私は先日、彼にプロポーズされ、両家への挨拶も無事終わりました。
彼は元々口数が少なく、そんな彼だからこそ、
付き合うときの告白もプロポーズも本当に嬉しく、
幸せいっぱいになっていたのですが…。
彼は素直に自分の気持ちを伝えるのが苦手で、
自分から話し出すということがあまりありません。
私と2人きりのときは割と平気なのですが、
我が家に遊びに来たりしていても、なかなか口を開かないので、
両親は対応に少し困り出しています。
例えば、母親が作った料理を食べても、
「美味しいですね」という一言さえ、言えないのです。
今は私が必死に話しかけたりしてフォローしていますが、
おとなしすぎる彼を見て、今後が少し不安になります。
本人も、「もっとみんなと楽しく話せるようになりたい」と、
たまに自己嫌悪になっています。
彼を好きな気持ちはまったく変わりません。
ただ、もう少し口数を増やしてくれないと、
最近は両親にも申し訳なくて…。
少しずつでも自分から言葉を発するようにさせるために、
私はどのように接していけばよいのか、
アドバイスがあったら是非お願いいたします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
あなたが彼の言葉を引き出せるように、リードしてみて
口数が少なくても、やはり人とのコミュニケーションは大事です。
これからの夫婦生活でも、彼の仕事においても、
きちんと自分の気持ちを伝えることは、
トラブルを避けるためにも必要なことでしょう。
最低でも、「自分の感情表現ができるように」
「臆せず、自分の考えを伝えられるように」なれたらいいですよね。
ここは、ぜひ彼に、
「自分の気持ちが言えるように、一緒に練習してみない?」
と提案してみてはいかがでしょうか。
口下手を解消するためには、やはり、練習あるのみだと思います。
最初は、「ありがとうございます」「うれしい」
「美味しい」「楽しい」という気持ちを、
あなたと2人でいる場面で言えるように、彼に促してみてください。
「このお料理、どう?」
「私はとても楽しかったけど、あなたはどうだった?」
と、彼の気持ちを言葉にする場面を作っていき、
返ってきた彼の言葉を「そうね」と無条件に受け入れていきましょう。
あなたが受け止めてあげることで、
彼もコミュニケーションというものの心地よさを、
わかっていくのではないでしょうか。
そしてまた、あなたの方から自分の感情を表現して、
彼のお手本となることも必要かもしれません。
「あなたに○○してもらって、とても嬉しかった」
「今日は疲れているのに、会ってくれてありがとう」
そんな風に、相手からプラスの「いい言葉」をもらえることが、
どんなに気分のいいことか、彼にわかってもらえるように、
あなたも頑張ってみてくださいね。
焦らずに、やるしかありません。
口数が少なくても、自分の気持ちを伝えることで、
人と心が通じ合える喜びが得られる。
それを体験することが、
彼の口数の少なさを克服できるきっかけになるような気がします。