2022.01.05
「冬とじゃがいもの話」
じゃがいもは、そのかたちが奇怪なため、
人々が口にするまでには、ずいぶんと永い年月がかかっています。
フランスの宮殿では当初鑑賞用として栽培され、
マリーアントワネットが髪飾りにしたといわれています。
又、フランス王ルイ16世にいたっては、
飢饉が起きた時に常に人民にじゃがいもを意識させるため、
自分の衣服のボタンの穴に、じゃがいもの花をさしていたといいます。
日本では17世紀の初めにインドネシアのジャカルタからやってきました。
「ジャカルタから来たいも=じゃがたらいも」がなまって
「じゃがいも」になったといわれています。
その後、江戸時代に何度もあった飢饉のたびに、
飢えをしのぐための作物として広がったようです。
じゃがいもはフランス語で「大地のりんご」と呼ばれ、
ビタミンB1はもちろん、ビタミンCやカリウムを多く含み、
野菜の少ない冬に真価を発揮する立派な機能性食品といえます。
少し武骨でもしっかりと栄養があり、
価格も高くない、これって私達が目標に出来る
人間像に被っている様な気もします。
寒い冬に一踏ん張りして、しっかり人間力を貯めて
暖かい春をパートナーと共に迎えましょう。
あ、料理する時じゃがいもの芽は取って下さいね。
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