恋愛に疲れた男女へ!疲れの原因と対処法を行動、思考別に紹介
【記事公開日】2020/12/16
【最終更新日】2025/4/8
目次
- 「恋愛に疲れた」その原因は?
- 相手から束縛・依存されている
- 相手のペースに振り回される
- LINEなどのやりとりを高頻度で求められる
- 仕事と恋愛との両立
- 我慢が積み重なる
- 信用できない・されない
- 相手と価値観が違いすぎる
- 恋愛に疲れてしまいやすい人の特徴
- 相手に合わせすぎてしまう
- 恋愛をすると他のことが手につかない
- 恋愛が熱しやすく冷めやすい
- 一人で楽しみたい趣味がある
- 仕事がハードで恋愛に時間が割けない
- 相手への要求が多い
- 自分時間の持ち方
- 一人の時間を増やしてみる
- 恋愛以外のことに打ち込む
- 気の置けない友人や家族と一緒に過ごす
- 自分のために時間とお金を使う
- 相手と距離をおいてみる
- 心の充電メソッド
- 恋愛疲れの原因に向き合ってみる
- リラックスできる環境作り
- 十分な睡眠と適度な運動
- 芸術に触れる
- まとめ
恋愛は楽しいことと同じくらい、つらいことも起こるもの。相手の都合や自分の感情に振り回されて、「恋愛に疲れた…」と感じている人も少なくないでしょう。
では、そんな恋愛疲れから抜け出すにはどうすれば良いのでしょうか。今回は、恋愛疲れの原因や恋愛疲れしやすい人の特徴、そして恋愛に疲れたときの対処法を解説します。
「恋愛に疲れた」その原因は?
楽しいはずの恋愛なのに、なぜ疲れを感じてしまうことがあるのでしょうか。まず、恋愛に疲れてしまう主な原因を7つ紹介します。
相手から束縛・依存されている
相手から束縛や依存されるような恋愛は、どうしても疲れやすくなってしまいます。
例えば、恋人のせいで下記のようなシチュエーションに遭遇すると、一気に恋愛疲れが進みます。
・スケジュールを常に把握したがる
・少しでも連絡が遅くなると厳しく追及する
・嫉妬が激しく、何かあるとすぐに浮気を疑ってくる
最初は「愛されているから」と許容できていても、それが長く続くことで恋愛疲れの原因になってしまうので、注意が必要です。
相手のペースに振り回される
自己中心的な相手との恋愛は、長く続くほど疲れやすくなってしまうもの。
例えばあなたの都合を考えずに急に呼び出してきたり、デートのドタキャンが多かったりする相手だと、こちらの不満ばかりが募ってしまいます。
特に自分の意見がなかなか言えない人は、どうしても相手の都合や気分に振り回されがちなので、恋愛疲れに陥りやすいと言えるでしょう。
LINEなどのやりとりを高頻度で求められる
「早く返事してよ」というLINEを受け取ると、いくら恋愛相手でも疲れを感じることがあります。LINEなどのメッセージのやりとりを高頻度で求めてくる相手とは、恋愛疲れを起こしやすくなるでしょう。
仕事と恋愛との両立
仕事が忙しいなかでの恋愛には疲れが伴います。
特に「仕事に集中したいのにデートの時間も作らなきゃいけない」という悩みを抱える男女は案外多く、恋愛疲れの大きな原因となる人もいるようです。デート中に仕事のことを考え出すだけでなく、恋愛を楽しんでいる最中でも、ふと自分が無駄なことをしている気分になることも。
心にゆとりをもって、仕事と恋愛のどちらも楽しめるのがベストですね。
我慢が積み重なる
些細な行き違いでも、そのストレスが限界まで達したときに恋愛疲れへつながるケースがあります。髪をさわる、ひげを抜くといったちょっとした癖から、時間に遅れる、ドタキャンするといったものまで、急に気に入らなくなり、相手に八つ当たりしてしまった、なんて経験談もあります。
相手の行動がストレスになるようなら、限界まで我慢する前に話し合うようにしましょう。特にふたりで同棲するなど、同じ時間を長く過ごす際は大切です。
信用できない・されない
自分に自信がなかったり、相手が適当だったりすると、信用ができなくなります。
たとえばLINEの返事が何日か経ってから返ってくる、投稿したストーリー動画が閲覧されない、異性の友人といる場面をSNSに投稿するのに、自分といる時間は一切しない…という付き合い方をされると、「本当に自分のことが好きなのだろうか?」と疑いたくなり、一気に恋愛疲れが起こります。
相手と価値観が違いすぎる
相手と過ごす中で、価値観の違いを実感することもあるでしょう。しかしあまりにも価値観が違いすぎる相手だと、恋愛疲れに陥りやすくなってしまいます。
特に金銭感覚や結婚観のズレは、将来を考える上で大きな悩みの種になるでしょう。生活リズムや食生活などの違いも、結婚後に問題となるケースがあります。
恋愛に疲れてしまいやすい人の特徴
恋愛に疲れてしまう原因はさまざまですが、恋愛に疲れてしまいやすい人・そうでない人がいるのも確かです。では、「恋愛疲れ体質」になりがちなのは、どんな人でしょうか。
ここでは、恋愛に疲れてしまいやすい人の特徴を6つ紹介します。
相手に合わせすぎてしまう
自分の意見や要求を伝えるのが苦手な人は、相手に合わせすぎてしまうことから恋愛疲れに陥りやすくなってしまいます。
相手に合わせることが当たり前になってしまうと、自分でも気付かないうちに恋愛疲れが溜まってしまうことも。特に、自分に自信がなく「相手に嫌われたくない」という思いが強い人は、その傾向が強いと言えるでしょう。
恋愛をすると他のことが手につかない
恋愛に入れ込みすぎると、逆に恋愛疲れにつながります。
例えば、友人の約束よりも恋人との時間を優先してしまう、恋人のことばかり考えてしまい仕事や趣味に集中できない、恋人にも自分を第一に考えていてほしいなど、「恋愛をすると恋人に依存してしまう人」は、恋愛疲れに陥りやすい傾向があります。
恋人第一の人は恋人の言動に一喜一憂したり、疑心暗鬼になったりしがちです。そのため気持ちが不安定になりやすく、「恋愛に疲れた」と感じることが多いのです。
恋愛が熱しやすく冷めやすい
恋愛において熱しやすく冷めやすい人は、実は恋愛疲れしやすいタイプでもあります。
最初は相手に夢中になるものの、相手のマイナスポイントが見つかったり、長く付き合うにつれて冷めてしまったりすることから、次第に交際自体が面倒に感じられてしまうのです。
一人で楽しみたい趣味がある
一人で楽しめる趣味があるのは良いことですが、趣味に夢中になりすぎると恋人と会う時間が限られてしまいます。
本当は趣味に生きたいのに、恋人とのスケジュール調整や日常のやりとりが家事のように発生することで、恋愛が面倒になり、「恋愛に疲れた」と感じます。
仕事がハードで恋愛に時間が割けない
週7で仕事をする人や、朝7時から夜23時くらいまで仕事に没頭する人がいます。こうした人との恋愛には疲れが伴いますし、本人も仕事を優先したい中で恋愛に時間を割くことがストレスとなり、恋愛疲れに繋がりやすくなります。
相手への要求が多い
相手を自分の理想通りにしたいという欲が強い人も、恋愛疲れになりやすいタイプの人です。
たとえばこういった服を着て欲しい、こうした髪型にして欲しい…という要望がエスカレートし、相手のすべてを自分の管理下に置こうとしてしまう人が当てはまります。
「完璧な人なんてこの世に存在しない」と頭ではわかっていても、どうしても自分の理想をすべて満たしたいという欲が、自分も相手も疲れさせてしまいます。
自分時間の持ち方
ここからは、恋愛に疲れたときの対処法として、「自分時間を持つ方法」を紹介します。恋愛に疲れたと感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
一人の時間を増やしてみる
まずはわかりやすく、他人と距離を置いて一人になってみましょう。恋人と一緒にいることが多い人こそ、あえて一人の時間を増やしてみることをおすすめします。
まず、一人でも楽しく過ごせることに気付くことが重要です。「恋人のいない自分は不幸だ」という思い込みが、恋人との複雑な関係につながることも多々。「いなくてもいいけど、いると嬉しい」。それくらいの良い距離感を保つことができれば、恋愛疲れから抜け出すきっかけになるかもしれません。
家の中で過ごしたり、映画を見に行ったりするのも良いですが、思い切って一人旅などにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
恋愛以外のことに打ち込む
恋愛疲れは、文字のとおり恋愛から生まれる疲れです。恋愛から距離を置くために、恋愛を一旦忘れてほかのことに取り組んでみましょう。
例えば、没頭できる趣味を持ってみてください。趣味がないのであれば、趣味を見つけることからはじめてみましょう。楽器や車、アートや動画制作など、時間を忘れて取り組めるものがいいですね。
またスポーツや筋トレなどの運動は精神面にプラスの影響があると言われています。これまで食わず嫌いだった方も、一度、手をつけてみては。
気の置けない友人や家族と一緒に過ごす
「恋愛に疲れた=恋愛に行き詰まっている」ということでもあります。そんなときは、信頼できる友人や家族と一緒に過ごし、思っていることを話してみましょう。
恋愛に疲れたときこそ、こうした第三者と過ごす時間は、精神的にものすごく重要になります。
もし友人や家族からアドバイスをもらえそうなら、もらっておいてください。恋愛疲れから抜け出すためのヒントになることもあります。それに、話を聞いてもらうだけでも気持ちが少し楽になるかもしれません。
自分のために時間とお金を使う
自分に投資することも、恋愛疲れから脱出するチャンスです。勉強や運動でスキルを磨くほか、身だしなみを整えることも重要です。余裕があればちょっといいものを買ってみるのもいいかもしれません。
これは現実逃避ではなく、自分への「レベル上げ」です。いま相手に対して引け目を感じている、あるいは次の相手を探そうか悩んでいるという方こそ取り組んでみましょう。道が開けるだけでなく、運がよければ、いままでよりもっといい未来を期待できます。
相手と距離をおいてみる
恋愛疲れの原因が明らかに恋人側にあり、かつ改善の見込みがない場合は恋人と距離をおいてみることも視野に入れましょう。
たとえ好きな相手だとしても「一緒にいると疲れてしまう」「ケンカやすれ違いが絶えない」という場合は、一緒にいればいるほど恋愛疲れが蓄積されてしまいます。
そのため一旦相手と距離を置いてみて、それでも無理だと感じたら思い切って別れを選択するのも一つの方法です。
心の充電メソッド
ここまでは恋愛に疲れたときのアクションを解説してきました。ここからの最後の章では、「なんとなくいつも疲れている」、あるいは「なんだか気分が晴れない」と感じている皆様に、ストレスから離れて自分らしさを取り戻すための「心の充電」方法をお伝えします。
恋愛疲れの原因に向き合ってみる
まずは、いつから恋愛疲れを感じるようになったか思い出してみましょう。なにか心当たりはありませんか?
なぜ恋愛に疲れてしまうのか、原因を洗い出すことで解決策が見つかるかもしれません。思い当たることを書き出すことによって、頭の中が整理されるので原因が見つかりやすくなりますよ。
リラックスできる環境作り
「そんなことを考える余裕もない!」という場合は、無理に考え込まず、いい環境を作るところから始めていきましょう。
まずは環境の整備です。身の回りを整理整頓し、いらないものは処分しましょう。大切なのは「視覚的なノイズ」を減らすこと。余計なことを考えず、リラックスできる空間になります。
十分な睡眠と適度な運動
十分な睡眠と適度な運動で心身のバランスを保つのも大切。毎日同じ時間に寝起きすることで睡眠の質は上がります。
「うまく眠れない…」「眠りが浅い…」と悩んでいる方は運動の習慣を取り入れてみてください。普段デスクワークが多い人ほど、「頭は疲れているけど体が疲れておらず眠れない」というケースが見られます。
ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなど、短時間でも良いので体を動かす習慣をつけることで眠りやすくなります。
また、就寝前の1時間はスマートフォンなどから離れ、読書や軽いストレッチ、温かい飲み物などで心身をリラックスさせる時間とすることも効果的です。
芸術に触れる
「芸術」というと大袈裟かもしれませんが、例えば「音楽」は手軽にできるストレス解消法ですよね。好きなアーティストのライブに行く、ながら聴きではなくじっくり音楽だけに集中するなど、簡単に気分転換できます。
絵を観たり、描いたり、写真を撮ったりといった趣味も効果的。クリエイティブな活動をすることで、達成感や自己肯定感を高める効果も期待できます。
まとめ
恋愛疲れの原因や恋愛疲れしやすい人の特徴、恋愛疲れに陥ったときの対処法を解説しました。
恋愛の事情はカップルによって異なるので、恋愛疲れの原因もさまざまです。
まずは自分がなぜ恋愛に疲れてしまったのか、原因をじっくりと考えてみましょう。原因がはっきりすることで、適切な対処法が見えてきますよ。
今回解説した内容を参考に、恋愛疲れから抜け出して素敵な恋愛を楽しんでくださいね。

再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
恋愛初期は楽しくても、次第につらくなってしまうことは少なくありません。特に一番つらいのは、相手の気持ちが自分に向いていない恋愛です。自分だけを大切にしてくれる相手はどこかにいますので、無理して辛い期間を長く続けないように注意してください。