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親に結婚を反対されたらどうする?反対される理由と説得方法

親に結婚を反対されたらどうする?反対される理由と説得方法

【記事公開日】2023/10/10
【最終更新日】2025/7/24

理想の人とせっかく出会えたのに、両親に結婚を反対され、縁談がまとまらない!という状況に直面した場合、いったいどうすれば良いでしょうか。

この記事では、親に結婚を反対された際、どのように対処するべきか、具体的な方法を詳しく解説します。

親に結婚を反対されたらどうする?

自分が苦労して探してきた結婚相手。自分にとって親と同じくらい大切な人の価値を両親に否定されるのは、非常に辛いですよね。

しかし、感情的になるのは避けるべき。ほとんどの親は自身の経験をもとに、それなりの理由があって反対しているはずです。まずは冷静に話し合って相互理解をする必要があります。

親が結婚に反対する理由とは?

親の立場で考えた場合、結婚に反対したくなる理由は様々です。
ここでは実際にどういった理由で反対されるか、事例をご紹介します。

経済的な不安

まず、女性によくあるのが、相手の男性の経済力が心配になってしまうケース。

仕事に就いていたとしても「薄給だから」「非正規だから」「仕事に将来性がないから」という理由で、両親がつい結婚を否定する場合があります。

特に、バブルを経験してきた親世代に比べ、現代は非正規雇用の割合が高まり、平均年収も落ちてきています。経済面を理由に結婚を反対される可能性は高いと言えそうです。

家同士の格の違い

残念ながら、家同士の格というものはまだ存在しています。先祖が貴族などの高い身分だったり、地元の有力者だったりした場合はこの「家格」を重視する人は存在します。

また、相手の家の経済力や、地位が低い場合や、片親だった場合も反対理由にされ、結婚の障害になることがあります。

年齢差、婚姻歴など

一回り以上年齢が離れていたり、婚姻歴、子供の有無などで結婚を反対されるケースは多いです。

たとえば相手がはるかに年上の場合、早期に老後を迎えます。両親としては将来、自分たちを含めた3人の介護や看取りという重労働が発生する上、そのための出費もありますから、不安になるのも自然かもしれません。

また相手に離婚歴があったり、逆にあまりにも交際期間が短かったりした場合、結婚生活を無事に送れるか不安に感じ、結婚を反対する場合があります。

宗教や価値観の不一致

宗教絡みの反対もありえます。両親や相手が宗教に熱心だった場合、宗派の異なる相手の価値観を理解するのは難しいでしょう。

また、両親と全く異なる仕事のキャリアを歩んでいたり、国際結婚などで見られる、国民性や結婚への考え方の違いが大きかったりした場合、結婚を反対する事があります。

相手への不信感

相手の借金歴や女性遍歴などや、挨拶の際の不遜な態度、そもそも挨拶に来ないなどから相手の人格に不信感をもち反対することがあリます。

親世代は思った以上にテレビなどの情報に敏感です。「もしDVをする相手だったら?」「パチンコ屋に行き、子どもを車に放置するような人だったら?」という疑惑が膨らみ、不安につながるケースも考えられます。

親の期待に添えない相手

親が子供に過干渉の場合よくみられるケースとして、結婚相手が親の期待通りではない場合に反対する事があります。

特に、結婚相手が個人事業主であったり、Youtuberなどニュービジネスに携わる人である場合、「そんな相手はやめろ」と言いたくなるのが親心。理解を得るのに時間がかかります。

親の反対を押し切って結婚する場合のリスクとメリット

結婚とは、単なるふたりの愛情だけで成り立つものではありません。
現実には、親や家族を含めた人間関係の中で築いていくものであり、特に日本では「家と家との結びつき」としての側面が今も色濃く残っています。
そのため、どれほど自分たちが納得していたとしても、親から強く反対される場合には大きな葛藤が生じます。

「反対を押し切ってでもこの人と結婚したい」という強い気持ちは、人生を左右するほどの決意であり、それを貫くには相応の覚悟が必要です。
しかしその一方で、親との関係に深いしこりが残ったり、結婚後に孤立感や後悔を抱くリスクもあるため、衝動的な判断は避けるべきでしょう。

ここでは、親の反対を押し切って結婚するという選択肢について、メリットとリスクの両面から冷静に考えていきます。
感情に任せた行動ではなく、自分自身の将来と、家族との関係をどう築いていくかを見つめ直すための一助として、ぜひ参考にしてください。

リスク1.親との関係が悪化する

結婚に対して親が強く反対しているにもかかわらず、それを押し切って話を進めると、親との関係性が急速に冷え込んでしまう可能性があります。
特に、事前にきちんとした説明や十分なコミュニケーションが取られていない場合、親は「自分たちの意見を軽んじられた」と感じてしまうことが多いです。
その結果、感情的な対立が深まり、結婚後もそのわだかまりが解消されないまま続いてしまうことも少なくありません。
たとえば、親からの連絡が極端に減ったり、会話が形式的でぎこちなくなったりするケースも見受けられます。
また、実家に帰りにくくなったり、冠婚葬祭などの家族行事への出席を遠慮するようになってしまったりと、精神的な距離が広がることもあるでしょう。

さらに、新たな家庭を築く過程で親との交流を断つような状況が続けば、親の側も「見捨てられた」「切り捨てられた」と感じ、深い孤独感や不信感を募らせることがあります。
その結果として、将来的に孫が生まれても会わせづらくなったり、介護などの局面で協力を得られなくなったりするリスクも考えられます。
信念に基づいた結婚であっても、親との信頼関係が失われると、それを修復するには長い時間と相当な労力が必要になります。
結婚を機に自立するという観点からは必要な決断かもしれませんが、感情のもつれを残したままでは、長期的に家庭内に影を落とすことにもなりかねません。

リスク2.結婚生活で問題が発生した際の孤立

結婚生活には、幸せや喜びだけでなく、予期せぬ困難やトラブルもつきものです。
価値観の違いによる衝突、仕事や家計の問題、妊娠・出産・育児に関するストレスなど、さまざまな課題がふたりに降りかかってくる可能性があります。

そんなとき、頼れる親や家族の存在は大きな支えになります。
精神的に落ち込んだときに話を聞いてくれたり、子育てに行き詰まったときにアドバイスをくれたりするだけでも、安心感はまったく違ってきます。
また、突発的な出費が必要になった際に経済的な援助を受けられる場合もあるでしょう。
しかし、親の反対を押し切って結婚した場合、そのような支援を受けにくくなるのが現実です。
特に、結婚を機に親との関係が冷え込んでしまっている場合には、悩みを相談すること自体が難しくなり、孤独感が強まってしまいます。
「自分で選んだ相手だから、自分で解決するしかない」と必要以上に一人で抱え込んでしまうケースも多く、精神的にも追い詰められやすくなります。

さらに、パートナーとの関係が悪化したときにも「だから言ったのに」と親に否定されるのではないかという不安から、ますます周囲に相談できなくなることもあります。
そうした状態が続くと、精神的な孤立だけでなく、夫婦関係そのものが悪化してしまうリスクも否定できません。

親との関係が良好であれば乗り越えられたであろう問題も、孤立した状況では深刻化する恐れがあります。
そのため、結婚後の人生における支えが減るという点も、親の反対を押し切るリスクとして十分に考慮する必要があるのです。
さらに、そうした孤立した状況が続くと、夫婦間にも緊張が生まれやすくなります。
互いに外部からの支援を得られない状態では、相手に対する依存や負担が偏り、信頼関係が揺らぐ要因となることもあります。

親の反対を押し切るという判断には、このような精神的・実務的な支援の喪失リスクも含まれていることを理解しておく必要があります。

メリット1.自分の価値観を尊重した人生を歩める

親の反対を押し切って結婚することには、確かにさまざまなリスクが伴います。
しかしその一方で、自分自身の価値観や人生観を大切にできるという、非常に大きなメリットも存在します。

誰かの意見や期待に左右されることなく、自分の信じた道を選び抜くという行為は、強い自己肯定感と自立心を育てるきっかけになります。
結婚とは、単なる制度上の手続きではなく、自分の人生をともに歩むパートナーを選ぶという、極めて個人的で重大な決断です。
その判断において、自分が「この人となら幸せになれる」と確信を持てるかどうかは、何よりも大切な基準となるでしょう。
親の意見や助言はとても大切ですが、必ずしもそれが正解とは限らないのも事実です。

たとえば、親が重視する「学歴」や「職業」「家柄」が、自分にとってはさほど重要でない場合もあるでしょう。
反対に、自分が求める「優しさ」「価値観の一致」「一緒にいて安心できる感覚」といったポイントは、親には理解されにくいこともあります。
そうした価値観の違いを踏まえたうえで、自分が本当に幸せになれる相手を選ぶという選択は、自らの人生に責任を持つ姿勢そのものだと言えます。

また、自分の意思で選んだ人生を歩むことは、後悔の少ない生き方にもつながります。
たとえ困難な局面に立たされたとしても、「自分で選んだ道だからこそ、乗り越えよう」と前向きに考えられる力が養われるからです。
これは、他人任せにした選択では得られない、非常に重要な精神的な土台となります。

たとえ一時的に親との関係に距離ができたとしても、人生の主役は自分自身です。
他人の評価に振り回されず、自分の選択に自信を持ち、納得できる人生を歩むことこそが、真の意味での「自分らしい生き方」ではないでしょうか。

メリット2.親の反対を乗り越えたことで得られる絆

親の反対という壁を乗り越えて結婚に至った経験は、ふたりの関係にとってかけがえのない強い絆を育む土台となります。
困難や葛藤をともに乗り越える経験は、恋愛の段階では得られなかった深い信頼や結びつきを生み出します。
たとえば、親からの反対を受けたことで、ふたりで何度も話し合い、将来のビジョンやお互いの価値観について真剣に向き合う時間が生まれます。
その過程を経ることで、相手に対する理解や信頼がより強固になり、「何があってもこの人と一緒にいよう」という覚悟が生まれるのです。
また、反対されながらもパートナーが誠実に自分の家族と向き合おうとしてくれた場合、その姿勢を見て「この人となら一緒に乗り越えていける」と感じることも多いです。
ふたりで築いた関係性が、単なる恋愛感情を超えて「人生の伴侶」としての強い結びつきへと変わっていく瞬間でもあります。
さらに、親の反対を乗り越えたことがきっかけで、より誠実で丁寧な関係構築を意識するようになることも少なくありません。
そのような努力が積み重なれば、時間の経過とともに親が態度を軟化させ、最終的には結婚を受け入れてくれるケースもあります。
特に、結婚後に幸せな家庭を築いている様子を見せることで、「自分たちの判断は間違っていなかった」と親に実感してもらえる可能性もあります。
そうして関係が修復されたときには、以前よりも深い信頼関係が親子の間に芽生えることもあります。
親の反対という試練は、乗り越えるには時間も労力もかかりますが、その過程で得られる人間関係の深まりは、長い人生の中でも特別な財産となります。
つまり、困難を共有したふたりの絆は何よりも強く、周囲との関係をも変化させていく原動力になり得るのです。

結婚に反対された時に控えるべき行動

もし仮に交際相手との結婚を反対された場合、どう対処すべきでしょうか。
ここでは、反対されたときに取ってはいけない行動について解説します。

感情的に反発する

まず最も避けるべきは感情的になってしまうことです。

感情が先に出てしまうと、説得力が弱まります。結果として結婚が遠のくだけでなく、親子関係も悪化するので、まず避けるべきでしょう。
もちろん、ムリヤリ結婚を強行するのも、将来を考えた場合はなるべく避けたいところです。

親の気持ちを理解しようとしない

ほとんどの親は結婚経験者の立場から、相手を結婚にふさわしくないと判断しています。そのため、親が結婚を経験しており、そのメリット・デメリットを自分よりも理解しているということを踏まえる必要があります。

これを怠り、独断で動いてしまうと、結婚話が進まないことがあります。納得してもらえるよう態度や将来設計などを示すのがよいでしょう。

嘘をつく

相手に不信感があり親が反対している場合、嘘をついて相手を良く見せようとしたり、偽りの情報を伝えたりするのは得策ではありません。

嘘はバレます。特に猜疑心のある両親の場合、結婚相手のことを自分自身や探偵を使って調べることがあるようです。
年齢や職業、社会的地位などは正確に伝えましょう。その上で反対される場合は、冷静になってその不安を取り除いてあげる工夫が必要です。

親に結婚を反対された場合の対処法

親に結婚を反対された場合は、いくつかの選択肢があります。「理解し合うまで話す」「時間を置く」「距離を置く」「諦める」などが考えられますが、第三者を立てて話し合いの場を設けることも視野にいれておきましょう。

冷静に話し合う

話し合いで解決を目指す場合、時間をかけて説得する努力や工夫が必要になります。

もし正式な結婚報告がまだであれば、恋人として自分の両親と一緒に過ごす機会を作ってみましょう。一緒に食事や旅行に行くことで、結婚の報告をソフトに行える場合があります。

仲介者を立てる

また、第三者を立てることも有効です。特に両親が対話をしたがらない場合は、親や自身をよく知る共通の友人や親戚などを経由して、コンタクトをしてみると案外繋がりやすくなりますよ。

反対の理由を聞き出してもらい、それに対してどう答えれば親に安心してもらえるか、作戦を立てやすくなります。

時間をおく

時間が許せば、一旦結婚を延期し、親とのコミュニケーションを深めましょう。この際、「相手と一緒に」コミュニケーションを深めるのが最も大切です。

遠方などで頻繁に会うのが難しい場合は、オンラインのビデオ通話をしてみたり、日頃からこまめに動静を伝えてあげることで、安心感に繋がります。

親子だけで対面して話しても解決しない場合は、場所だけでなくオンライン・オフラインを使い分けてみましょう。

自立する

親元にいるのなら、一旦自立するのも手です。

距離を置いて、一人もしくは二人暮らしをしてみましょう。経済的にも精神的にも自立することで、結婚しても大丈夫だと認めてもらえる可能性が高まります。

結婚は諦めて親の意見に従って結婚を諦める

親は「結婚経験者」であり「人生の先輩」でもあります。もしかしたら本当に結婚しない方が良い場合もあるため、親の意見に納得がいくならば、結婚を諦めることも視野に入れましょう。

まとめ

ここまで、両親に結婚を反対された場合の理由や対策についてお伝えしました。

結婚前からしっかり親とコミュニケーションをとっていて、日頃から恋愛についても相談しておくと、結婚の話がスムーズに進みやすくなります。

ぜひ、「この人は!」という人に巡り合った場合は、早いうちから両親とご自身・お相手の2対2で会う時間を作ってみてくださいね。

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記事監修者

再木 奈生

シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ

企業・教育現場において述べ100,000人以上の個別カウンセリングやスーパービジョンを実践中。
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
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