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結婚はしない方がいい?独身でいるメリットとデメリットを解説

結婚はしない方がいい?独身でいるメリットとデメリットを解説

【記事公開日】2023/3/27
【最終更新日】2024/5/17

近年では、結婚に対してネガティブなイメージを持つ人や、パートナーがいても結婚しない人が増えています。
実際に結婚すると縛られることも多くなりますし、結婚しなくても幸せな生活を送る人はたくさんいます。

しかし、独身でいることにはメリットだけでなくデメリットがあることも確かです。「結婚をして良かった」という既婚者もたくさんいます。

そこで本記事では、

・未婚率が上昇している背景
・独身でいるメリットやデメリット
・既婚者に聞いた「結婚をして良かった」と思う理由

これらについて解説していきます。

「結婚はしない方がいいって本当?」「結婚した方がいいのか、独身でいるべきか悩んでいる」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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未婚率の上昇

日本では「生涯未婚率」(=50歳までに一度も結婚したことがない人の割合)が、以下のように年々増加しています。

1970年 男性…1.70% 女性…3.33%
1980年 男性…2.60% 女性…4.45%
1990年 男性…5.57% 女性…4.33%
2000年 男性…12.57% 女性…5.82%
2010年 男性…20.14% 女性…10.61%
2015年 男性…23.37% 女性…14.06%
※参考:表6-23 性別,50歳時の未婚割合,有配偶割合,死別割合および離別割合:1920~2015年|-人口統計資料集(2021)-

特に2000年からの生涯未婚率は急激に増加しており、2015年までの15年間では2倍近くになっていることが分かります。
そのため今後もますます、生涯独身の人が増えると予想されます。

結婚をしたくないという人が増えた背景

では、なぜ独身の人や「結婚をしたくない」という人が増えているのでしょうか。
ここでは、「結婚をしたくない」という人が増えた主な背景や理由を紹介します。

結婚する必要性を感じない

結婚をしたくない理由として、「そもそも結婚する必要性を感じない」という人が多いようです。

というのも、近年ではインターネットなどの娯楽や、一人で楽しめる趣味が増えてきているため、「一人でいても十分楽しい」「パートナーがいなくても孤独を感じない」という人が少なくありません。

また、コンビニやデリバリーサービス、さらに家事代行サービスが普及していることから、誰かに頼らずとも「料理などの家事を十分にまかなえる」というのも理由の一つでしょう。

将来への見通しの不安

終身雇用制度の崩壊や派遣社員の増加、実質賃金の低下などの社会的背景によって、「結婚したくてもできない」という人も増えています。

特に男性の場合、収入が少ないと「家族を養っていく自信がない」という人も少なくありません。

近年では女性の社会進出や男女平等の思想によって、共働き世帯や専業主夫が増えているものの、まだまだ「家計を支えるのは男性」「男性は定年まで働き続けるもの」という考えは根強いです。

また、女性は出産や育児といった局面で、長期的に仕事を休まざるを得なくなることがあります。

その場合、どうしても男性の収入が主な柱となるため、経済力に自信がない男性は結婚を前向きに考えにくくなってしまうのでしょう。

自由を失いたくないと思う人が多くなってきた

結婚すると、独身でいるよりも時間やお金など縛られることが増えるもの。

そのため、「自由さや気楽さを失いたくない」という理由から結婚したくないと考える人は多いようです。

近年では、このように男女ともにライフスタイルを重視する人が増えているため、今後もますます「結婚よりも自由」と考える人が多くなると予想されます。

結婚はしない方がいい?

ここまで、結婚しない人が増加する要因を見てきました。こうした「結婚しない派」の中には、「それでも、無理してでも結婚したほうが良いのかも知れない」と悩んだり、周りに相談したりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際、結婚に魅力を感じないのであれば無理にする必要はありません。自分で結婚しないと決めたなら、その意志は尊重されるべきでしょう。

ただ、「結婚できない」のと「結婚しない」のはまた別です。本心では結婚したいのに何らかの理由で「結婚できない」だけの場合、早めに原因を取り除き、婚活をスタートするべきかも知れません。

実際、既婚者に比べると独身者は、自身の病気や老後の住居など、ひとりでは苦労する場面もあるでしょう。早めの人生設計が大切です。結婚するかどうかは、可能であれば20代のうちに決めておきたいですね。

次の章から、独身のメリットデメリットについて解説していきます。考え方のヒントの1つになれば幸いです。

独身のメリット

ここからは、独身でいるメリットを紹介します。
独身でいる主なメリットは次の通りです。

自分の趣味や好きなことに時間を費やせる

独身でいることの大きなメリットは「自分のために生きられる」ということです。

独身は、すなわち自由です。住む場所、食べるもの、行くところ、買うもの、すべて自由です。転職したり、移住したりといった比較的大きなイベントであっても、周りに大きな迷惑をかけないままで実行できます。仕事や趣味など自分の好きなことに全力投球できます。

収入はすべて自由に使える

独身でいる場合、自分の収入はすべて自分の自由に使えます。

結婚すると、どうしても自由に使えるお金は減ってしまうもの。夫婦によって家計管理の方法はさまざまですが、例えば「夫はお小遣い制で、妻が生活費を管理」という場合、夫が自由に使えるお金はかなり制約されることになるでしょう。

最近では、パワーカップルと呼ばれる共働きで大きな金額を稼ぐ夫婦も増えていると言われていますが、それでも食費・日用品・趣味代などがすべて2倍になります。

さらに、子供が産まれた場合は子育てにも費用がかかることになり、自由に使えるお金はますます少なくなってしまいます。

その点独身であれば、自分で稼いだお金は自分の自由に使えるので、趣味や好きなことにも没頭しやすいでしょう。ゲームや旅行、DIYやエステ・ネイルなどは、独身だからこそ自由に出費できる部類のお金です。

自由な時間が増える

また、お金だけでなく時間も自由です。夫婦の場合、生活リズムがずれていると、寝ている最中に起こされるなどといったトラブルに繋がります。ご飯の時間も合わせる必要があり、逆にトイレの取り合いになることがあります。

また、泊まりで外出したり、終電まで遊んだりすることも、気軽にはできなくなります。

独身の場合はこうした成約がありません。いつでも好きなことを、なんの揉め事もなく実行できます。

自分の人生を自分で決められる

結婚すると、家事や育児のために多くの時間を費やすことになるため、自分のためだけに生きることが難しくなります。

もし一家を支える立場になった場合は、家族を扶養する責任も生まれるでしょう。気軽に転職や独立をすることも難しくなるほか、住宅ローンや子育てといった、責任や負担も増していく可能性があります。また、女性の場合は妊娠や出産、育児などでキャリアアップを諦めざるを得なくなることもあるかもしれません。

独身の場合は、自分1人で責任が完結するため、自分のための人生を謳歌できます。

恋愛や交友関係に制約がない

独身であれば、友人との交流や異性との交際が自由にできます。そのため「交友関係を縛られたくない」「常に恋愛をしていたい」という人にとっては、大きなメリットでしょう。また異性に限らず、友人や両親たちとの関係性を保ちやすいのも、独身ならではのメリットです。

結婚して家庭を持つと、案外、友人や自分の両親などと疎遠になりがちです。家事や育児、仕事などで忙しいと交友関係が狭くなってしまうためです。それまで仲が良かった友人であっても会う時間が少なくなってしまうことも。

しかし独身であれば自由に時間が使えるため、友人や両親たちとも交流しやすいでしょう。

独身のデメリット

独身には非常に多くのメリットがあります。結婚しないほうがいいと思ってしまうのも頷けます。しかし一方で、独身でいるデメリットも存在します。それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。

孤独を感じやすい

独身でいるということは、それだけ一人でいる時間が多いということです。そのため定期的に孤独感に襲われることがあります。

特に、20代後半から30代にかけて、周りの友人たちが次々と結婚していく時期が来ます。先述のように、結婚を期に周囲との関わりが薄くなりがちですが、裏を返せばそれまで気の知れた仲だった友人が結婚することで、疎遠になるリスクもあるのです。

家族や子供と一緒にいる様子を見て寂しくなってしまうこともあるでしょう。また周りの人のライフステージが変わることで、同年代との話題が徐々に合わなくなってきます。これが孤独を感じる要因になります。

独身を貫くのであれば、ある程度の孤独感は覚悟しておく必要があります。

将来的に老後が不安になる

若いうちは実感しにくいかもしれませんが、独身でいると、老後の不安を感じやすくなります。

というのも年齢を重ねると、体の自由がきかなくなったり病気になったりと、健康面での心配ごとが増えていきます。また、体調を崩したときに看病してくれる家族がいないのは心細いものです。

さらに、独身のまま老後を迎えた場合、直面するのがお金の問題でしょう。老後に独身者は既婚者よりもお金がかかります。万が一病気になったときや介護が必要になった場合、一緒に生活を支えてくれる結婚相手や子供がいないため、お金を払って誰かに頼まなければいけません。

独身の場合、介護を頼むにも家事を外注するのにも、そして施設に入るとしても、全て自分の貯蓄と収入でまかなう必要があります。

そのため独身でいる場合、老後にお金がかかることを押さえておき、万が一を想定して人生設計をするのがおすすめです。例えばNISAやiDeCoといった投資の優遇措置や、保険などを調べてみるなど、老後を見据えた貯蓄を検討してみてはどうでしょうか。

家事や生活費を一人で負担する必要がある

独身のメリットとしてお金をすべて自分で使えるという点を挙げました。これは裏返せば、生活に必要なお金もすべて自分で賄う必要があるということになります。

例えば家賃や、自宅用のインターネット、家財類など、夫婦2人でならお金を出し合うことで個人負担を下げられる出費があります。こうしたものの負担率が、独身の場合は高くなります。

また、将来的に自宅を購入したいと考える人にとって、独身は不利です。最近では5組に1組が夫婦で住宅ローンを借りる「ペアローン」を使用すると言われています。

特に東京23区の新築マンションは、2023年時点で平均1億円を超えます。住宅ローンの上限額は年収の25%~35%×返済年でおおよそ計算できます。1億円の物件を1人で購入する場合、年収1000万円でも全く足りません。

【参考】
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20240125c.html
https://www.mizuhobank.co.jp/loan_housing/faq/loanguide/repayment/article07/index.html
https://mirai.smtb.jp/category/column/1712/

パートナーとの絆や支えがない

夫婦で助け合えるのはお金だけではありません。病気の際や、仕事で疲れた際、その他、誰かの助けが欲しいときに、夫婦は真っ先に助け合える関係となります。

また、パートナーがいることで子どもを産み、育てやすくなります。子育ても夫婦で助け合いながら行うことが多くなります。

独身の場合はこうした支えや絆といった要素に頼らない、自立的な生活をずっと送ることが求められます。もちろんルームシェアや同棲といった形でこうした精神的支柱を得ることができますが、夫婦のような法律や道徳で守られた関係ではないことに、注意が必要です。

周囲の目が気になることもある

結婚するのが当たり前であった昔と比べて、今は結婚しない人も増えてきています。とはいえ、いまだに「結婚するのが普通」という価値観は根強く残っています。

そのためずっと独身でいると、家族や親戚、友人などから「なんで結婚しないの?」と不思議がられたり、「ずっと独身でいるなんて変わった人」というレッテルを貼られてしまったりすることも。

もちろん「他人からどう思われようと構わない」という人であれば問題はありませんが、他人の目が気になってしまうタイプの人だと、独身でいるのはつらいことかもしれません。

結婚はしない方がいい人はどんな人?

ここまで、独身にメリットとデメリットの両方があることをお伝えしてきました。では、結婚しないほうがいい人というのはどういった人でしょうか。独身志向の方の頭の中には、例えば下記のような考えがあります。

自分の時間やお金を自由にしたい人

まずは自由を重んじ、束縛を避けたい人でしょう。夢中になれる趣味や仕事があり、それらに向こう数年を注ぎ込みたいという考えがあれば、その思いに従ってみるのも手です。自分の時間やお金を犠牲にしたくないと強く感じる場合、結婚しないままのほうが幸せである可能性が高いと言えます。

目標達成のためには結婚を諦める必要がある人

人生に夢や目標があり、結婚は不要もしくは邪魔だと思っている人も、結婚しないほうがいいでしょう。特に、10代・20代の間は自分の人生が少しの行動で大きく変わることが多々あります。

大切な目標があって、それにむけて努力できる環境が整っているのなら、その夢を優先して生きてみたほうがきっと楽しいはず。結婚は夢を叶えた後、あるいは諦めた後でも、可能です。

一人の時間を大切にしたい人

また、誰かと一緒にいることがストレスに感じる人も結婚には向きません。

誰かと過ごすよりも一人でいる方が気楽、家の中に他の人がいると落ち着かない、ルームシェアやシェアハウスなんて考えられない…。そんな思いが強い場合、無理に結婚しても「孤独感を感じない」という大きなメリットを実感できない可能性があります。

結婚というシステムに魅力を感じない人

たまに、「パートナーは欲しいと思っているが、結婚というシステムには魅力を感じていない」という人がいます。会いたいときに、会いたい人と自由に過ごせる生き方を魅力に感じる人もいますし、契約じみた手続きや束縛感が面倒という場合もあります。また、「結婚について異存はないが、まわりの既婚者が不幸そうにしている」という場合もあるでしょう。

結婚というシステムに魅力を感じない人には、下記の記事で紹介しているような傾向があります。「自分はどうだろう?」と疑問に思ったら、覗いてみてくださいね。
結婚に向いてない人の特徴を男女別に紹介

既婚者に聞いた、結婚をして良かったと思う理由

前章とは逆に、結婚して良かった!と感じる人も多くいます。その人たちは、結婚のどのような部分に魅力を感じているのでしょうか。

日々がより楽しくなった

結婚するということは、好きな人と毎日一緒にいられるということです。結婚した人からは「日々がより楽しくなった」という声があります。

平日休日問わず、何気ない日常でも、好きな人と一緒であれば楽しいもの。また、良いことや嬉しいことがあったときに、ともに喜びを分かち合えます。このような幸福感を感じられるのは、結婚の大きな魅力と言えるでしょう。

いざというときの安心感

結婚することで「何かあったときに支えてくれるパートナーがいる」という安心感が得られます。
困ったときに相談できたり、体調が悪いときに世話をしてくれたりする相手がいるというだけで、心の支えになります。

特に年齢を重ねて老いたときに、独身だと心細いものです。その点結婚していれば、お互いに協力し合ったり励まし合ったりできるので、何かと心強いでしょう。

経済的に楽になった

近年では共働きの夫婦が増えているため、結婚したことで「経済的に楽になった」と感じる人も多いようです。
夫婦で働いていれば単純に収入が2倍になるため、生活費などを折半できます。
また、夫婦のどちらかが病気などで収入を得られなくなった場合に、もう一人の収入でまかなえるというメリットもあります。

このように、経済的なリスクを分散できるのも「結婚して良かった」と思える理由の一つでしょう。

もちろん、ここまでご紹介した結婚のメリットは「同棲」「事実婚」でも実現します。それでも結婚という選択をした人はどのような考えだったのでしょうか?詳しくは下記のページで紹介しています。
婚活で「この人と結婚したい」と思った理由は?

まとめ

「結婚はしない方がいい」と考える人や、結婚に対してネガティブなイメージを持つ人は増えていますが、結婚によって得られるものがたくさんあるのも事実です。

そのため、固定観念や思い込みにとらわれすぎず、今一度「自分は結婚したいのか・したくないのか」をじっくり考えてみることをおすすめします。

もちろん結婚しないことも選択肢の一つなので、自分にとってベストな道を焦らず決めてくださいね。


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