結婚できる年齢は何歳から?2022年から男女共18歳へ

結婚できる年齢は何歳から?2022年から男女共18歳へ

【記事公開日】2023/8/30
【最終更新日】2024/1/19

「結婚できる年齢って何歳からなの?」と気になっている方は多いと思います。
2022年から男女共に結婚できる年齢が18歳へ変更されましたが、概要についてよく知らない方も少なくないでしょう。

今回は、結婚できる年齢や、若いうちに結婚するメリット・デメリットについて解説します。

2022年4月から民法改正により男女共18歳で結婚できるように

2022年4月から民法が改正され、男女共に18歳で結婚できるようになりました。

(民法731条)
改正前「男は、18歳に、女は、16歳にならなければ、婚姻をすることができない」
改正後「婚姻は、18歳にならなければ、することができない」

以前は、上記のように男性18歳・女性16歳から結婚が認められていましたが、2022年4月から女性の年齢が引き上げられたのです。

女性の結婚可能な年齢が引き上げられた理由

2022年4月以前は女性は16歳で結婚が可能だったにもかかわらず、なぜ男女ともに18歳に引き上げられたのでしょうか。その理由は主に2つありますので説明していきましょう。

男女の婚姻開始年齢の差異を解消するため

法改正前は女性は16歳以上、男性は18歳以上と結婚できる年齢に男女差がありました。以前は心身の発達に男女で差があるとされていたため、結婚可能な年齢にも違いがあったのです。

しかし、現在は社会・経済ともに進展しており、心身の発達よりも社会的・経済的な成熟度を重視するようになりました。社会的・経済的な成熟度の観点から見ると、男女ともに大きな差はないため、婚姻開始年齢の歳も解消されたのです。

婚姻には18歳程度の社会的・経済的成熟が必要なため

男女ともに18歳という年齢を選んだ理由は、婚姻をするには18歳程度の社会的・経済的成熟が必要だと考えられているためです。

日本は高校等進学率が98%を超えているため、男女ともに18歳の年齢を迎えれば、18歳程度の社会的・経済的成熟は満たしているだろうと判断されています。

結婚できる年齢が法律で定められている理由

結婚できる年齢が法律で定められているのは、夫婦として生活することに責任や能力が求められるからです。
社会で自立でき、子供に対する責任がとれると思われる年齢が設定されています。

ただ、時代に合わせて社会での経験や経済力を重視する必要性があるという判断により、2022年に法改正されました。
今回男女の年齢差が撤廃されたのは、男女平等の現代には合わない意見もあったためです。

今までは女性が16歳で結婚できたワケ

これまでは、なぜ男性18歳、女性が16歳で婚姻できたのでしょうか。
男女で婚姻開始年齢が違った理由としては、「男性と女性では心身の発達に差異があるから」という意見が多かったようです。

また、女性は家庭に入るという考え方が普通であったため、男性が家庭の収入を担う必要があり、男性は高校を卒業する18歳とされていました。
しかし、女性に学歴や経済力は必要ないという時代だったこともあり、子供を産むのにリスクの少ない16歳から、とされていた背景もあります。

明治31年にはじめて結婚できる年齢が定められた

明治31年に定められた結婚可能な年齢は、男性が17歳、女性が15歳でした。
それまでは結婚できる年齢が決まっていなかったため、時代劇でも見かけるように子供でも結婚できたのです。
豊臣秀頼に嫁いだ千姫が、数えで7歳だったことからもわかりますね。

ただ、早婚は心身に負担がかかるという海外の統計があったため、それを参考にして男性が17歳、女性が15歳と定められたのです。

18歳未満で子供ができた場合の結婚はどうなる?

例外的に結婚を認める案も検討されたものの、結果は「18歳にならないと結婚できない」ことになっています。

これは、心身の発達や社会的、経済的に未熟な若者を保護するために「18歳で結婚」と改正されたにもかかわらず、例外を認めてしまうと趣旨に反してしまうからです。

成人年齢の引き下げにより結婚における親の同意が不要に

以前は20歳になる前に結婚する場合は親の同意が必要でした。しかし、婚姻可能な年齢が引き上げられたと同時に、成人年齢は引き下げられています。

現在は成人年年齢が18歳となっており、18歳で結婚する場合はすでに成人しているため、高校生であっても親の同意は必要ありません。

現代の結婚事情はどうなっているの?

法改正により女性は18歳以上でないと結婚できなくなりましたが、現代の婚姻事情はどうなっているのでしょうか。3つの項目にわけて説明していきます。

平均初婚年齢は男性31.0 歳、女性29.4 歳

現在の平均初婚年齢は男性31.0 歳、女性29.4 歳となっています。2022年4月以降は男女ともに18歳以上で結婚できるようにはなっていますが、平均的な数字を見ると、10代で結婚する夫婦は少ないとわかるでしょう。

また、年々男女ともに平均年齢は上がっています。若い年齢で結婚しない理由はさまざまですが、1人の時間を楽しみたいと思う方や、結婚より趣味や仕事に熱中したいと考えている方が増えていることも関係しているでしょう。

そのほか、平成7年の時点では平均初婚年齢が男性28.5歳、女性26.3 歳と男女で差がありましたが、現在はほとんど違いがありません。「女性は早く結婚して家庭に入るもの」との考えが徐々に薄れ、女性も仕事で活躍できる場が増えてきたことも関係していそうです。

以下の記事でも詳しく解説しています。
女性の結婚適齢期は何歳?結婚のピークは「26歳」
男性の結婚適齢期はいつ?具体的な年齢やおすすめの婚活方法を紹介

結婚までの平均交際期間は2 ~ 3 年未満

続いて結婚までの平均交際期間について見ていきましょう。平均交際期間は2〜3年未満となっており、スピード婚をする方は少なく、しばらくお付き合いしてから結婚するカップルが増えています。

もちろん、交際期間はカップルによって異なりますが、多くの方々が2〜3年程度交際すると、相手と結婚した場合のイメージが掴めるようになるのでしょう。

2〜3年の交際期間の中で同性するカップルも多く、夫婦のような生活を実際に続けてみて、「この相手となら幸せに過ごせそう」と思えたときに結婚する方が多いと推測できます。

婚姻件数・婚姻率は減少

続いて婚姻件数・婚姻率について見ていきましょう。こちらは婚姻件数・婚姻率ともに、残念ながら年々減少・低下していました。

減少・低下の背景には、不景気や女性の活躍の場の増加、結婚にとらわれないライフスタイルの登場などがあります。

不景気によりなかなか給料が上がらないと、「家族を養える自信がない」「結婚後の生活が不安」と感じてしまい、結婚に対して後ろ向きになってしまうのでしょう。

仕事や趣味などで女性の活躍の場が増えたことにより、結婚を二の次に考える女性が増えたことも、婚姻件数の減少に関係しています。

また、昔は「結婚するべきだ」との風潮が強い傾向にありました。今では結婚にとらわれず、好きなこと・やりたいことを続けていくライフスタイルも推奨されつつあります。このようなライフスタイル・風潮の変化も、婚姻件数が減少した理由の一つでしょう。

若いうちに結婚することのメリット

若いうちに結婚することのメリットについて解説していきましょう。

体力があるうちに子育てができる

若いうちに結婚すると、体力があるうちに子育てができます。

子育ては、睡眠時間を削られながら赤ちゃんのお世話に取り掛からなければいけないので、体力勝負になることも。
年齢を重ねるごとに出産のリスクも上がっていくため、早い頃から出産をしたいという方も多いです。

早く子育てが終われば社会復帰しやすい

早くに子育てが終われば社会復帰しやすいのも、若いうちに結婚するメリットでしょう。

女性は出産をするにあたってキャリアを諦めなければならないケースもありますが、例えば20代で育児にめどがつけば、また仕事を再開できます。
日本での就職は、まだまだ若い方が有利です。若いうちに育児を終わらせることで、その後のキャリア形成もしやすくなるでしょう。

若いうちに結婚することのデメリット

ここでは、若いうちに結婚することのデメリット2つについて解説していきます。

子どもを育てているときの孤独感

若いうちに結婚する人が周囲にいない、または少ない場合、気軽に遊びに行ける友人を見ていると、子どもを育てているときに孤独感を感じるかもしれません。

「私は家にこもりっきりで大変なのに、みんな楽しそうでいいな…」と思うこともあるでしょう。

ただ、逆をいえば早くから愛するパートナーと大切な子どもに出会えたということでもあります。
手のかかる時期が過ぎれば、また友達と遊べるようになるので、悲観する必要はないでしょう。

金銭的余裕がない

若いうちは世帯年収が低いことも多いので、金銭的余裕がない場合も少なくありません。

何かと節約をしなければいけなくなる状況もあるかもしれませんが、年月が経つごとに働いている側の年収も上がるものですので、悲観することはありません。

また、現代では共働き世帯が増えています。保育園に子供を預けて働くために夫婦で協力する必要はありますが、共働きであればそれなりの収入は確保できるでしょう。

同年代の友達と遊ぶ機会が減る

若いうちに結婚するデメリットには、同年代の友達と遊ぶ機会が減るというものもあります。結婚後は自分の自由な時間はどうしても減ってしまいます。

さらに、子供が産まれれば手が離れるまでは同年代の友達と遊ぶことは難しくなりますから、「まだ遊びたい」との思いが強い方は、結婚したことを後悔してしまう可能性もあります。

まとめ

今回は、結婚できる年齢や、若いうちに結婚するメリット・デメリットについて解説しました。

男女共に18歳で結婚できるようになったことで、もしかしたら10代で結婚を考えている方もいるかもしれません。
結婚には良い面と悪い面があり、悪い面ばかり見てしまうと大変さばかりが際立ちますが、愛するパートナーと時間をかけて家庭を築き上げていけるのはとても幸せなことです。

10代で結婚を決めたとしても、夫婦でしっかり協力しあうことで円満な家庭を築けるでしょう。
パートナーと助け合って、幸せな家庭を築いていきましょう。


記事監修者

再木 奈生

シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ

企業・教育現場において述べ100,000人以上の個別カウンセリングやスーパービジョンを実践中。
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
監修者のコメント

結婚可能年齢が男女とも18歳になり、親の承諾も必須ではなくなったため、10代で結婚を考える方もいらっしゃると思います。年齢関係なく、夫婦で協力し合うことで幸せな家庭を築くことは可能ですが、10代であれば周囲からのサポートが必要な年齢であることには代わりません。両親や周囲の方々に祝福されるような素敵な結婚を目指してくださいね。

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