と信頼感を与えることができます。
結婚生活においてはコミュニケーションの円滑さが欠かせないため、この力は多くの男性が重視する大切な要素です。
35歳の独身女性が結婚するためのヒント5つ
結婚を考える35歳女性にとって、婚活は計画性と柔軟性が求められます。
無理に若い頃と同じ方法をとるのではなく、今の自分に合った行動を取ることが大切です。
ここでは、結婚を現実に近づけるための具体的なヒントを紹介します。
1. まずは将来のビジョンを明確にしてみる
結婚生活を送るうえで、どのような人生を望んでいるのかを考えることは非常に重要です。
自分が望む家庭像や働き方、住む場所などを整理することで、結婚相手に求める条件も明確になります。
ビジョンがある女性は男性から見ても将来設計がはっきりしており、安心感を与える存在になります。
2. 外見や内面の自分磨きをはじめる
第一印象は出会いの成否を大きく左右します。
身だしなみや清潔感を整えることはもちろん、姿勢や表情も意識してみましょう。
また、内面の充実も大切で、趣味や学びを通じて魅力を高めることで自然と自信が持てるようになります。
その自信が、婚活の場での魅力的なオーラとなって表れるのです。
3. 出会いの場を広げるために行動してみる
出会いは待っているだけでは訪れません。
婚活パーティーやマッチングアプリを利用したり、友人の紹介を頼ったりするのも一つの方法です。
普段の生活では出会えないタイプの人とつながれる可能性が広がります。
行動すること自体が、新しいご縁を引き寄せるきっかけになります。
4. 出会った相手とは結婚を前提に真剣に向き合う
年齢を重ねた婚活では、相手との時間を大切にすることが欠かせません。
ただ楽しい時間を過ごすだけでなく、将来を見据えた話をすることが重要です。
お互いの価値観や生活スタイルを率直に共有することで、結婚へのミスマッチを防ぐことができます。
5. 焦らずにじっくりと相手を探す
結婚を意識すると「早く決めなければ」と焦る気持ちが出てきます。
しかし焦りは判断を誤らせ、後悔につながることもあります。
自分に合った相手を見極めるためには、落ち着いて時間をかけることが大切です。
焦らず丁寧に向き合うことで、長く続く幸せな結婚に近づけます。
30代後半女性の婚活方法の選び方
婚活を成功させるには、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
仕事や生活スタイルに合わせて効率的に活動することで、理想の出会いにつながりやすくなります。
結婚相談所の利用がおすすめ
30代後半の女性にとって、結婚相談所は効率的に理想の相手と出会える場です。
真剣に結婚を考えている男性が集まるため、交際から結婚までの流れがスムーズです。
専任のカウンセラーがサポートしてくれるので、一人で悩まずに婚活を進められます。
他婚活サービスとの併用
結婚相談所だけでなく、マッチングアプリや婚活パーティーを並行して利用するのも効果的です。
複数の方法を組み合わせることで、出会いのチャンスを格段に増やせます。
活動の幅を広げることで、自分に合った相手と出会える可能性も高まります。
30代後半の女性、婚活の注意点
婚活を進める上で、注意すべき点を理解しておくことは失敗を防ぐカギになります。
少しの工夫で婚活の成果が大きく変わることもあります。
希望条件は譲れないもの以外緩める
相手に求める条件が多すぎると出会いの幅を狭めてしまいます。
どうしても譲れない条件と、柔軟に対応できる条件を整理することが大切です。
広い視野を持つことで、思わぬ良縁につながることがあります。
価値観にこだわりすぎない
結婚相手とは価値観のすべてが一致するわけではありません。
多少の違いは歩み寄る努力でカバーできます。
価値観の一致にこだわりすぎると、本来は相性の良い相手を見逃してしまう可能性があります。
結婚を焦らない
年齢を意識すると焦る気持ちが強くなりがちです。
しかし焦りは相手に伝わり、逆に距離を生むこともあります。
自然体で向き合い、誠実な関係を築いていくことが成婚への近道です。
まとめ
35歳を過ぎても結婚のチャンスは十分にあります。
むしろ、人生経験を積んだからこそ築ける結婚の形があるのです。
自分らしく婚活に向き合い、落ち着いた姿勢で相手を探すことが幸せな結婚への第一歩となります。

望月 昭男
サンマリエ婚活カウンセラー
カウンセラー歴25年













実際、結婚相談所で35歳以上の女性の成婚は珍しくありません。多くの女性が年齢をハンデにせず成婚をつかみ取っているのです。35歳からの婚活は大変…という情報に振り回されず、柔軟な心で前向きに婚活しましょう。