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カップルが会う頻度って普通はどのくらい?なかなか会えないときの対処法も紹介

カップルが会う頻度って普通はどのくらい?なかなか会えないときの対処法も紹介

【記事公開日】2023/7/12
【最終更新日】2024/10/18

恋人がいる皆さんにとって、世の中のカップルはどのくらいの頻度で会うのか、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

付き合い始めたまでは良いものの、相手を詳しく知らないうちは、どのくらいの頻度で会うべきか、ピンと来ないかもしれません。頻繁に連絡するのも嫌われそうだし、とはいえ連絡を控えると、飽きられたり、浮気されたりしないか心配になってきますよね。

今回は、カップルの会う頻度についてと、頻度ごとのメリット・デメリット、さらに、なかなか会えないときの対処法も紹介します。

普通のカップルは1カ月でどのくらい会う?

そもそも普通のカップルは、どのくらいの頻度で会っているのでしょうか?

20代前半までは恋人と毎日でも連絡していた方も、20代後半から30代になってくると、相手も仕事でいそがしくなりがちで、連絡をどうするべきか悩み始めるかもしれませんね。

女性向けメディア「Spicomi」は、20~30代を中心に、2021年にカップルの付き合い方に関するアンケートを行っています。

そのなかで「恋人との連絡頻度はどのくらいですか?」という問いに対し、209人中、実に182人(87.1%)の方が、1日に1回以上は連絡していると回答。また、「恋人と会う頻度はどのくらいですか?」という質問に対し、会う頻度は1週間に1回以上と応えた方が過半数という結果になりました。

アンケートをもとに考えると、普通のカップルは1週間に1回程度会うのが多数派であると考えられます。

ちなみに「恋人と電話する頻度はどのくらいですか?」という質問に対しては、「ほとんどしない」が26.8%で最多、「毎日する」が19.1%で2番手と、両極端な結果でした。普段はメールやLINEなどのSNSでのやり取りで完結させ、会ったときにしっかり話したいというカップルがいる一方で、毎日でも声をしっかり聞きたい、しっかり会話したいと考えている方も多いようですね。

会う回数が多いカップルのメリット

会う回数が多いカップルは、一緒に過ごす時間が長く、相手のことをより深く知ることができます。結果として、強い絆を構築しやすいのがメリットです。

たとえば一緒に旅行したり、新しい場所を訪れたりすることが、会う回数が少ないカップルよりも簡単で、思い出をたくさん作れます。

さらに、気軽に会える間柄であれば、どちらかの家でなにもせず過ごすまったり系のおうちデートや、一緒にご飯を作るといった予定もいれやすくなるはず。結果として絆を構築する確度が高く、スピードが早いお付き合いができます。

会う回数が多いカップルのデメリット

デメリットもあります。会う回数が多いカップルは、お互いに強い依存関係を築きがち。依存するだけなら良いのですが、共依存関係になり、相手がなによりも最優先となってしまうと、生活に支障がでます。

たとえば、恋人以外と会わなくなることで、交友関係が減ってしまいます。これまで土日に遊んでいた友人や、平日に飲みに行っていた同僚などと疎遠になり、結果として1人の時間が増え、孤独になります。これが相手への依存をさらに深める悪循環に繋がってしまうと、会えないストレスがたまり、健康を損ねてしまうことも。

また、自分がたくさん会いたいと思う一方で、相手はそれほど会いたいと思っていない場合、ささいなことでトラブルになり、お互いの関係が徐々に冷めてしまうことも。歳を重ねるごとにお互いの抱える仕事や人付き合いは増えますから、頻繁に会わないと落ち着かないなど、共依存に陥っていると感じていたりする場合は、ストレスにならない範囲で1人の時間を作ることも大切です。

会う回数が少ないカップルのメリット

ここまでは、会う頻度の高いカップルについて紹介してきました。ここからは会う頻度の低いカップルについて紹介します。一見、会う回数が少ないことはデメリットに感じてしまいますが、実は会う頻度が低いからこそのメリットも存在します。

会える時間が大切になる

まず、会える時間がより充実したものになるメリットがあります。一緒に過ごす時間が短いぶん、会ったときにお互いの大切さを感じやすく、一緒に過ごす時間を充実させられるのがメリットです。

マンネリ化という言葉には無縁の、特別感がある日々を過ごせます。

デート代がかからない

楽しいデートには、お金がそれなりにかかります。遠距離恋愛であれば、1回のデートで数万円かかるのは当たり前、10万円かかってしまうことも珍しくないのではないでしょうか?

一方で会う頻度が低ければ、デートの出費は抑えられます。その分、自分が自由に使えるお金にすることもできますし、次のデートの資金として確保することも可能でしょう。

会う頻度が少なければ、デート代の捻出もしやすくなります。1回毎のデートを豪華にできるため、フルコースの料理を食べたり、ちょっと豪華なホテルに泊まったり、いいプレゼントを買ったりなど、カップルとしての特別感を演出できるでしょう。

次に会う機会が待ち遠しくなる

会う頻度が低いと、一緒にいる時間が特別なものになります。

会わない時間が長い分、次に会う機会が楽しみになります。次のデート計画を練る際も、行きたい場所をじっくり探したり、スケジュールを考えたりする時間をたっぷりと用意でき、ワクワクする待ち遠しさはさらにアップ!

遠距離恋愛なら、お互いの住む街を案内したり、二人の住む中間地点で落ち合ったりできますよね。デートコースの選択肢が増えるのもメリットと言えるでしょう。

会う回数が少ないカップルのデメリット

一方で、会う回数が少ない場合、やはり寂しさや孤独感を感じます。この孤独感が、デメリットの根源です。

信頼関係を築くのが難しくなる

会う頻度が低く、会えない期間が長くなると、パートナーが何をしているのか、どのように感じているのかを確認しにくくなります。会う頻度が低い以上、相手が仕事で忙しいことも多いでしょう。体調や人間関係を確認する方法が限られ、信頼関係を築くことが難しくなります。

また、「こんなに相手を考えているのに、それに応えてくれない」といったトラブルにも繋がりやすくなります。

なかには「自分のことが好きではないのでは?」「ただ利用されているだけで、用が済んだらフェードアウトさせられるのでは?」という疑念が晴らせなくなり、ストレスを感じてしまう人もいるようです。

遠距離の場合、費用や労力がかかる

また、遠距離恋愛の場合、会いに行くだけでも労力やお金がかかります。

たとえば東京と大阪を新幹線で往復するだけでも、新幹線の費用は29,440円かかります。夜行バスの場合は半額程度に抑えられますが、その代わりに時間がかかるため、かなり体力を消耗します。

さらにそういったときに限って、計画が流れてしまうことも…。長期休暇の場合は全国的に渋滞が発生しやすいですし、お盆は台風、年末年始は雪に振り回されるリスクがあります。

結果的に、会えないストレスと戦いながら、交際を続けていく必要があります。

会う頻度が少なくてもうまくいくカップルの共通点

では、こうしたデメリットを乗り越えて長続きするカップル、成婚につながるカップルにはどのような特徴があるのでしょうか。

お互い自分の時間を大切にしている

お互い自分の時間を大切にしているカップルは、互いの個別の趣味や興味を尊重し、それぞれが自分自身で充実した時間を過ごすことを重視しています。

パートナーの個別の活動や趣味に対して興味を持ち、励まし合い、応援することができます。また、お互いの時間を重視することによって、パートナーとの共有時間をより豊かなものにすることもできます。

急に会えなくなっても気にしない

お互い自立しているカップルは、仕事などの事情でデートがキャンセルになっても、それに対して怒ったり悲しみを伝えたりせず、次のデートに気持ちを移すことができます。

ドタキャンになっても喧嘩せず、次の日程調整をすぐにスタートできる傾向が見られます。「今日は無理だけど、◯◯日はどうかな?」といえるカップルは長続きしやすいと言えますね。

素直な気持ちを伝えている

会う頻度が少ないと、お互いの気持ちを直接やり取りする機会は限られるもの。愛情表現を惜しまずに相手に伝えているカップルは、頻度にかかわらず強い信頼関係でつながっています。行動でわかるはず、察してくれるはず、とどちらか片方でも思い込んでしまうと、想いの行き違いにつながります。

あくまで言葉に出してきちんと相手に伝えているカップルほど、会う頻度にかかわらずうまくいっています。素直な気持ちを伝え続けることが大切です。

相手を思いやる気持ちがある

ここまでの特徴を総合すると、相手への思いやりがあるカップルほど、会う頻度にかかわらず、いい関係を築きやすいと言えそうです。

会う頻度が低いカップルは、お互い仕事で多忙だったり、距離の関係でなかなか会えなかったりというハードルがあります。思いやる気持ちがあってこそ、会えない間も恋愛を楽しめるのではないでしょうか。

仕事や付き合いで恋人と会う頻度が少なくなるときの対処法

社会人は、仕事が忙しい時や、出張が多いなどの理由で、どうしても会う頻度が減ってしまいがちです。他人との付き合いで恋人とのデートの約束をキャンセルしなくてはならないときもありますよね。

でもやっぱり、好きな相手である以上、しっかり関係値を深めていきたいものです。この章では、会う頻度の少ないカップルに向け、低頻度でも仲良く交際を続けられる秘訣をお伝えします。

1. 頻繁に連絡を取り合う

連絡の頻度が少ないカップルのなかには、「普段どういった会話をするのがいいか」が分からない、という人がある程度います。特に付き合い始めてから間もないカップル特有の悩みになることが多いですね。

しかし、ここで避けたいのは、いくら連絡をしなくてはいけないからと、まるで「日報」のような連絡ばかりになってしまうこと。これでは、相手も返事しにくかったり、そもそも面白くないと思われてしまったりするかもしれません。

メッセージや電話で連絡をする際のコツは、日常の近況だけでなく、思いを共有することが大切です。相手や自分が忙しい場合でも、「今日も大好きだよ!」など、気持ちを込めたメッセージだけでも送ってください。

相手とのコミュニケーションを絶やさないようにして、いつでも気軽に連絡してほしいという意思表示をすることが、連絡の頻度を増やすタネになりますよ。

2. スケジュールを調整する

お互いのスケジュールを調整して、会う時間を作る努力も大切です。

忙しい時期や予定が合わない場合でも、たとえば相手のオフィスのロビーで待ってみたり、少しの時間でも会う機会を作ってみたりすることで、お互いの関係を維持できます。

この際、ドタキャンは絶対NG!相手を落胆させてしまうだけでなく、喧嘩などのトラブル源になってしまいます。

遠距離恋愛で交通費がかかるなら、ちょっと節約してみましょう。
たとえば身近な節約方法としては、
・毎日ペットボトルのジュースを買うのをやめ、水筒にする(節約金額 4,500円/月)
・飲み会を月1回減らす(4000円/月)
・いつも捨てている本や服をフリマで売る(2000円/月)
・余計なサブスクを解約(1000円/月)
・現金払いからポイントの貯まるクレジットカードにする(月10万円・1%還元の場合、1000円/月)
・スマホを格安SIMに変える(2500円/月)

という習慣をつければ、2ヶ月で東京大阪を新幹線で行き帰りできるお金が貯まりますよね。遠距離カップルのなかには、こうした地味な努力を続けている人が多いのです。

3. 距離を縮める努力をする

遠距離恋愛でないカップルなのにも関わらず、会えない期間が長くなる場合は、自分または相手、あるいは双方が、そもそも相手のことをそれほど重要視していないという可能性があります。

もし思い当たるフシがあるなら、距離を縮める方法を模索してみましょう。たとえば、仕事終わりのタイミングで、晩ごはんを一緒に食べるなどの時間を作ってみては。

デートが出来なくても、相手の会社から家まで一緒に帰ったり、車が運転できるなら、相手の仕事帰りや飲み会帰りに、お迎えに行ってあげたりするのも好感度を高められるチャンス。こうした工夫の積み重ねが、相手に自分の真摯さを伝えるきっかけへと繋がっていきますよ。

遠距離恋愛の場合は、オンラインツールを活用してみましょう。現代では、お互いの顔を見ながらコミュニケーションができるビデオ通話やオンラインデートが数年前にくらべて遥かにしやすくなりました。LINEやZOOMなどのビデオ通話だけでなく、オンラインゲームやSNSなどのツールも活用してみては?

4. 信頼関係を築く

会える機会が少なく、時間が限られている場合でも、相手との関係を大切にする努力が大切です。

たとえばよく言われる「仕事で忙しい」は、本当に24時間仕事に追われている人も、それほど忙しくないけど、仕事で疲れているなかで会おうと思えないと感じる人も、同じように使うフレーズです。

そこに信頼がないと、「じゃあ一体いつ会えるの?」など、ささいなことから喧嘩になってしまい、関係性がこじれてしまうことも。

自身の仕事が忙しい場合は、仕事のスケジュールが埋まってしまう前に会う予定を入れる、あるいは10分でも20分でも、相手のための時間を空けてあげるといった工夫をすることが、信頼獲得のきっかけになります。

そして、どれくらいの頻度で会うのがお互いの理想か?をしっかりすり合わせてみましょう。現在の頻度で満足しているのか、頻度が少ないことで相手に不満を抱かせていないか、相手の気持ちを確認しておけば、会えない間の不安や不満を軽減できるはずです。

お互いに理解し、努力することが大切になってきます。

恋人に会えない時の過ごし方

会う頻度が低くてもうまく行っているカップルは、会えないときにどのような過ごし方をしているのでしょうか?

恋人以外に気心知れた仲間がおらず、いつもひとりぼっち…という生活は、注意信号です。ちょっとした不満が爆発してしまったり、別の異性が近寄ってきたりして、最悪、浮気や失恋に繋がってしまうかも。

会う頻度が低いカップルは、会わないときの過ごし方も上手です。何をして過ごしているか、見ていきましょう。

同性の友達と遊ぶ

まずは、同性の友達を作り、遊んで過ごすという意見が目立ちます。中学や高校時代の友人と変わらず過ごすという人もいれば、社会人になってからの同僚や、趣味のサークルやジムなどの教室で知り合った人と打ち解けて、プライベートでの交友につながることも。

趣味に没頭する

何かに夢中になっていると1週間があっという間というのはよくあること。会わない期間が寂しくても、趣味に没頭することで、会えない時間の辛さが減ります。なかには将来に向けて勉強や仕事をしている人もいますし、恋人との将来的な同居を見据えて、転職に向けたキャリアアップを目指す人もいます。

次のデートの計画を立ててみる

少し遠くまで旅行する計画を立てたり、テーマパークのチケットを準備してみたり。こうした準備の時間も、ワクワクしますよね。今では動画サイトでVlogなどが多数集まっており、行ったことがない場所の下見がオンラインで簡単にできるようになりました。観光地や観光列車なども増えており、どういったデートをするか、どこへ旅行に行こうか…と考えているだけで半日過ごしてしまった、という意見もあります。

まとめ:大切なのは「思いやり」

一般的に、女性は男性よりも頻繁に相手と連絡したり、会ったりしたいと感じる人が多いようです。

しかし、自分が寂しいという理由で相手を制限するようなことは避けたいもの。好きという感情を「面倒」という感情が上回ってしまうと、あっさり恋愛関係が終わってしまう…そんな失敗談もよく聞きます。

なかなか会えない間柄こそ、大切になるのは「思いやり」です。相手が仕事もプライベートもうまくいくように、自分はなにができるか?を考えれば、今よりもさらに良い恋愛ができるでしょう。


記事監修者

再木 奈生

シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ

企業・教育現場において述べ100,000人以上の個別カウンセリングやスーパービジョンを実践中。
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
監修者のコメント

社会人になると、なかなかデートの時間がとれないということもあるでしょう。ただ、毎日会えばうまくいくというわけではないのが恋愛の難しいところ。恋人同士の会う頻度は、お互いが孤独にならないようよく話し合いながら決めていくと良いですね。

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