【結婚相談所の失敗あるある】男女・年代別に見るリアルな失敗例と対策法
【記事公開日】2020/1/9
【最終更新日】2025/10/31
目次
- 結婚相談所でも失敗はある?
- 結婚相談所でありがちな失敗パターン5選とその対策
- 理想が高すぎて申し込みが来ない・通らない
- プロフィールで魅力を伝えきれていない
- お見合いやデートでの振る舞いが原因で断られる
- カウンセラーのアドバイスを素直に聞けない
- 焦りから相手を冷静に判断できない
- 【男女別】結婚相談所の失敗あるある
- 男性に多い失敗例
- 女性に多い失敗例
- 【年代別】結婚相談所の失敗あるある
- 20代の失敗例
- 30代の失敗例
- 40代以降の失敗例
- 失敗しない結婚相談所の選び方
- 会員の年齢層や特徴が自分に合っているか
- サポート体制は手厚いか、カウンセラーとの相性が良いか
- 料金体系は明確で、自分の予算に合っているか
- 無料カウンセリングで相談所の雰囲気を確認する
- まとめ
- 大切なのは「失敗から学ぶこと」
- 柔軟な姿勢と前向きな気持ちを持とう
「結婚相談所に入会すれば、理想の相手とスムーズに結婚できるはず」 そんな期待を胸に活動を始める方は少なくありません。しかし、残念ながら誰もがトントン拍子に成婚までたどり着けるわけではないのが現実です。
この記事では、結婚相談所で起こりがちな失敗の「あるある」を、男女別・年代別に徹底解説します。失敗のパターンとその原因を知ることで、同じ轍を踏むのを防ぎ、あなたの婚活を成功へと導くヒントが見つかるはずです。
結婚相談所でも失敗はある?
結婚相談所は、結婚への真剣度が高い人が集まる場所。プロのカウンセラーによるサポートもあり、他の婚活サービスに比べて成婚率が高いと言われています。しかし、そんな環境でも「なかなかお見合いが組めない」「交際に進んでも長続きしない」といった「失敗」を経験する人は少なくありません。
大切なのは、「なぜ失敗したのか」を客観的に分析し、次へと活かすこと。失敗は、あなたを成婚へと導くための貴重な学びの機会なのです。
結婚相談所でありがちな失敗パターン5選とその対策
まずは、多くの人が陥りがちな共通の失敗パターンを見ていきましょう。自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
理想が高すぎて申し込みが来ない・通らない
「年収は1,000万円以上」「身長180cm以上で爽やかなイケメン」「年齢は±3歳まで」など、相手に求める条件が多すぎたり、高すぎたりするケースです。理想を高く掲げるほど、該当するお相手は少なくなり、競争率も激化します。
結果として、誰からも申し込まれず、自分から申し込んでもお見合いが成立しないという状況に陥ります。
対策としては、絶対に譲れない条件を一つだけ決め、それ以外は「会ってみてから判断する」という柔軟な姿勢を持ちましょう。
以下記事も参考にしてみてください。
どこからが高望み?婚活で高望みしている男女が結婚できない理由
プロフィールで魅力を伝えきれていない
プロフィールは、あなたという人間を伝えるための唯一のプレゼン資料です。
写真が暗い、自己PR文の内容が薄い、ネガティブな内容などは、あなたの本当の魅力が伝わらず、お見合いのチャンスを逃してしまいます。
【対策】写真はプロに撮影を依頼し、最高の笑顔を引き出してもらいましょう。
自己PR文では、仕事内容だけでなく、趣味や休日の過ごし方など、あなたの人柄が伝わる具体的なエピソードを盛り込むのがポイントです。
プロフィールの作成方法を詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
【例文付き】結婚相談所のプロフィールの書き方を男女別に紹介
お見合いやデートでの振る舞いが原因で断られる
せっかくお見合いが成立しても、会った時の言動が原因でお断りされるケースも後を絶ちません。
自分の話ばかりする、相手の意見を否定する、店員への態度が悪い、お礼や謝罪が言えない…など、無意識の振る舞いが相手を不快にさせている可能性があります。
対策は、相手の話に興味を持って耳を傾ける「傾聴の姿勢」を学ぶことです。
会話のキャッチボールを意識し、相手への感謝と思いやりの気持ちを言葉と態度で示しましょう。
お見合いの会話が苦手な方向けの記事はこちら
お見合いを盛り上げるための会話の方法とは?
カウンセラーのアドバイスを素直に聞けない
「自分のやり方で進めたい」「アドバイスが腑に落ちない」と、婚活のプロであるカウンセラーの助言を無視してしまうパターンです。
プライドが邪魔をしたり、過去の恋愛経験に固執したりすることで、客観的な視点を見失い、非効率な活動を続けてしまいます。
カウンセラーは、多くの会員を成婚に導いてきたあなたの最強の味方です。まずは「騙されたと思って一度試してみる」という素直な気持ちで、アドバイスを実践してみましょう。
焦りから相手を冷静に判断できない
「早く結婚しなきゃ」「この人を逃したら次はないかも」という焦りは、冷静な判断を鈍らせます。
相手の些細な欠点が許せなくなったり、逆に多少の違和感に目をつぶって交際を進めてしまったりと、極端な判断に走りがちです。
まずは、婚活を自分のペースで進めることを意識しましょう。焦りを感じたら一度立ち止まり、趣味の時間や友人との会話でリフレッシュ。カウンセラーにアドバイスを求めるのも有効です。
結婚相談所で焦らない方が良い理由については以下記事でも解説しています。
結婚相談所で結婚を焦ってはいけない理由3つと焦らずに活動を進めるコツ
【男女別】結婚相談所の失敗あるある
続いて、男女それぞれの傾向から見られる失敗例をご紹介します。
男性に多い失敗例
プライドが邪魔をしてしまう
「男から申し込むのは格好悪い」
「デート代は全部自分が出すべき」
といった、古い価値観や高いプライドが活動の足かせになることがあります。女性からのアドバイスを素直に受け入れられなかったり、自分の弱みを見せられなかったりして、関係が深まらないケースです。
清潔感がなく、第一印象で損をしている
女性は男性が思う以上に、細かい部分を見ています。
フケのついたスーツ、シワだらけのシャツ、伸びた鼻毛や爪、口臭などは、一瞬で「生理的に無理」と思われてしまう致命的なポイントです。
自分では気づきにくい部分だからこそ、注意が必要です。
年収やスペックでしか自分をアピールできない
お見合いの席で、仕事の自慢や年収の話ばかりしてしまう男性も少なくありません。
女性が知りたいのは、スペックの先にある「あなたという人柄」です。どんなことに喜びを感じ、将来どんな家庭を築きたいのかが伝わらなければ、心は動きません。
女性に多い失敗例
相手の条件ばかりに目が行ってしまう
年収、学歴、身長、職業…といったスペックで相手をフィルタリングし、少しでも条件に合わないと会おうとしないケースです。
「良い人そうだけど年収が…」と、人間性よりも数字を優先することで、相性の良い素晴らしい相手を見逃しているかもしれません。
受け身の姿勢でチャンスを逃してしまう
「男性から申し込んでくれるのを待つ」
「デートプランは相手に考えてほしい」
「自分から好意を伝えるのは恥ずかしい」
といった受け身の姿勢は、チャンスを遠ざけます。男性側も「自分に興味がないのかな?」と不安になり、関係が進展しにくくなります。
結婚への焦りから自分を安売りしてしまう
「もう若くないから」
「早く安心したい」
という焦りから、性格や価値観に違和感を覚えても「このくらいは我慢しなきゃ」と自分に言い聞かせ、交際を進めてしまうパターンです。幸せな結婚のために活動しているはずが、いつの間にか結婚することが目的になってしまっています。
【年代別】結婚相談所の失敗あるある
婚活の悩みは、ライフステージによっても変化します。年代ごとの失敗例を見ていきましょう。
20代の失敗例
「まだ若いから」という油断
「いつでも結婚できる」という油断から、活動が中途半端になりがちです。良い人がいても「もっと良い人がいるかも」と決めきれず、時間を浪費してしまうことがあります。
恋愛気分が抜けず、結婚相手として見られない
アプリなどでの出会いと同じ感覚で、「ドキドキするか」「楽しいか」を基準に相手を選んでしまいがちです。結婚は日々の生活。共に穏やかな時間を過ごせるか、という視点が欠けていると、交際が長続きしません。
30代の失敗例
仕事の忙しさを理由に活動が停滞する
キャリアが充実し、責任ある立場になる30代。仕事の忙しさを言い訳に、お見合いの日程調整やデートを後回しにしてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまうことが少なくありません。
同年代のハイスペックな相手ばかりを狙ってしまう
友人たちの結婚相手と比べ、「自分も同等かそれ以上の相手を」と、女性であれば同年代で高年収・高学歴、男性であれば若くて美人、といった人気の集中する層ばかりを狙いがちです。
視野を広げ、共通の趣味や生活スタイルなどに目を向けることが成功の鍵となります。
40代以降の失敗例
自分の市場価値を客観視できていない
これまでの社会経験から自分に自信がある一方、婚活市場における自分の立ち位置を冷静に把握できていないことがあります。
若い頃の感覚で相手に高い理想を求め、ミスマッチが続いてしまいます。
過去の経験や価値観に固執してしまう
豊かな人生経験は魅力ですが、時にそれが「こうあるべき」という固定観念となり、相手を受け入れる柔軟性を失わせます。
自分の価値観と違う相手を、頭ごなしに否定してしまう傾向があります。
失敗しない結婚相談所の選び方
個人の活動の仕方だけでなく、「どの相談所を選ぶか」も成功を左右する重要な要素です。
以下のポイントをチェックして、自分に合った相談所を見つけましょう。
大手結婚相談所の比較を詳しく知りたい方はこちら
大手4社を徹底比較!結婚相談所選び方ガイド
会員の年齢層や特徴が自分に合っているか
自分が希望する相手の年代やタイプが多く在籍している相談所を選びましょう。
相談所の公式サイトで会員データを確認したり、店舗に足を運んで直接質問したりするのがおすすめです。
サポート体制は手厚いか、カウンセラーとの相性が良いか
データ提供がメインの相談所か、カウンセラーが密にサポートしてくれる仲人型の相談所か、自分に必要なサポート体制を見極めましょう。
そして何より、カウンセラーとの相性は重要です。「この人になら本音で話せる」と思える相手かどうかが鍵になります。
料金体系は明確で、自分の予算に合っているか
初期費用、月会費、お見合い料、成婚料など、料金体系は相談所によって様々です。
総額でいくらかかるのか、追加料金は発生しないかなどを事前にしっかり確認し、納得できる料金体系の場所を選びましょう。
無料カウンセリングで相談所の雰囲気を確認する
ほとんどの結婚相談所では、無料カウンセリングを実施しています。
複数の相談所に足を運び、システムの説明を受けるだけでなく、相談所全体の雰囲気やカウンセラーの人柄を自分の肌で感じて比較検討することが、失敗しないための最も確実な方法です。
まとめ
結婚相談所での失敗は、決してあなた一人が経験する特別なことではありません。多くの人が同じような壁にぶつかり、悩み、それを乗り越えて幸せな結婚を掴んでいます。
大切なのは「失敗から学ぶこと」
「お見合いで断られた=人格を否定された」ではありません。
「この方法ではうまくいかなかったことが分かった」という貴重なデータです。失敗の原因をカウンセラーと一緒に分析し、プロフィールや振る舞いを改善していく。そのトライ&エラーの繰り返しが、成婚への一番の近道です。
柔軟な姿勢と前向きな気持ちを持とう
婚活は、自分自身の価値観や在り方を見つめ直す良い機会でもあります。
固執していた理想を手放し、新たな価値観を受け入れる柔軟な姿勢と、「次はきっとうまくいく」という前向きな気持ちを持ち続けることが、良いご縁を引き寄せます。
一人で悩まず、カウンセラーを頼りながら、あなたらしい幸せな結婚を目指しましょう。

望月 昭男
サンマリエ婚活カウンセラー
カウンセラー歴25年












