こんにちわ。先生方の回答を読んで、いつも感動させられています。今回はどうか、私の悩みを聞いて下さい。そして、ご回答頂ければ恐悦です。
私は、今、付き合って３ヶ月くらいの彼がいます。知り合った当初は、それほど好きとは思わなかったのですが、デートを重ねるごとにどんどん彼に惹かれていきました。そして、惹かれていけば惹かれていくほど、不安がつのってきました。電話やメールのＲｅｓが１日でも来ないと、不安になり、「もう、私の事を好きではなくなってしまったのかも知れない。」と思ってしまいます。デートの後、連絡が来ないと「あの時、あんな事を言ってしまったから、彼は“こいつと付き合うとうざいな”なんて思って、連絡をくれないのかも・・・」と落ち込みます。それでも、そんな態度を彼に見せないがために、電話やメールはこちらからは出さないようにし、逢っているときもあまり自己主張をしないよう努めてきました。ところが、昨日のデートで、つい飲みすぎた私は、「どうせあなたは私の事など好きではないのよね！好きにすればいい！！」などと攻撃しまくってしまったのです。あとから反省し、謝ったのですが、今後どうお付き合いしていけばよいのか、分からなくなってしまいました。彼には「考えすぎだよ。」と言われました。自分でもそう思うのですが、仕事が看護師ということもあって、相手の気持ちをいつもくみ取るような事が習慣つけられている気がするのです。だから、相手の反応ばかりを気にしてしまい、自分を出す事が出来ません。何か良いアドバイスがあれば是非教えて下さい。お願いします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
冗談はさておき。彼のことがあんまり書かれていないので、どういう風におつきあいなさっているかよくわからないのですが、１日でもメールか電話が来ないと不安になる、ということは、毎日彼から連絡が来ていたわけですよね。知り合った当初はそれほどあなたは彼を好きじゃなかった、ということは、彼の方から熱心にアプローチしてきたのかな。相手の方が熱心にアプローチしてきて、自分がそれに心動かされてつきあい出すという時、なぜか最初のバランスがくずれるのが怖くならない？つまり彼の方があなたをもっと好きでいるというシーソーの傾きをキープしたくなる。今の不安は、あなたの方が彼をもっと好きになっているという、シーソーの傾きの変化が原因なのかもしれません。彼がどういうアプローチをしてきたのか、どんなデートをしているのかがわからないので、いちがいには彼がそうだとは言えませんが、世の中には追いかけることに情熱を燃やす人がいるように思います。あなたの不安は、「この人は追いかけるのが好きで、こちらが振り向くと、とたんに興味を失ってしまうのかしら」ということかな？今までにそういう経験があったのかしら？看護士をしていらっしゃって、相手の気持ちをくみ取る習慣がついているとのこと。これは恋愛にはむしろ有利なことじゃないかしら？だってみんな相手の気持ちがわからなくて悩むんですもの。ただね、気になったのが、「相手の反応ばかりを気にしてしまい、自分をだすことができない」というコメント。相手の気持ちをくみ取ることと、反応を気にすることはちょっと違うと思いませんか？また、相手の気持ちをくみ取ることと、自分を出さないことも混同すべきものではないと思います。
相手がどう思っているかを知ろうとする、自分がどう思っているかを伝える。これはコミュニケーションには必要不可欠な２つの要素だと思います。恋愛だってコミュニケーションですからね。いや、恋愛こそ究極のコミュニケーションかもしれないな。表面的な言葉だけでなく、深い気持ちをお互いに分かち合うわけでしょ？ と、ここまで考えると「電話やメールもこちらからは出さないようにし、逢っている時もあまり自己主張をしないように努めてきた」というのはちょっと窮屈な感じがしませんか？窮屈だからこそ、飲み過ぎた時に相手を攻撃しちゃったわけでしょ？幸いなことに彼は「考えすぎ」って言ってるんですよね。あのね、ちょっときついことを言いますけれど、あなたは相手の気持ちをくみ取れていなかったってことじゃない？彼がこういったというのは、あなたの思いこみが激しかった、ということでしょ？
ここで、自分のことを見つめ直してみませんか？あなたは相手の気持ちをくみ取っているつもりでいても、実は自分の思いこみに飲み込まれていただけで、ちゃんと相手を見ていなかったのかもしれないって。「こいつとつきあうとうざいな」と思われることを心配しているのは、今までにそう言われたことがあるの？それとも自分でそう思いこんでいるの？本当はべったりつきあいたいのに、それではいけないと思っているの？
自分の中にある「思いこみ」をチェックしてみましょうよ。その思いこみがいいとか悪いとか、判断することではありません。どんな思いこみがあるかを見つける。思いこみは、「好み」と関係していると思わない？ある思いこみを抱くのは、あることが好きだから。たとえば、恋人には毎日連絡するのが好きっていう人もいれば、そんなのはいやっていう人もいる。これは好みの問題です。毎日連絡するのが好きな人が、そうでない人とつきあうと、「毎日連絡をくれないこの人は私が好きじゃない」と結論してしまうかもしれない。つまり思いこみを抱いてしまうかもしれない。どうせおつきあいするなら、好みが合う方がいいじゃない？毎日連絡しあうのが好きなのに、ちっとも連絡してこない人とつきあうのは辛いですよね。それでもかまわないほどに相手が好きならいいけれど、あなたの場合は彼からアプローチしてきたこともあって、私の印象としては、「相手がこれほどいうなら、まあ、つきあってみるか」という、いわば有利な立場から始まっているようです。これからのつきあい方がわからない、というのは、もしかしたら自分がいた有利な立場が危なくなっていることへの恐れなのかも。ある種の力関係の変化への恐れなのかもね。
ごめんなさい、ちょっと小難しいこと言っちゃったかもしれません。まず、自分がどういうおつきあいをしたいのか、どういう思いこみがあるのかをよく見てみて。そして、相手がどう思っているのかもよく見てみて。そのためには、できれば直接逢う回数を増やした方がいいかもしれない。会わない間にメールや電話をするでしょ。そうするといろいろ想像しちゃうのよね。妄想が広がる余地もでてくるわけ。ま、想像や妄想がなければ恋愛もないのかもしれませんが（笑）。どうやらあなたも彼が好きになってきて、いよいよ本格的なおつきあいが始まってきたようです。これからいろいろあるでしょう。けんかして落ち込むこともあるかもしれないけど、幸せですべてがバラ色に見えることもあるかもしれない。見えていなかった自分が見えたり、「彼ってこんな人だったの？？」と思ったりするだろうし、いろんな気持ちの揺れや変化も感じるでしょう。これが恋愛の醍醐味でもあります。どうぞ、落ち込んだり、高揚したりと、普段では味わえない気持ちの七変化を味わってください。恋愛ってそういうものでしょ？？