結婚相談所のおすすめはどこ?目的別に失敗しない選び方を解説!
【記事公開日】2019/11/29
【最終更新日】2025/1/17
目次
「今年こそ頑張って婚活する!」と気合を入れてリサーチを始めた人が最初につまづくポイントがあります。それは「いざ結婚相談所を探そうと思っても、種類が多くてどこを選べばいいかわからない!」ということ。
結婚相談所にはいくつか種類があります。闇雲に調べるだけだとその違いがわかりにくく、結婚相談所選びを大失敗してしまうかも。
この記事では、結婚相談所の選び方、仲人型・データマッチング型・インターネット型の違い、それぞれの特徴やメリット、料金、サポート体制などを紹介いたします。
ひと目で分かる結婚相談所の比較表で、あなたに合った結婚相談所探しの参考にしてみてくださいね。
結婚相談所を選ぶ基本的なポイント
結婚相談所は、大きく分けて「仲人型」「データマッチング型」「インターネット型」の3つのタイプに分けられます。
まず「仲人型」は、経験豊富な仲人が、お見合い相手探しから交際、結婚までを親身にサポートしてくれるのが特徴です。親身なサポートを受けられる一方、費用が高めになる傾向があります。また、担当の仲人との相性が重要になる点も考慮しておきましょう。
次に「データマッチング型」は、会員データベースから条件に合う相手を自分で探すことができます。多くの候補者の中から相手を選べる、費用が比較的安いというメリットがある一方、自分から積極的に行動する必要があり、サポート体制は限定的です。
最後に「インターネット型」は、オンライン上で相手探しから交際までを行うことができます。費用が安く、手軽に始められるというメリットがある一方、対面でのサポートは少なく、真剣度が低い会員もいる可能性があります。
信頼できる相談所の見分け方
結婚相談所を選ぶ上で、信頼性は非常に重要です。
その際のポイントとしては、会員や成婚データなどを誠実に公表している、透明性の高い結婚相談所であることが1つの基準です。
また、特定非営利活動法人 結婚相談業サポート協会(MISA)や一般社団法人 日本結婚相談所連盟(IBJ)などの団体が定める基準をクリアしている相談所は、一定の信頼性を担保しています。こちらも1つの目安になるでしょう。
団体に加盟している結婚相談所は、加盟企業同士の会員情報にもアクセスできるため、婚活時に気になる人と出会う可能性も高まります。
システムや活動内容の透明性
サービス内容や料金体系、成婚までの流れなどが明確に開示されているかどうかも確認しておきたいポイントです。ホームページで情報が公開されているか、無料相談時に丁寧な説明があるかなど、疑問点を解消してから入会するようにしましょう。
スタッフの質と対応
親身になって相談に乗ってくれる、経験豊富なカウンセラーが在籍しているかどうかも重要なポイントです。カウンセラーの経歴や実績、相談しやすい雰囲気かどうかなど、実際に会って確かめてみましょう。
料金とサービス内容のバランス
結婚相談所によって、料金体系やサービス内容は大きく異なります。
・かかる費用
入会金、月会費、お見合い料、成婚料 など、相談所によって料金体系はさまざま。
入会金は、数万円から数十万円と幅があります。また、登録料や初期活動費など、初期費用として必要な項目も確認しておきましょう。
月会費は、1万円前後が一般的ですが、サポート内容によって異なります。お見合い料や交際サポート費などが含まれている場合もあります。
成婚が決まった際に支払う成婚料は、数十万円が相場ですが、相談所によっては成功報酬型で、成婚料が無料のところもあります。
・自分の予算に合った料金プランがあるか
料金だけでなく、サービス内容も比較検討することが重要です。
プロのカメラマンによる写真撮影や自己PR文の作成をサポートしてくれるプロフィール作成サポート、お見合い相手紹介はどういった相手を月に何人ほど紹介されるか、追加で課金されることはないか、条件をきちんと確認します。また交際アドバイス、婚活セミナーなど、充実したサービスを提供している相談所を選びましょう。デートプランの相談、コミュニケーションの取り方、交際中の悩み相談など、きめ細かいサポートがあると安心です。無料相談などを活用して、複数の相談所のサービス内容を詳しく聞いてみることをおすすめします。
利用者の評判と実績
評判や実績は、実際に利用した方の声を参考にしましょう。SNSの情報には嘘と本当が混ざっています。ネット上の口コミサイトや比較サイト、Youtube動画、Googleマップのレビューなどを参考にしながら、なるべく信頼できる情報源を当たりましょう。成婚率や会員数などの、客観的なデータを比較するのも手です。
ただし、成婚率はあくまでも目安。結婚相談所との相性がより大切です。詳しくはこちら。
結婚相談所のからくりとは?成婚率の算出方法や定義を解説
セキュリティ面
セキュリティ面を重視する人は、プライバシーマークを取得している結婚相談所を選びましょう。
【プライバシーマーク制度とは】
※個人情報の保護体制に対する第三者認証制度です。個人情報保護体制の基準への適合性を評価し、一般財団法人日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC) が使用を許諾します。Pマークと通称されています。https://privacymark.jp/system/about/index.html
目的別おすすめの結婚相談所
結婚相談所は、それぞれに強みや特徴があります。どのように婚活を進めたいかが、結婚相談所選びにおいて重要です。
早く結婚したい人
早く結婚したい方には、担当の仲人が、あなたの個性や希望に合ったお相手を厳選し、お見合いから交際、結婚までをサポートしてくれる「仲人型結婚相談所」がおすすめです。
仲人型の結婚相談所
仲人型の結婚相談所は、結婚を真剣に考えている会員が多く、成婚までのスピードが速いのが特徴です。
※料金は1年間活動した時の最安プランを記載しています。税込で計算しています。
・サンマリエ
創業40年を迎える老舗、専任のプロ仲人による丁寧なサポートに定評があり、いつでも何度でも無料で相談できる。20代、ひとり親、他社からの乗り換えの場合、初期費用が割引になる。
カジュアルコース 359,000円~
・パートナーエージェント
コーチングシステムなどデータによる多彩なサポートと多くのキャンペーンがある。20代のほか、30〜31歳に限定した割引プランも。
ライトコース 101,200円~
データマッチング型の結婚相談
・オーネット
業界最大手で自社会員約1.5万人。会員数が多く年齢層が幅広いのでどの年代の人でも活動しやすい。
オーネットプラン 139,150円〜
・ゼクシィ縁結びエージェント
リクルートグループの信頼がある。20代~30代の層が厚い。
シンプルプラン 42,900円〜
・ノッツェ
最近は専任カウンセラーがつくコースも追加されている。連盟のデータベースが利用可能で出会いの幅が広い。
ベーシックコース 213,950円〜
質の高い相手と出会いたい人
次に価格を軸にして比較検討してみましょう。質の高い相手と出会いたい方には、「ハイクラス向け結婚相談所」があります。
ハイクラス向け結婚相談所
医師、弁護士、経営者など、ハイクラスの会員が多く在籍している結婚相談所。厳しい入会審査を設けているところが多く、質の高い出会いを求める方におすすめ。
・誠心
会員の約8割が医師、弁護士、公認会計士などの専門職、ハイクラス層向けの結婚相談所。
入会金 159,500円〜
・クラブオーツー
上場企業の経営者やエグゼクティブなど、富裕層向けの結婚相談所。様々な分野の専門家(イメージコンサルタント、ヘアメイクアップアーティストなど)によるサポートを受けることができる。
婚活講座が充実している結婚相談所
「婚活講座が充実している結婚相談所」もおすすめです。
・マリーミー
心理学に基づいた婚活講座や、個別カウンセリングが充実しており、内面から魅力を高めることができる。美容、ファッション、関係構築などのセミナーやワークショップを提供。
リーズナブルコース 49,280円〜
価格を重視する人
費用を抑えたい方には、オンラインでの活動が中心となるため、従来の結婚相談所に比べて費用を抑えることができる「インターネット型結婚相談所」があります。
低価格で利用できる結婚相談所
インターネット型結婚相談所
・エン婚活エージェント
無店舗型の結婚相談所。成婚料、お見合い調整料、相談料、解約料が不要。
インターネット型 25,080円~
・naco-do
20代向けのオンライン結婚相談所で、初期費用を抑えて活動することができる。
インターネット型 44,000円~
・マレル
30代向けの結婚相談所で、婚活よりも「eラーニング」を前面に押し出す。シンプルな料金体系。
ライトプラン 19,756円~
結婚相談所選びの注意点
結婚相談所に入会する前に、いくつか注意しておきたい点があります。
契約前に確認すべきこと
どのようなサービスが含まれているのか、契約前に具体的に確認しましょう。料金体系についても、入会金、月会費、お見合い料、成婚料など、どういった要素で構成されているかを把握しておくことが後々のトラブル防止になります。契約後、一定期間内であれば無条件で解約できるクーリングオフ制度が適用されるかを確認することも重要です。
その他にも、結婚相談所によっては、年齢や職業、年収などの入会条件が設けられている場合があります。条件を満たしているか、事前に確認しておきましょう。特にハイスペック向けの結婚相談所では年収などのいわゆる「足切り」要素があり、無理に入っても「自分に合う相手がいない」という場合があります。
入会条件を満たしているか
正直に自分のスペックを提示した上で入会条件を問い合わせる。
追加料金の有無
お見合い料や交際成立料など、相談所によっては追加料金が発生する場合があります。契約前に、どのような費用がかかるのかをしっかりと確認しておきましょう。
必須提出書類の種類
本人確認書類と独身証明書は、すべての結婚相談所で必須になると思っておいた方が◎。ご自身が独身であり、不正な申し込みではないかをしっかり確かめる必要があるため、本人確認書類はきちんと用意しましょう。
それ以外に、収入証明書、学歴証明書、資格証明書などが必要になる場合があります。特に男性側に収入証明を求める結婚相談所はけっこうあります。
退会時の手続きについて
中途解約や返金制度についても、事前に確認しておきましょう。結婚相談所のなかには「休会」という制度があり、少額を払い続ければ復活ができるという仕組みが使えます。
失敗しないためのコツ
費用の無駄を減らして確実に成婚までつなげるには、結婚相談所を賢く利用する必要があります。
コツとしては、「なぜ結婚相談所を利用するのか」という目的を明確にすることが重要です。
自分の目的と相談所の特徴を照らし合わせる
早く結婚したいのか、質の高い出会いを求めているのか、費用を抑えたいのかなど、自分の目的と合致する特徴を持つ結婚相談所を選びましょう。多くの結婚相談所では、無料相談を実施しています。実際に相談所を訪れて、雰囲気やカウンセラーとの相性を確かめてみましょう。
複数の相談所を比較検討する
複数の結婚相談所の資料を取り寄せたり、インターネット上で情報を集めたりして、自分に合った相談所を見つけましょう。
無料相談を活用する
結婚相談所の無料相談に行くことで得られるメリット、それはなんといっても自分に合っている相談所を選ぶ目安になることです。
日本結婚相談所連盟(IBJ)によると、現在全国に約4500社もの加盟相談所が存在するのですが、ホームページを見ただけではそれぞれの相談所の特色がわからないことが多いでしょう。
だからこそ、「どの結婚相談所がいいかわからない」といった悩みが生じてしまうのですが、そんな悩みは実際に足を運んで無料相談を受けることで解決することが多いようです。
無料相談では、詳しいサービス内容や担当スタッフとの相性、サロンの雰囲気などを事前に知ることができますので、本当に自分に合っている結婚相談所を選ぶためには実際に足を運んでみることをおすすめします。
まとめ
結婚相談所は、真剣に結婚を考えている人にとって、理想の相手と出会える有効な手段です。この記事でご紹介したポイントを参考に、自分にぴったりの結婚相談所を見つけて、幸せな結婚を掴みましょう!結婚は人生における大きな決断です。焦らず、じっくりと時間をかけて、あなたにとって最良のパートナーを見つけてください。
再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
結婚相談所はそれぞれ異なったサービスを提供しています。入会してから欲しいサポートが受けられないということがないように、資料やインターネットの評判だけではなく、詳しくサービス内容を知っておくことが大切です。3社くらいに絞り込んでから実際に話を聞きに行ってみましょう。