あなたにいろんな相談をしてくる女の子を好きになった。彼女に思いをうちあけたいけれど、どうしたら良いかわからない、とのことです。 どうしたらも、こうしたらも、素直に思いをうちあける以外に方法ありません。特に大きな問題があるようにもみえません。正直言って、何に困っているかすら、よくわかりません。 あなたは、「彼女が色よい返事をする打ち明け方を教えて欲しい」と思っているのかもしれません。でも現実は単純です。彼女があなたのことを好きならＹＥＳで、そ うでないならＮＯという答えが返ってくるだけです。大学の合格発表を見に行くのに、電車で行っても歩いて行っても、合格は合格、不 合格は不合格、というのと同じことです。 もちろん、高等なテクニックを使って、彼女を陥落するという方法も、世の中にあるにはあります。豪華なバラの花束や、ロマンチックなポエム、高級フレンチレスト ラン、リゾートホテルのスイートルームなど、女性を酔わせる方法はごまんとあります。ただし、これらの高価なアイテムは、使いこなしの難しい「高度なアイテム」でも あります。ただでさえ恋愛経験の少ないあなたが、こんな方法に頼っても金をドブに捨てるだけ。逆効果になりかねません。少なくとも、今のあなたには無理です。 私がここまで断言するには、理由があります。というのも、あなたの相談文には、彼女があなたをどう思っているか、判断材料が まったく示されていません。あなたは、彼女が自分に好意をもっているか、そうでないか、皆目見当がつかないということなのだろうと思います。 その程度の知識と経験、観察眼しかないあなたに、難しいテクニックを伝授しても、効果的に活用できるはずがありません。 「まだ自分は苦労しなければならないから欲に現を抜かすなどもってのほか」と書かれています。が、彼女にふられ、辛い思い、恥ずかしい思いをするのも、苦労のうち。 男ならあたって砕けろ！です。素直に「相談にのっているうちに、君が好きになってしまった。つきあってほしい」と言ってみましょう。 ダメだったら、「やはり女にウツツを抜かしてる時期ではなかった」とあきらめればいいだけ。うまくいったら「生涯の伴侶を見つけた！」とでも納得しましょう。 では、さっそく明日、告白しましょうね。