結婚相手の見極めに役立つ!交際中に確認すべき9の重要ポイント
【記事公開日】2021/4/27
【最終更新日】2025/6/30
目次
結婚相手を選ぶ際、自分がもっとも重視する条件は何でしょうか?
妥協できる点やできない点を明確にしておくことが、理想の相手に巡り合える近道です。
結婚相手の見極め方やパートナーとして男性に選ばれる女性の特徴を、9つのポイントに絞って解説します。
交際相手を見極める9つのポイントを紹介
恋愛は「好きか嫌いか」ですが、婚活では「この人と暮らせるかどうか」が大きな判断軸です。
だからこそ、単なる「好き」という感情だけでなく、現実的な側面を見ることが大切。
具体的な見極め方は、次のとおりです。
1. 相手の価値観を受け入れられるか
結婚生活の基盤となるのは、夫婦間の価値観の一致、あるいは相互理解です。相手の価値観を受け入れられるかを第一の基準にしましょう。具体的には次のとおりです。
家族観や結婚生活への考え方
家族に対する考え方や、結婚後の生活に対する具体的なイメージは、お互いどのように捉えているでしょうか。子どもは何人欲しいか、結婚・出産後の仕事はどうするか、親が高齢になった際にどうするかなどを、早いうちに話し合っておくと安心です。
仕事や生活スタイルへの理解
日々の生活リズムや仕事への姿勢も、結婚生活の質に直結します。
例えば仕事がシフト制など不規則だったり、繁忙期にはいつも終電で帰ってきたり。そういったライフスタイルでも、問題ないでしょうか?
問題と感じる場合は、働き方改革や転職、独立など、改善できる方法はないかを確かめましょう。
あと、地味に大切なのはお互いの生活環境。「散らかっているのが耐えられないが相手は平気なので、いつも私が掃除当番」「エアコンの適温が二人とも違いすぎて夏になるたび25度設定にされ、決まって自分が風邪をひく」…そんなトラブルを未然に防ぐためにも、お互いが快適と感じる環境を知っておきましょう。
2. 自然体でいられるか
結婚生活は、当然ながら恋愛期間よりもはるかに長いです。
人によっては恋愛期間の数十〜数百倍の期間を夫婦として過ごします。
だからこそ、居心地の良さはマスト。常に気を遣っていたら疲れてしまいますし、相手の顔色を伺ってしまったりする関係では、長続きさせることは困難です。
家庭で肩の力を抜いて安らげる相手であるかを見極めることが重要です。
3. 相手の性格や人柄がわかっているか
相手の性格や人柄は、結婚後の生活に影響を与える最大の要素です。
誠実さや自立心、店員への態度や他人への接し方、自慢話や大げさな発言が多い夫婦は、知らず知らずのうちに自分自身や周りに迷惑をかけますし、夫婦喧嘩なども起きやすくなります。
人として尊敬できる相手であるかどうかが、長期的な関係を築く上で外せないチェックポイントです。
4. 結婚後の生活を具体的にイメージできるか
結婚は、二人で未来を築く共同作業です。
そのため、結婚後の生活について具体的なイメージができるかは大切なポイント。
家事の分担、育児への意識、住む場所、将来のキャリアプランなど、完全に一致させる必要はないのですが、お互いの考え方をあらかじめ把握しておくだけでも結婚後の生活がグッと明確になります。
戸建ての家で自分らしくインテリアにこだわるか?都心のマンションでミニマムに賢く暮らすか?こういった価値観は男女や年代で結構違ってきます。
5. 相手の家族や友人との関係性を知る
結婚は、本人同士だけでなく、それぞれの家族との関係性も生まれますよね。
だからこそ、相手の家族は健全であるか、そして自分もうまく関係性を作っていけるかどうか、知っておきましょう。ゴールデンウィークや盆暮れ正月などを活用して相手の家にお邪魔してみては。
例えば、相手に過度なマザコンや家庭内不和が見られる場合、結婚後にあなたに負担が集中したり、自立した関係を築くのが難しくなったりします。
6. 金銭感覚や趣味のバランスを確認する
お金に関する価値観は、結婚生活において避けられず、もっともトラブルの原因になりやすい要素です。まずは相手の金銭感覚を把握しましょう。
肝心なのは収入の多さではなく、生活費をどれくらいかけており手元にどれほど残っているかです。浪費しすぎも、ケチすぎるのも考えもの。40代の婚活は老後がわりとすぐやってくるため、資金計画の重要度は若い頃よりも大切ですよ。
交際中の行動から相手の金銭感覚を把握し、自身の考え方との違いがあれば率直に確認することが安心につながります。
7. 相手の恋愛や交際の姿勢を見極める
相手の恋愛に対する姿勢や誠実さは、信頼関係を築く上で重要です。
虚言癖や秘密主義、無断外泊が多いなどは、トラブルのもとに。
異性の友達との関係に誠実さが見られるか、浮気の可能性はないのか、あらかじめ聞いておきましょう。
8. 相手の仕事や生活スタイルを理解する
結婚生活は、日々の暮らしの積み重ねです。
仕事に対する責任感や、家事能力だけでなく、二人で暮らした場合はどう協力するか、生活リズムは合うか、チェックすることが大切です。
また、健康的な生活を送っているかどうかも、長期的な視点では非常に大切な要素といえます。
9. デートでの態度や行動を観察する
ここまで8つのポイントについて「あまり聞ける状況にない」「相手を試しているように思われないか不安」という場合は、相手の行動をしっかり見ておきましょう。
デート中の何気ない態度や行動に、相手の本質が表れることがあります。
お店選びや、レストランでのメニュー選びを見れば、相手の決断力がわかります。
そして店員への態度を見れば、普段の他人に対する態度がわかります。
このほかにも、一緒にいて心から楽しい時間を共有できるか、相手があなたの話に耳を傾け、共感してくれるか、デート中に次の約束をしようとするか、別れた後に連絡があるかなどの相手の行動が、真剣度を測るサインとなり得ます。
妥協してはいけない点と妥協すべき点
「こういう相手でなければダメ」と自分の理想だけを追い求めている人は、なかなか結婚ができません。
だからといって、重要なところで妥協すると結婚後に後悔することになってしまいます。自分の中で妥協点をクリアにしておきましょう。
妥協してはいけない条件
妥協すると後悔するのが、相性・性格・価値観などの『内面的な要素』です。恋愛と違い、結婚後はパートナーと毎日一緒に生活を送ることになります。
価値観が似ている、相性がよいと思える相手とは、結婚後も良好なパートナーシップを築いていける可能性が高いでしょう。
ただし、浮気をしない誠実な人であるというのは、最低限クリアしたい条件の一つです。
また、妥協してはいけないのが『お金の価値観』です。年収も大切ですが、浪費癖がある、倹約の度が過ぎるなど、金銭感覚がかけ離れている人との生活は苦労が絶えないことでしょう。
「子どもは何人欲しい」「結婚後も仕事は続けたい」などの将来の計画についても、事前に相手と話し合った方がよいでしょう。
妥協してもOKな条件
「容姿は譲れない」「年収はこのくらいなければ厳しい」など、妥協できる条件は人によって異なります。
ただ、『容姿』『年収』は時間と共に変化するため、この先どうなるかは分かりません。容姿に関しては、生理的に受けつけられないという場合を除いては、妥協してもよい点といえます。
「相手の稼ぎが少なければ、自分が働けばよい」というスタンスでいれば、年収の高さも必須条件にはならないはずです。
まとめ
結婚は、あなたの人生の幸福度を大きく左右します。だからこそ、相手をよく見極めることが大切です。
9つのポイントを通じて、相手の価値観、人柄、将来への考え方が受け入れられるものかどうかをしっかり確かめましょう。
結婚生活は、当たり前ですが困難も訪れます。その際に相手とどう支え合うかを必ず確認しておきましょう。

再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中