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好きな人に告白したのですが、返事がきません…
恋愛相談

私は、今高二なんですが、中一の頃から好きな人がいます。その人は二つ上でただ見ているだけみたいな状態で、まともに会話したこともありません。自分でも話したことが無いのにこんなに好きなんて変だな?とは思うんですが、今までバレンタインにチョコを渡した時の反応とかボタンをくれた時に、すごいいい人だな、と感じたし、やっぱりその人じゃないといやなんです。超もてる人で、高望みなのはわかるんですが…。今年は卒業して会えなくなるので告白したんですが返事がきませんでした。でも、ダメならダメで返事がほしいんです。今は会えないからどうにもできませんが、家が近いので冬休みには会えそうです。その時になんて言えばいいのか分からないし、シツコイって思われそうで…せめて友達になって私を知ってほしいんです。何かいい方法があったら教えて下さい。

この質問に関する回答

私はもうすぐ四十二歳になる主婦なんですが、キリストのようにすべてをゆるしてくれる優しい働き者の夫と、夫似のおしゃまな娘と暮らしています。それなのに、その生活に満足せず、恋をしたいなどという考えにとらわれて、たまたま自分を好きになってくれた人とも、うまくいかぬままに終わったというのに、他人にあらぬ誤解を受けて、家族にまで迷惑をかけるような女です。何を言いたいかというと、一つ目は、こんな愚かな私が、恋愛相談に答える資格などあるのだろうか、二つ目は、こういうネット相談に告白することができるような悩み事は、そのていどのことであって、あまりに自分が惨めになるようなことは人にも言えないということ。いやそういう場合、友達よりも全くの他人のほうがかえって言いやすいということもあるでしょうが、たとえば犯罪に巻き込まれてレイプされた等の場合に至っては、よほど親しい相手でも他人が相手でも、おいそれとは相談できる類いのことではないでしょう。また、どこかの国のような独裁国家とか、あるいは戦乱で家も焼け、食うや食わずの暮らしをしていたとしたら、たとえ恋をして、恋に傷ついても、この手の相談場所はありません。
 だからまず、こういうところへ相談できるあなたは、広い世界や長い歴史から見れば、とても幸せであることを知ってください。気分を悪くしないでくださいね。これは私自身にも言い聞かせていることなのです。性愛で惨めな思いをしたといっても、考えてみれば、世の中にはその性愛すら享受できない人もいるのです。だから幸せなのだと言ったら、性愛の苦悩満載の『源氏物語』など認められないことになりますが、違うのです。食うに困らぬからこその性愛の苦悩などというのは人間独自のもので、だからこそ人間最大の苦悩とも言えるわけですが、まず大前提として、性愛ができる、性愛絡みの悩みをもつことができて、しかも相談できるということは幸せなのだと自分に言い聞かせてください。
 で、結論からいうと、告白しても返事がこないということは、当面、彼はあなたに興味がないか、別に彼女がいる。いずれにしても、返事がこないということ自体、あなたとつきあいたくないという立派な返事、意思表示なのです。なぜって彼があなたにほんの少しでも興味があれば、返事があるはずだからです。でもあなたはまだ高校二年生。私がいくら言っても納得もできなければ、あきらめきれないことでしょう。ですから先ほどの私の話と矛盾するようですが、ならば「会えそう」という「冬休み」に会って、確かめてみてはどうでしょう。「その時になんて言えばいいのか分からない」? ならばあなたのおっしゃるとおり「友達になって私を知ってほしいんです」と言ってはどうでしょう。あるいは、あなたの面白さとか良さを知った彼があなたに興味を持ってくれるという可能性も無いではありません。ふつう、そこまでいけば、今度は彼があなたに「つきあって」とか「好き」とか言うはず。でもそういう言葉をもらえない場合、それでもあなたが彼をあきらめきれない場合は、「つきあってください」と言ってみたらどうでしょう。その時、また返事がもらえなかったりすれば、あなたは振られたということです。いずれにしてもまだ高校二年生。いっぱい恋していっぱい傷つけば、おばさんになってから惨めな思いをすることは絶対ないでしょう。
 でも、いっぱい恋したり傷ついたりできない人や、三十四十過ぎてから性愛関係で惨めな思いをしている人も心配しないでください。最後の最後で、自尊心さえ守ることができれば、どんなに哀しく惨めな思いをしても、ちゃんと生きていけます。自尊心を守るというのは、たとえばあなたが「返事がほしい」と彼に言ったとして、断られ、そこで引き下がることができれば簡単です。しかし時として、それでもあきらめきれず忘れられず、彼の家の前まで行ってしまうかもしれません。そんなことをすればますます嫌われるだけなのですが、それでもまだ自尊心は保てます。彼に「そういうことはもうやめてくれ」と言われたとき、「分かった」と引き下がれば自尊心は保てます。それでも深追いしてしまって、とことん嫌われた場合もまだ大丈夫。彼と冷静に向き合う場所を作り、そこで冷静な自分さえ見せることができれば自尊心は保てます。男は知りませんが、自尊心さえ保つことができれば、女は納得できるのです。でも、そこまでです。それ以上やると自尊心は崩壊します。自分にブレーキをかけられなくなり、ストーカーとなってしまうのは、このように自尊心が崩壊したケースです。しかしそれでも早めに気づけば、深手を負わずに済むし、数ヶ月、あるいは数年すれば、笑顔で男と会えるものです。その時にはすでに男には会いたくもなくなっている場合が多いものなのですが…。自尊心が保てるかどうかは、相手の男性の出方にもよるので、女の責任ばかりとは言えないものもあります。要は最後の最後に、相手と冷静に向き合う機会を作ること。そうすれば自尊心を守ることができ、自分に顔向けできるし、人にも顔向けできます。そして何度でも恋をすることができるでしょう。
 と、こんな偉そうなことが言えるのは、私自身、かつて自尊心が崩壊する寸前のところまで行ったことがあるから。これは私が惨めで愚かな体験をしたからこそ言えることで、「こんな愚かな私が、恋愛相談に答える資格などあるのだろうか」という一つ目の疑問も、これで解決ですね。と、あなたの相談内容を超えたことまで、長々と書いてしまいましたが、こうしてあなたの相談に答えることで、私こそがまず救われているのです。だからあなたは、相談することによってすでに、私という一人の四十女を救ったわけです。それはたとえ相談者が三十でも四十でも同じことで、こうしたシステムは『平家物語』とそっくりなんですね。『平家物語』も、非業の死を遂げた平家の公達の霊を鎮め、救うために作られたのですが、それによってまず救われたのは、平家の公達ではなくて、平家の怨霊におびえる『平家』の制作者である僧侶たち、そして『平家』を読み聞き一般聴衆でした。彼らが救われてはじめて、平家の公達も救われることになったのです。恋愛相談もまた、相談される側が、答えながらまず癒されるのではなくては、相談者も癒されない。私はそう考えて、答えています。人を好きになることができる。性愛で悩むことができる。そのことをネットで相談することができる。そういうシステムの存在がゆるされている。そうしたもろもろはすべて、思えば実に幸せなことです。
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サンマリエ
回答者:サンマリエスタッフ

結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。

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