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恋愛攻略法
30代のデートは、ちょっと大人なデートプランにすることが大切です。せっかくのデートなのに、20代と同じように、朝まで食べて飲んで、遊んで、はしゃいでというデートでは、相手にガッカリされてしまいます。初めてのデートでどこへ行くか、何をするかということを相手はしっかりチェックしています。
では、30代らしいスマートな大人のデートを成功させるためには、どんな点に気をつければ良いのでしょうか。
今回は、30代カップルのデートプランや初めての婚活デートのポイントについてご紹介します。
デートといえば、映画やテーマパーク、ドライブ、ショッピングなどが思い浮かぶでしょう。どれも行き先としては無難ですが、30代カップルのデートプランとしては少々物足りないかもしれません。相手も20代の頃に何度も行って、飽きている可能性があります。
朝から待ち合わせをして、夜まではしゃぐようなデートは、30代には向いていません。30代は仕事が忙しくなって、プライベートな時間が取りづらくなる年代でもあります。休みの日の午前中は、お互い休息の時間に当てるなどして、一緒に過ごすのは午後からにしたほうが、体力的にも疲れず、充実した一日になりやすいでしょう。やや遅めのランチからスタートするような、ゆったりと落ち着いたデートプランをおすすめします。
年を重ねるとライフスタイルがしっかりしてくるため、若い頃のように「恋人と常に一緒にいたい」という思いはそれほど強くなくなり、会う時間の長さや回数を重視しなくなる傾向があります。30代で未婚の人は、男性も女性も仕事が忙しい人が多いとは思いますが、お互いの予定が合う日には仕事帰りに約束を取り付けて、一緒に食事に行けるかもしれません。
もっとも、責任のある立場になると、そうはいきません。平日にはなかなか会えずに週末の1日だけ、または休みが不定期の場合は10日程度に1回の頻度になることもあります。
それでも、信頼し合っていれば、別れの危機が訪れる可能性は低いでしょう。たとえ会える回数が減っても、相手への思いは変わらないまま関係を続けられるのが、大人のカップルの付き合い方です。
楽しく盛り上がれるデートも良いですが、ありきたりな行き先ばかりでバリエーションがなくなってきたら、お互いのことがもっとよくわかる、こんなデートはいかがでしょうか。ゆったりとした時間を一緒に過ごすことで、関係をさらに深められるでしょう。
30代になると、プライベートだけでなく、社会人としての付き合いもあるため、それなりにお店やスポットを知っているはず。そこでお互いのお気に入りのお店やおすすめの場所を、相手と共有してみましょう。相手の思い出の場所に行けば、相手の趣味や性格がわかるだけでなく、その場所のエピソードについて語り合うことで、お互いの関係を深めるきっかけになります。
普段仕事で忙しい30代の二人にとって、休日は貴重な休みです。相手のことを思いやりつつ、自分の疲れも癒せるような場所がおすすめです。岩盤浴など男性と女性が一緒に楽しめる温浴施設もあり、二人でリラックスできるデートスポットとして注目されています。
ちょっと足を延ばして日帰り温泉に行けば旅行気分も感じられ、いつもとは違うデートを楽しむことができます。
定番のデートコースなら、いつもとは違った雰囲気にしてみましょう。例えば、映画デートなら、昼間ではなくレイトショーに出かけてみてはどうでしょうか。子供や家族連れ、学生のカップルが少なくて、落ち着いて映画に集中できるでしょう。少し時間をずらすだけで、定番のデートコースもグッと大人っぽくなります。
婚活で知り合った相手とのデートは、目的意識がはっきりしているため、なんとなく身構えてしまうかもしれません。初デートは気負いすぎずに、2回目につながるような工夫を心がけましょう。
緊張した状態では、実際よりも時間を長く感じ、疲れてしまいがちです。相手に気を使っている最初のデートは、短時間で楽しめるような企画にすると良いでしょう。盛り上がった場合でも、ダラダラと長引かせるよりは「また今度ゆっくり話しましょう」と、切り揚げたほうが「もう少し話したい」と思わせることができ、「この人、なぜこんなに早く帰ろうとするのだろう」「私のことが嫌いになったのか？」と相手のことが気になりませんか？
初めてのデートは、昼間がおすすめです。明るいうちに会うとお互い警戒することなく、落ち着いて相手の印象を見定めることができます。ランチデートなら帰りの電車の時間を心配することがないため誘いやすく、健全な一面をアピールして好印象を与えられます。
初めてのデートでどこに行くかはとても大事です。デートの行き先の選び方によって、選んだ人の印象が大きく左右されてしまいます。相手が喜びそうで、かつ印象に残るような場所を選びましょう。
例えば、夜景がきれいなところや話題のお店などは、行くだけでお互いの気分や会話も盛り上がります。相手の趣味や行きたがっていたお店などをさりげなくリサーチしておくと、好感度アップも期待できます。
交際相手とのデートと気になる異性とのデートでは、目的もお互いの気持ちも異なります。では、婚活で出会った交際前の異性とデートに行く際は、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
まだお互いのことをよく知らない関係での遠出は、控えましょう。長い移動は、付き合う前の二人にとって、会話のない気まずい時間になってしまう可能性があります。同じ理由で、待ち時間が長いテーマパークや、目的地が遠いドライブデートも付き合う前の婚活デートにはなじみません。遠出は、付き合ってからの楽しみにとっておきましょう。
「気になる相手とのせっかくのデートだから」と、ちょっと無理して高級レストランを予約するという人もいるかもしれません。しかし、初デートで高級レストランに行くと、交際に発展してからのハードルが上がり、次のデートプランに困ってしまいます。高級レストランは、誕生日や告白など特別なタイミングで利用しましょう。
相手の好みや趣味がわからないと、どこに行けば良いか迷ってしまいます。そんなとき、出会いの場が結婚相談所なら、デートプランについてアドバイスをしてもらえます。
特に、仲人型の結婚相談所は、担当のスタッフが相手に求める希望や趣味を含めてマッチングを行います。二人をマッチングさせてくれたスタッフなら、的確なデートのアドバイスをしてもらえるでしょう。
デートは二人で楽しい時間を過ごすとともに、考え方や趣味などお互いのことを知るための大事なチャンスです。20代の頃のように楽しさ優先だったり、自分をアピールすることだけを考えたりしてしまうと、「相手が楽しめているか」というところまで気が回らなくなってしまいます。そうすると、せっかくの意気込みが空回りして「自分勝手な人」「一緒にいてもつまらない人などと」、マイナスの印象を与えてしまうので気をつけましょう。
一緒に過ごす時間や同じ体験を積み重ねることで、二人の共通の思い出も増えていきます。婚活をしていると結果を急ぎがちですが、余裕を持って少しずつ一緒の時間を増やしていくことを意識しながら、お互いの良いところも悪いところもしっかりと見られるように心がけましょう。
