20代の若い女性に結婚相談所は早い?利用するメリットと注意点
【記事公開日】2023/11/15
【最終更新日】2024/12/23
目次
- 20代で結婚相談所はまだ早い?
- 早すぎると思われることへの対処法
- 経済的な負担はどの程度か
- 若い世代の利用者が多いか
- 相談所を利用している20代女性の割合
- 結婚相談所に登録している20代女性の割合は?
- 「女性の結婚のピーク」と「平均初婚年齢」のずれ
- こんな人は結婚相談所の利用がおすすめ
- 現在結婚を考える相手がいない
- 男性との交際経験がない
- 子供をはやめに欲しいと思っている
- 若いうちに良い条件で結婚したい
- 20代女性が結婚相談所を利用するメリット
- 20代女性は驚くほど人気が高い
- 「選ぶ」立場になれる
- 焦らず自分のペースで婚活ができる
- 入会費が安い
- 結婚を真剣に考えている人と出会える
- 時間と労力の節約ができる
- 婚活サポートが受けられる
- 社会的なプレッシャーから解放される
- 結婚相談所を利用する際の注意点とアドバイス
- 自分に合った相談所の選び方
- 入会前の確認事項
- プロフィール作成のコツ
- 異性に好かれるコミュニケーション術
- まとめ
先日若い女性から、「20代で結婚相談所に行くのはまだ早いでしょうか?」という質問を頂きました。まだ周りで結婚相談所を利用している人がいなく、結婚相談所はどうしても結婚できないときの最終手段、という印象を持っていたようです。
しかし、「結婚」を真剣に考えるなら、20代から結婚相談所に登録することには大きなメリットがあります。若い女性というだけで婚活が有利になるだけではなく、将来の人生設計がしやすくなるメリットもあります。
詳しく見ていきましょう。
20代で結婚相談所はまだ早い?
20代で結婚相談所を利用することは、全く「早過ぎる」ことはありません。
とはいえ、気掛かりな場面もあるかもしれません。ここでは、20代の方が抱えがちな不安要素と対応の方法をご紹介しましょう。
早すぎると思われることへの対処法
ご自身は結婚相談所に興味はあっても、「20代で結婚相談所なんて早過ぎるんじゃないか」といった周りからの声や視線を気にしてしまい、二の足を踏んでしまう方もたくさんいます。
しかし、“結婚”とは人生における大きな決断。後々後悔することのないよう、自分の意思を持って早いうちから行動することが大切になってきます。
経済的な負担はどの程度か
若いうちは特に、まだまだ経済的な面で不安定になりがち。
結婚相談所にかかる費用も気になるところです。費用の相場は相談所によって違いはありますが、一般的には、入会金、月会費、お見合い料、成婚料の合計金額となります。
近年では、20代で婚活をする方に向けたリーズナブルなプランを提供する結婚相談所も増えてきていますし、「20代割」がある相談所も存在しています。
それぞれの相場、確認すべきポイントを以下記事にてまとめています。料金体系を具体的に調べてみたい方は要チェックです!
結婚相談所の料金体系を徹底解説! 入会金、月会費、お見合い料… それぞれの相場は?
若い世代の利用者が多いか
実際、近年では20代の利用者が増加傾向にあります。
マッチングアプリの流行で真剣な出会いがなかなか「コスパ」よくできなくなっていること。そして、コロナ禍の影響で「将来のパートナーを探したい」と価値観が変化していることを理由に、結婚相談所を利用したいと考える20代が増えているのです。
相談所を利用している20代女性の割合
結婚相談所に興味がある方の中には、「20代で利用するのはまだ早いのでは」と思っている方もいるのではないでしょうか。ではまず、20代の若い女性に結婚相談所は早いのか考えてみましょう。
結婚相談所に登録している20代女性の割合は?
サンマリエに登録している方の年齢を見てみると、全体の約12%程度とわかります。30〜39歳の方の割合と比較すると半分程度ではありますが、決して低い数字ではありません。また、女性は子供を産むことを考えると、できる限り早く婚活をしたほうが良いので、20代から結婚相談所を利用するのは早くはないのです。
「女性の結婚のピーク」と「平均初婚年齢」のずれ
以下の厚生労働省のデータを見ると、平均初婚年齢は夫で31.1歳、妻で29.4歳となっています。
人口動態総覧→https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/dl/kekka.pdf
しかし、「初婚年齢の最頻値」は女性の場合で26歳なのが現実です。そのため、男性と出会って数年後に結婚と考えると、20代で結婚相談所に登録するのは決して早くないと言えます。
初婚年齢の最頻値が女性は26歳というのがあまりピンと来ない方は、ぜひ以下の記事も読んでみてくださいね。
女性の結婚適齢期は何歳?結婚のピークは「26歳」
こんな人は結婚相談所の利用がおすすめ
結婚相談所に登録する若い女性は多く、結婚相談所サンマリエのデータによると、少なくとも5000人以上の20代女性が結婚相談所サンマリエに登録しています。およそ4万4000人の女性会員のうち、13%が29歳以下の若い女性です。(2022年度実績)
なぜ、若いうちに結婚相談所に登録する人がいるのでしょうか。「20代前半の若い女性なら、結婚相談所なんて行かなくてもいいでしょう?」と思う方もいらっしゃるかも。
そこで、実際に結婚相談所サンマリエで活動している20代女性に理由を聞いてみました。多くの回答があった理由から、順にご紹介いたします。
現在結婚を考える相手がいない
若い女性の中には、学生のうちから結婚に憧れている人が一定数いらっしゃいます。
しかし、職場の先輩や大学のOBのなかから、本気で結婚したい相手を探すのは難しいようです。同年代の男性側は結婚をまったく考えていない、あるいは恋愛や遊び相手として女性を見るケースが多々あります。
そのため、現時点では「結婚を考えられる相手が周りにいない」と感じている方も多いようです。
結婚相談所であれば登録している男性は結婚に対して真剣に考えています。実際に若いうちから結婚相談所を利用している方の来る決め手となった理由で最も多いのが「結婚相談所が一番安心して出会える」とだそうです。
もちろん婚活アプリや合コンなどの他の手段もありますが、結婚相談所は本人確認が厳格で、独身の証明が必要になるという点で他の婚活方法と大きく違います。
そういった20代の若い女性が、少しでも安全に出会いたい、あるいは結婚を考えている人とだけ効率よく出会いたいという想いで、結婚相談所に登録しています。
男性との交際経験がない
結婚相談所は、今まで男性と交際した経験がない方にもおすすめです。結婚相談所なら、婚活カウンセラーに出会いから成婚までアドバイスをもらいながら活動できます。
相手とのやり取りの仕方はもちろんのこと、デートのときの服装やメイク、どんな話題を出したら良いのかなどにも相談に乗ってくれるのです。交際経験がない方でも、結婚相談所であれば安心して婚活を進められます。
子供をはやめに欲しいと思っている
子供早めに欲しいと思っている方も結婚相談所に登録しています。
「出産適齢期が過ぎる前に理想の相手に出会いたい」「高齢出産した自分の親から辛かった思い出を聞き、自分はそうなりたくないと感じた」「自分がひとりっ子で、子どもには寂しい思いをさせたくない」などさまざまな背景から、収入が安定した男性と早めの出会いを求める20代の若い女性が来店されます。
たしかに、結婚相手に出会うまでに1~2年、そこから実際に結婚するまではさらに1~2年、さらに出産までに1~2年かかると仮定すると、20代前半のうちに結婚しておくほうが有利ですよね。
結婚相談所の場合は、男性会員は源泉徴収票や所得証明書などの収入証明書の提出が求められます。相手の職業や年収を把握した状態で出会える結婚相談所は、子育て願望のある若い女性にとって魅力的なようです。
若いうちに良い条件で結婚したい
「若いうちのほうが有利だ」「歳をとってから結婚できる自信がない」という考えの20代女性も、よく来店されます。
年齢が若いだけで結婚できるとは限りません。しかし、若い女性ほど、お見合いの申し込みが圧倒的に多い傾向なのは確かです。例えば、子育て願望のある男性や、20代の男性会員にとっては「若い」というだけで魅力が高まります。
若いほうが、よりハイスペックな男性からのお見合い申し込みの確率も高まります。「10年後にあのスペックの人に巡り合うことはまずないだろう」と感じる人からのお見合いの申し込みを狙うこともできます。
良い条件で結婚したいという女性にとって、20代の若いうちから結婚相談所に足を運ぶ価値はあります。
20代女性が結婚相談所を利用するメリット
20代女性が結婚相談所を利用することはメリットがたくさんあります。
その理由を紹介していきましょう。
20代女性は驚くほど人気が高い
先述のとおり、女性は若いというだけでチャンスです。20代の女性は、20~50代とあらゆる層の男性から支持されます。
また、さまざまな層の人からアプローチがあるので、普段出会うようなことのないような方と出会えるかもしれません。良縁にめぐり逢いやすいのが、20代の若い女性が結婚相談所を使うメリットです。
「選ぶ」立場になれる
20代の若い女性が人気であることはすでに触れましたが、人気があるうちは、たくさん来る申し込みの中から会う相手を選べます。
さらに、女性会員のうち20代は13%。30代~40代に比べ、ライバルとなる同世代が少ないという面でも有利です。
自分でも好みの男性を探しアプローチももちろんできます。選ばれるのを待つだけでなく、自分で積極的に相手を選んでいきたいと考える女性にとっても、若さとライバルの少なさはメリットになります。
そのためでしょうか、結婚相談所を利用している若い女性は、スピーディーに成婚までたどり着くことが多いのです。
焦らず自分のペースで婚活ができる
もし結婚願望があるのなら、気持ちに余裕がある20代のうちから婚活をはじめたほうがよいでしょう。
周りが結婚しはじめてから焦って婚活をはじめたり、親に急かされてから考えるよりも、気持ちに余裕があるうちから婚活をはじめることで、妥協したり後悔したりしない、いい結婚相手選びができるのです。
また、「30代を超えて体力が衰える前に、出産や子育ての負担を一段落させたい」という声も多いようです。
もしうまくいかないご縁があっても、時間と気持ちに余裕があれば、「いい経験になったから、次はきっとうまく行く!」とポジティブに考えることができるでしょう。
気持ちに余裕を持って楽しみながら婚活できるのが、20代のうちから結婚相談所を使う大きなメリットです。
入会費が安い
多くの結婚相談所では、社会人になってまだ間もない20代限定の割引プランをを用意しています。
例えば結婚相談所サンマリエの場合、20代の方は初期費用が「3万円」割り引かれます。
プロのカウンセラーとしても、婚活に有利なうちに、家族として生涯一緒に過ごすパートナーを見つけて欲しいという想いがあります。良い将来に向けた投資として、結婚相談所をうまく活用してくださいね。
結婚を真剣に考えている人と出会える
マッチングアプリの普及によって、“新たな出会い”には抵抗感が薄れている一方で、結婚を意識するような真剣な出会いとなると20代では多くありません。
というのも、アプリやパーティでは「結婚相手を探したい」「友達が欲しい」「彼氏がほしい」というバラバラな目的を持った人が集まってしまうこと。あるいは、20代のうちは結婚を見据えた真剣な出会いを求める人が、まだそこまで多くないことが理由に挙げられます。
そんな中、結婚相談所では結婚に対する意識が高い会員が多く在籍している、というメリットがあるのです。
時間と労力の節約ができる
結婚相談所に登録するには、入会時に独身証明書や収入証明書を提示する決まりがあります。出会う相手も必ず独身ですし、事前にスペックやプロフィールを把握しておくことは、仕事やプライベートの忙しい20代には労力の節約という点でもメリットがあります。
また、相談所の特徴には、担当がついてサポートを受けられるという点も。自分1人で試行錯誤するより、時間も節約して“タイパ”よく進行することができます。
婚活サポートが受けられる
前項でも触れた“サポート”を存分に受けられるのは大きな強みです。
プロフィール作成のアドバイス、相手とのコミュニケーション方法、交際中の悩み相談など、不安要素はなんでも相談することができるのは心強いですよね。
社会的なプレッシャーから解放される
20代後半には、周りの結婚報告が増え、周りからも「結婚はまだ?」という視線を感じるようになっていきます。
早めに成婚しておけば、そのようなプレッシャーからも解放されます。
結婚相談所を利用する際の注意点とアドバイス
それでは、結婚相談所を利用する際に気を付けておくポイントとは何でしょう。
自分に合った相談所の選び方
相談所もたくさんあります。そのなかでも、自分に合いそうなものをいくつかピックアップし、比較検討することをおすすめします。
比較のポイントとしては、サポート体制や費用についてがメインですが、『20代専用プラン』の有無も見ておきましょう。資料請求や無料相談を通して確認するとよいでしょう。
入会前の確認事項
入会前に確認するべきことは以下の通りです。
・活動にかかる費用や、成婚料などの料金面。
・出会い方は『紹介』なのか『検索』なのか。月何人と出会えるのか。
・イベントやパーティー、『婚活講座』を開催しているか。展開しているサービスの種類と質。
・サポートの範囲。相手とのやり取りや交際アドバイス、成婚後のサポートなどの充実度。
会費が安いから、なんだか良さそうだから、と安直に考えているだけでは、後々婚活をしている中で障壁にぶつかるかもしれません。
サービスの内容やスタッフとの相性などは特にしっかり吟味していくことが大切です。
プロフィール作成のコツ
基本的に20代はアプローチされることが多く「売り手市場」な場面も多いですが、さらにお見合いの機会を増減を左右するのは「プロフィールの充実度」です。
例えば、写真写りや自己PRの内容ですが、1人だと正解がなかなかわからないもの。
結婚相談所スタッフに相談しながら誠実さを伝えられるプロフィールを作れるようにしましょう。
サンマリエでは、ウケのよいプロフィールの書き方を男女に分けてご紹介しています。ぜひ参考になれば幸いです。
【例文付き】結婚相談所のプロフィールの書き方を男女別に紹介
異性に好かれるコミュニケーション術
異性に好印象を抱かれるポイントはコミュニケーション術が必要不可欠。
お見合いや交際中は、積極的にコミュニケーションを取り、相手への理解を深めることが大切になってきます。また、出会いを増やすためにも、自分から能動的に申し込みをするなどの一歩踏み込んだ姿勢も重要です。
担当カウンセラーに不安なことは相談しながら、向上心をもって取り組むようになれると良いでしょう。
まとめ
20代という期間はあっという間。「早過ぎるかな?」と思っているうちに、月日は過ぎ去ってしまいます。
理想のパートナーと巡り会うためにも、積極的に結婚相談所に問い合わせてみるのも良いかもしれませんね。
望月 昭男
サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年
結婚相談所に興味があるのに、まだ若いから早いのでは?と躊躇している20代の女性は意外に多くいらっしゃいます。結婚自体にまだ現実味がない、必要だとは思えない、というわけではなく「結婚したいのに相手がいない」という状態でしたら、20代前半で結婚相談所に登録するのは決して早くありません。どんなところか興味があるのなら、気になっている結婚相談所に詳しい説明を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。