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恋人同士にルールは必要?カップルのための4つの黄金ルールとその効果

恋人同士にルールは必要?カップルのための4つの黄金ルールとその効果

【記事公開日】2025/5/8
【最終更新日】2025/5/8

さて、恋人ができた皆さんに質問です。カップルに「ルール」は必要でしょうか?

「大好きな相手との関係に、わざわざルールなんて必要なの?」と思う方もいるかも。

しかしカップル間のルールは、二人を縛るためのものではなく、お互いをより深く理解し、心地よい関係を育むため、いずれ必要になってきます。

もしあなたが「最近恋人ができて、もっと良い関係を築きたい」「友人の別れ話を聞いて、自分たちの関係も少し心配になった」「同棲を始めてから意見の対立が増えた」など、さらに恋愛関係をさらに発展・安定させたいなら、ルールを作ってみませんか。

カップルにルールが必要な理由

なぜ、恋人同士の関係にルールが役立つのでしょうか。

それは、ルールが二人の関係をより豊かで安定したものにするためです。国に憲法があり、会社に就業規則があるように、カップルもルールがあることで、それまでの漠然としたつながりから、安定した付き合いに発展しやすくなります。ここからはより細かく、ルールが必要な理由を見ていきます。

長期的に関係を継続するため

ルールは、コミュニケーションの量と質を自然と高めます。例えば、「一日に一度は今日の出来事を共有する時間を作る」「意見が食い違ったときは、相手の話を最後まで聞く」というルールを決めておけば、会話するきっかけになりますし、会話しないことによるすれ違いを未然に防げますよね。

依存関係を回避するため

恋愛において、どちらか一方、あるいは双方が相手に過度に依存してしまう関係は不健全です。長期的にみて、なるべく避けたいところでしょう。そこで例えば、「お互いの趣味や友人との時間を尊重する」「相手の意見を、理由を聞かずに否定しない」といったルールがあれば、自立につながります。個々の時間や空間を尊重するルールこそが、お互いを一人の人間として尊重し、結果として二人の絆をより強くしてくれるのです。

お互いの価値観を尊重するため

お互いの趣味や信念、ライフスタイルといった価値観をすべて捨てるのはけっこう難しいもの。どちらか一方だけが我慢するという状況を避けるためにも、ルールが必要な場合があります。

わかりやすい例がお金でしょう。

推しのアイドルにスパチャ(課金)する、一流のネイルサロンに行く、映画のサブスクサービスを3つも4つも登録する、スポーツカーをチューニングして夜の首都高をぐるぐる走る、タバコを吸う、ビットコインを買って小銭を稼ぐ…これらは自分にとっては大切かもしれませんが、相手には理解されないかもしれません。

でも、禁止というもの横暴です。結婚すれば、それが原因で喧嘩になることもあるでしょう。

そこで例えば、
・結婚した夫婦であれば、「毎月10万円、夫婦の共通口座にお金を入れ、家賃と光熱費、食費を出す。ほかのお金には言及しないが、勝手に借金したり、質屋に行ったりしない」。
・将来を誓い合った恋人同士なら、毎月〇万円は貯蓄する、ギャンブルはしない、もしくはいくらまで、という制約を決める。
などのルールがあれば、ある程度はお互いの趣味として目を瞑れるかも。

大切なのは、ルールを作る過程で、お互いの価値観を言葉にして伝え合い、理解しようと努めることです。その話し合い自体が、相手への理解を深めることにつながるのです。

トラブルの予防

カップル間の多くの喧嘩や誤解は、実は期待のすれ違いから生まれます。

適切なルールを設定してすれ違いを防ぎましょう。例えば、「家事の分担を明確にする」「新しい家事負担は必ず二人で話し合ってから決める」。あるいは家事を当番制にして、料理をつくってもらったら、後片付けをするなど。こうしたルールがあれば、日々の小さなイライラや、「どうして分かってくれないの?」といった誤解を減らすことができます。

事前に合意された「行動指針」があることで、問題が大きくなる前に対処でき、感情的な衝突を避けやすくなります。小さな衝突が減ることで、日々の関係におけるストレスは減ります。

カップルのための4つの黄金ルール

では、具体的にどのようなルールが二人の関係をより良くするのでしょうか。ここでは、数多くのカップルにとって効果が期待できる、4つの「黄金ルール」をご紹介します。

1. 約束を守る

「週末は映画に行こうね」という小さな約束から、「困ったときには必ず力になる」という大きな約束まで、どんな約束も守ることは、信頼関係の一番のベースです。

「信用貯金」という言葉があります。日頃から些細な約束でもきちんと守る習慣をつけることで、もし突発的な事情でどうしても約束を守れなくなってしまった場合でも、相手に許してしてもらいやすくなります。

約束を守ることで、相手の時間や気持ちを尊重しているよ、という意思表示ができます。結果的に信頼が積み重なっていき、お互いの安心感が強まります。

2. 感謝の言葉を積極的に伝える

「ありがとう」という言葉は、関係を円滑にする魔法の言葉。いくら言っても減ることはなく、むしろ感謝や愛情が積みあがっていくとても大切な言葉です。

お互いの努力や思いやりに対して、感謝の気持ちとして「ありがとう」を積極的に使っていきましょう。食事を作ってくれたとき、話を聞いてくれたとき、小さな手助けをしてくれたとき。どんな些細なことでも「ありがとう」を忘れないようにするのです。

こうして感謝を伝えることは、相手の行動を肯定し、喜ばせるだけでなく、伝える側にも相手の良いところを再認識させる効果があります。長く付き合っていると、つい相手の存在や行動が当たり前になってしまいがちですが、意識して感謝を伝えることで、その「当たり前」が「有り難いこと」なのだと気づくことができます。

3. 嘘をつかない

嘘は、どんなに小さなものでも、二人の間の信頼を少しずつ蝕んでいきます。そして、嘘は長期間の付き合いになれば、いつか必ずバレます。

「ドラえもん」のスネ夫は、漫画「のび太の恐竜」で次のような名言を残しています。

『ウソをつくだろ。それがばれそうになって、ごまかすためにまたウソをつく。ウソがどんどんふくらんで、手におえなくなるんだ。』

そして、嘘が露見してしまったとき、今まで時間をかけて積み上げてきた信頼関係が一瞬にして崩れ去ってしまう可能性があります。

嘘がバレたときのダメージは、嘘の内容そのものだけでなく、「信頼していた相手に裏切られた」という事実が心に深い傷を残すからです。

もちろん、相手を傷つけたくないという思いから、つい本当のことを言えない場面もあるかもしれませんが、長期的な関係を考えるなら、困難なことであっても正直に話し合う勇気が必要です。

4. 大切にしたい記念日を設定する

カップルにとって記念日は、二人の絆を深めるための大切な機会ですよね。しかし、その数や祝い方には少し注意が必要です。

記念日は多すぎても少なすぎてもNG

記念日が少なすぎると、毎回特別なことをしなければならないというプレッシャーを感じたり、準備が負担になったりすることがあります。一方で、記念日が多すぎると、「また記念日か」という考えから、二人の関係がマンネリ化し、愛情が薄れているように感じてしまう可能性もあります。

大切なのは、二人にとって本当に意味のある日を選び、心から楽しめる形で祝うことです。祝う日をしっかり決めておき、年間10日以内にするのがおすすめ。「男性側の誕生日」「女性側の誕生日」「付き合った記念」「クリスマス」…いくつか洗い出しておきましょう。もし記念日が近いようだったら2つまとめて祝うのもアリです。二人だけの特別な思い出の日を、どのように祝うか、話し合って決めてみては。

そして、高価なプレゼントや豪華なディナーは必ずしも必要ではありません。一緒に過ごす時間を大切にし、お互いの存在に感謝する気持ちがあれば、それは素晴らしい記念日になります。

ルールを決める際の注意点

ルールの作り方にはいくつかのコツがあります。二人にとって本当にプラスになるルール作りを目指しましょう。

多すぎるルールは長続きしない

関係を良くしたいという思いから、あれもこれもとたくさんのルールを設定したくなるかもしれませんが、ルールが多すぎると、それを守ることが負担になり、結果として長続きしなくなる可能性があります。

大切なのは、量より質。日常生活のすべてをルールで縛るのではなく、関係の中で特に重要だと感じる点や、改善したいと思う部分に絞って、いくつかの効果的なルールを設定するのが良いでしょう。

ルールは、二人の関係をサポートし、より自由で楽しいものにするためのものであり、窮屈さを生み出すものであってはなりません。例えばルールが紙に書いて貼り出すレベルの多さだと、なんだか関係がギスギスした感じが出ます。お互いが無理なく記憶できる程度の数に収めるべし!

お互いにどうしても譲れないルールを厳選する

誰にでも、「これだけは譲れない」という価値観や優先事項があるはずです。ルールを決める際には、まずお互いが何を本当に大切にしているのか、どの部分でなら妥協できるのかを正直に話し合い、すり合わせることが重要です。

特に重要なルールを決める場合は、双方が心から納得できるよう、時間をかけてじっくりと話し合いましょう。例えば「連絡」のルールについて、一方がプライバシーを非常に重視するタイプ、もう一方が何でもオープンに共有したいタイプだと、すり合わせが大変かもしれません。「スマートフォンの内容は許可なく見ないけれど、遅くなるときは必ず連絡する」など、お互いに歩み寄れるルールにしましょう。

このような「譲れない点」に関する話し合いは、時に勇気が必要ですが、お互いの本心を知る貴重なチャンスと言い換えることもできます。ぜひうまく乗り越えて、関係をより深めましょう。

一方の意見だけで設定しない

ルールは、二人で守るものです。だからこそ、それぞれの考えや価値観を尊重し、双方の意見を取り入れて、公平でバランスの取れたルールを作ることが不可欠。

どちらか一方の意見だけで作られたルールは、もう一方にとっては「押し付け」です。守るモチベーションが湧きにくいばかりか、不満を生む原因にもなりかねません。ルールを決めていく際は一歩立ち止まって、「私ルール」ではなく、「私たちルール」にすることが大切です。

ルールは状況に合わせて変えていく

一度決めたルールも、永遠に固定されたものではありません。二人の関係や周囲の状況は変化していくものですから、ルールもそれに合わせて柔軟に見直していくことが大切です。

変化する状況に合わせて柔軟に設定する

学校生活や仕事の変化、引っ越し、健康状態の変動など、日常生活ではさまざまな変化が起こり得ます。変化に対応するためには、ルールの見直しと調整が必須。

例えば、大学時代に付き合い始めた相手と「毎週金曜日は必ずデートする」というルールがあったとします。片方が就職して平日に働き始めた場合は、そのルールを守るのが難しくなるかもしれません。

そんなときは、ルールに固執するのではなく、「月に2回は必ず二人でゆっくり過ごす時間を作る」など、新しい状況に合った形に柔軟に変えていくことが大切です。

定期的なルールの見直しをする

カップルの状況や個々のニーズは時間とともに自然と変化します。学生カップルから社会人カップルへ、同棲、そして結婚、育児と、10年あればまったく違う景色になっていることがほとんどです。

そのため、最初に設定したルールは徐々に古くなっていくでしょう。定期的にルールを見直す機会を設けることをお勧めします。

まとめ

恋人同士のルール。大前提「関係を束縛する」ものにしないということです。逆に、どこまでOKかの線引きを明確にして、関係を滑らかにするものにしないと、ルールを二人で守っていくと言う動機にはならないのです。関係を良くするためのルールづくり、ぜひご検討あれ。

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記事監修者

再木 奈生

シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ

企業・教育現場において述べ100,000人以上の個別カウンセリングやスーパービジョンを実践中。
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
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