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プロポーズを断りたいときの最適なタイミングと伝え方

プロポーズを断りたいときの最適なタイミングと伝え方

【記事公開日】2025/6/20
【最終更新日】2025/6/20

プロポーズは人生の大きな節目。する側も受ける側も多大な期待と感情が込められた瞬間です。

しかし、時にはその真剣な申し出に「NO」と答えざるを得ない状況も訪れるかもしれません。

本記事では、プロポーズを断る際の心の準備から具体的な伝え方を中心に、「誠実な断り方」を徹底解説します。

プロポーズを断る前に考えておくこと

プロポーズを断ることは、大きなストレスですよね。自分にとっても相手にとっても、心の傷になりかねないイベントです。

冷静に、そして誠実に対応するためには、事前の心の準備が不可欠です。

断った後、相手との関係の変化を覚悟する

プロポーズを断るという決断は、これまで築いてきた関係性をゼロにすることと、ほぼイコールと言っていいでしょう。

友人関係の継続を望んだとしても、相手が結婚を強く望んでいた場合、その関係性は維持できないと覚悟しておいてください。

相手の性格や価値観を理解しておく

断り方を考える上で相手の性格や価値観は非常に重要です。

感情的になりやすい相手には、より慎重な言葉選びと丁寧な説明が求められます。

そして、相手の価値観を否定するのではなく、あくまで「お互いの幸せのためには合わない」という視点で伝えることが大切です。

断ったあとに後悔しないか自らに再確認

プロポーズを断った後、後悔の念に駆られることは少なくありません。

不安や一時的な感情から断った場合はなおさらでしょう。なぜ「NO」なのかを明確にし、その決断がノリやメンツではなく、本当に自分自身の本心に基づいているのかを再確認しましょう。

結婚への興味の有無

プロポーズを断る理由として、「結婚自体に興味がない」あるいは「独身でいたい」という明確な意思がある場合、相手にその事実を正直に伝えることが重要です。

これは相手の良し悪しではなく自分の価値観によるものですから、相手も無理に説得しようとは思わず、納得しやすくなります。

結婚生活や仕事の将来像の不一致

理想の生活、キャリア、家族計画など、将来のビジョンが共有できない場合や価値観が合わないと感じる場合も、具体的な理由となります。

「これからやりたいことがある」「お互いの価値観が違う」というあいまいな理由だと、深く聞かれた際に矛盾が生まれる場合があります。

ぜひ、「今は仕事を頑張りたい」「自分は〇〇を大切にしたい」など、具体的な理由ほど、相手にとって受け入れやすい理由となるでしょう。

恋人への不満

相手の言動に不信感がある、例えば過去の浮気や嘘など、信用できないと感じる場合は、プロポーズを断る明確な理由となります。

ただし、直接的に相手の欠点を指摘するのはNG。「結婚生活を安心して送れる自信がない」といった、自分側の感情として伝える配慮が必要です。

結婚のタイミングの相違

結婚を判断するには時期尚早と感じる場合や、経済的な不安、親や家庭の事情など、結婚のタイミングが合わないと感じることも、プロポーズを断る理由になります。

この場合、「今はまだだが、将来は考えている」という選択肢を提示することで、関係継続の可能性を残すこともできます。

プロポーズを断る最適なタイミング

プロポーズの断りを入れるタイミングは、いつがベストになるでしょうか。これはシチュエーションによって異なります。

二人きりの場合

メールや電話ではなく、直接会って伝えるのが最も誠意のある対応です。

特に、何度かデートを重ねた相手や、関係性の深いパートナーに対しては、直接会って話すことで、相手への敬意と真摯な姿勢を示すことができます。

逆に、直接会わず、曖昧な態度や返事を先送りにすることは、結果的に相手に誤った期待を持たせます。

公開プロポーズの場合

フラッシュモブやレストランなど、大勢の前での公開プロポーズは、断るのが極めて困難ですよね。

そのため、例えば「答えは二人のときに伝えたい」と返答する、あるいは「ジョークでしょ?」「ドッキリかと思った」と明るく乗り切ることで、その場では誰も傷つかずに済みます。

プロポーズを断る際の伝え方

プロポーズを断る際の言葉選びと態度は、その後の関係性を大きく左右します。

丁寧で誠実な言葉を選ぶ

相手を傷つけたくないという気持ちから、遠回しな表現や曖昧な態度をとってしまうと、かえって逆効果です。誤解を招いたり、トラブルになったりする可能性も高まります。

「お断りしたい」ということをはっきり伝えましょう。

相手が次のステップに進むためにも必要な、相手への配慮でもあります。

正直な気持ちを伝えることで、後々のトラブルやわだかまりを防ぎ、誠実な大人の女性として認識されるでしょう。

プロポーズへの感謝を含める

プロポーズという真剣な気持ちを伝えてくれたことに対し、まずは心からの感謝の気持ちを伝えましょう。

「プロポーズしてくれてありがとう」「時間を割いて考えてくれたことに感謝」といった言葉は、相手の心に寄り添う上で非常に重要です。

そして、断る結果になったことに対しては、「申し訳ない」という謝罪の気持ちを添えることで、相手のショックを和らげることができます。

断る理由を明確に伝える

プロポーズを断る理由は、明確に伝えましょう。この際、相手の欠点を直接指摘するのではなく、断る側自身の事情を明確にするべきです。

具体的な状況や将来のビジョンに基づいて、自分の考えを整理し、感情的な面は最低限にとどめることが求められます。

「今はまだ仕事に全力を注ぎたい時期で、結婚を考える余裕がありません」

「今後の生活設計や経済的な面で、まだ私自身に準備が足りていないと感じています」

「結婚となると家族の説得に自信がないんです」

など、自身の事情を伝えてください。

また「今はまだ、もう少し時間が必要です。あと〇年後には、結婚に向けて具体的な準備を始めたいと思っています。待ってもらうことはできますか?」と伝えることで、関係性を維持しながら、現段階でのプロポーズを断ることができます。

こうした「保留」とも言える言い方は諸刃の剣です。詳しくは次の章で解説します。

保留のメリット

プロポーズに即答できない場合、保留にすることは十分に可能な選択肢です。

突然の申し出に戸惑いや結婚に対する不安を感じるのは自然なこと。「突然で驚いちゃって…少しだけ考える時間をもらってもいい?」と素直に伝えることが大切です。

保留のデメリット

保留にした場合は、いつまでに結論を出すか、その場でしっかり考える必要があります。長くても1週間程度にしましょう。

先延ばしにすることだけが目的になってしまうと、相手を不安な状態に置く期間が長くなり、関係がギクシャクする可能性が高まります。

また、返事を長引かせるほど、断りづらくなります。

婚約破棄をする場合の注意点

婚約は法的に成立し得る「婚姻の予約」という法律行為です。これは、口約束であっても当てはまります。そのため、法律の面から問題ないかをしっかりチェックしましょう。

婚約破棄の法的側面


婚約指輪の授受や結納、結婚式場の予約など、結婚に向けた具体的な行動があった場合、「婚約が成立していた」と客観的に認められる可能性が高まります。

そのため、一方的に婚約を破棄した場合「契約不履行」として、慰謝料や、結婚式キャンセル料などの損害賠償を請求できる可能性があります。

逆に、正当な婚約破棄の理由と認められるケースとしては、以下のようなものがあります。

- 相手の不貞行為(浮気)
- DVやモラハラ、侮辱行為
- 重大な犯罪歴の発覚
- 多額の借金の発覚、または経済状況の極度の悪化(失業など)
- 社会的常識を逸脱した言動
- 性的機能の欠陥、異常、性的不能

慰謝料の相場とリスク

正当な理由なく婚約破棄した場合、慰謝料の相場は、30万円から300万円程度とされています。

破棄した側の違法性が高いほど慰謝料は高くなりやすいです。

慰謝料の他に、結納金、結婚式場や新婚旅行のキャンセル料、家財道具の購入費用、得られたはずの収入なども請求対象となり得ます。

婚約破棄する場合、または告げられた場合は、感情的にならず、冷静な対応を。早い段階で法律の専門家である弁護士に相談することをおすすめします。 

まとめ

プロポーズを断るという行為は、当事者双方にとって深い感情が絡む、非常にデリケートな決断です。

断る理由を相手の欠点ではなく、自身のキャリアプラン、価値観、経済状況、あるいは家族の事情などにしておくことで、不必要な恨みや法的紛争リスクが下がります。

それでも、婚約が成立していると見なされる状況で破棄を検討する場合は、弁護士などの専門家へ早期に相談することがトラブル回避の鍵となります。

一番避けたいのは、望まない結婚へズルズル進んでしまい、自分自身の人生を台無しにしてしまうこと。誠実な言葉を選び、相手への最大限の配慮をもって伝えることが、双方にとってより良い未来を拓く道となるでしょう。

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記事監修者

望月 昭男

サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年

適切なアドバイスと丁寧なカウンセリングで多くの成婚者を生み出し続けている現役の婚活カウンセラー。
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昭和56年創業
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