結婚相談所の料金はいくら? 内訳や価格相場を紹介【2024年最新】
【記事公開日】2020/2/11
【最終更新日】2024/1/11
目次
- 結婚相談所の費用の内訳
- 結婚相談所の入会金とは
- 結婚相談所の初期活動費(登録費)とは
- 結婚相談所の月会費とは
- 別途、お見合い料が発生する店舗も
- 結婚相談所の成婚料とは
- イベント参加費などオプション料
- 結婚相談所料金の相場は?
- データマッチング型の結婚相談所の料金
- 仲人型の結婚相談所の料金
- インターネット型の結婚相談所の料金
- 結婚相談所の料金の支払方法
- 入会時費用の支払方法
- 月会費の支払方法
- お見合い費やその他イベント等の支払方法
- 成婚費の支払方法
- 結婚相談所の料金・費用で確認したい注意点
- 料金内で受けられるサポートの内容
- 相場より安い場合は理由を確認する
- 料金に見合ったサービス内容か
- お見合料、成婚料について
- 休会時にかかる費用はあるか
- 追加される料金にはどんなものがあるか
- クーリングオフ・途中解約はできるか
- 結婚相談所が高い理由
- まとめ
婚活の最たる場所と言えば結婚相談所。結婚に繋がりやすい一方、料金が高い、わかりにくいという評判もあります。何も知らないまま説明を聞いても、登録料や成婚料、オプションなど、いろいろあって覚えきれなかった、なんて失敗談も。
そこで、この記事では、結婚相談所の料金・費用について丁寧に解説します。入会金や成婚料などの費用の内訳、料金の支払い方法を紹介します。
結婚相談所を半年利用した場合の費用も掲載しているので、結婚相談所選びの参考にしてみてください。
結婚相談所の費用の内訳
結婚相談所で活動する際、主に発生する料金は4つ。「入会金」「登録費」「月会費」「イベント参加費」「成婚料」です。
この4つがどういうものなのか、詳しく説明を受けずに活動をはじめると、いざ支払う段階で「そんなこと聞いていない!」とトラブルになってしまうことも。活動にかかる料金内訳についての説明はしっかり聞いておくことをおすすめします。
結婚相談所の入会金とは
入会金は、結婚相談所へ入会するのに必要となる費用です。
入会金の定義は結婚相談所によりさまざまですが、多くの場合入会にかかる事務手数料や、結婚相談所を利用にともなう運営費の一部を支払うことで権利を得るためのものです。
結婚相談所の初期活動費(登録費)とは
結婚相談所では入会したからといってその場ですぐに紹介がもらえるわけではありません。
写真、各種書類、担当との面談の日程調整、プロフィールをシステムに登録、システム利用のための諸手続きなど、内部ではさまざまな準備が必要です。
こういった準備にかかる費用を初期活動費としています。登録費、と呼ばれることもあります。
結婚相談所の月会費とは
結婚相談所で継続的に発生する費用として、月会費があります。月会費には基本的に、サポート料やシステム利用料、お見合い料などが含まれています。Eラーニングの仕組みを備えている結婚相談所もあります。
別途、お見合い料が発生する店舗も
結婚相談所によっては、お見合い料が月会費に含まれず、お見合いごとに料金が発生する場合があります。
また、当人同士でお見合いする場合は無料でも、スタッフ立ち合いを希望する場合はオプション料金が設定してある結婚相談所もありますので、入会前に確認しておくと良いでしょう。
結婚相談所の成婚料とは
成婚料は、成婚時に支払う費用です。相場は約10万円~50万円となっていますが、インターネット型結婚相談所やデータマッチング型結婚相談所では、成婚料設定していない場合もあります。
理由は、相談所によって成婚の定義が異なるからです。例えば、お見合いが成立したら成婚としている結婚相談所もありますし、真剣交際になった段階で成婚とする、プロポーズをした段階で成婚とする、など様々です。
成婚の定義や、どのタイミングで支払いを行なうかについても、入会前に確認しておくとよいでしょう。
初期費用+月会費+成婚料と、その活動総額は数十万円かかるのが相場です。高く感じるかもしれませんが、「“成婚”までしっかりお世話をする」という結婚相談所の意思表示でもあり、手厚いサポートが受けられます。
イベント参加費などオプション料
また、結婚相談所によりさまざまなオプション料金が設定されていることがあるので、入会前にかならずチェックしておきましょう。
追加料金のかかるオプションの例として、「対面による相談」「婚活講座受講」「お見合い立ち合い」「婚活イベント」「婚活パーティー」などがあります。
ここまで読んでいただいた方の中には、いろんな料金が必要な結婚相談所は、やっぱり高い、申し込むのは辞めよう、とお考えの方もいるかもしれません。
しかし、実は結婚相談所での婚活は、自己流の婚活よりも費用が押さえられたり、料金以上のメリットが受けられたりします。
結婚相談所料金の相場は?
ここからは、主な結婚相談所の仕組みと、それぞれの料金相場を見ていきます。料金はいずれも税込みで、半年間の費用には成婚料を含みません。
データマッチング型の結婚相談所の料金
結婚相談所名 | 初期費用 | 月額費用 | 成婚料 | 会員数 | 年代 |
オーネット | 122,600円 | 18,700円 /月 | 0円 | 約48,000名 | 20代〜40代 |
ゼクシィ縁結びエージェント | 33,000 円 | 17,600円 /月 | 0円 | 約31,800円 名 | 20代〜40代 |
ノッツェ ※ベーシックコース | ¥110,000 | 4950円~14850円/月 | 0円 | 非公開 | 20代〜40代 |
データマッチング型の結婚相談所は、データによる相手検索が主なサービスです。希望条件をもとに、システムが相手を紹介します。結婚相談所のスタッフがあまり関わらないため、自主性が必要なぶん、料金は控えめな傾向です。
詳細は下記の記事がおすすめです。
データマッチング型結婚相談所と仲人型との違いは?メリットデメリットも解説
仲人型の結婚相談所の料金
結婚相談所名 | 初期費用 | 月額費用 | 成婚料 | 会員数 | 年代 |
サンマリエ ※スタンダードコース | 187,000円 | 17,600円/月 | 220,000円 | 約86,400名 | 20代〜40代 |
パートナーエージェント | 137,500円 | 19,800円/月 | 55,000円 | 約73,000名 | 30代〜40代 |
仲人型結婚相談所は仲人と呼ばれるお世話係が相手の紹介や交際の橋渡しを行なうなど、活動中のサポートが手厚い傾向にあります。
仲人からの客観的なアドバイスが受けられるため、効率よく出会いたい、相手にいい印象を持たれる出会いがしたい、などの希望が通りやすいのがメリット。受け身の婚活ができ、アドバイスをもとにした身だしなみや所作の改善といった自分磨きにもつながる一方で、データマッチング型よりも費用がかかります。
インターネット型の結婚相談所の料金
結婚相談所名 | 初期費用 | 月額費用 | 成婚料 | 会員数 | 年代 |
エン婚活エージェント | 10,780円 | 14,300円/月 | 0円 | 約30000人 | 30代〜40代 |
ペアーズコミットメンバーシップ(女性限定) | 0円 | 4,200円/月 | 0円 | 非公開 | 20代〜30代 |
ペアーズエンゲージ(2022年9月にサービス終了) | 12,000 | 12,000円/月 | 0円 | 約30,000人 | 20代〜30代 |
インターネット型結婚相談所はWeb上やアプリで活動できる、結婚相談所で、マッチングアプリに近い仕組みです。
マッチングアプリと違うのは、入会時に審査や書類提出が必須であるという点。ユーザーに既婚者や遊び目的・飲み目的の人がおらず、マッチングアプリよりも安心感があり、料金も格安です。
結婚相談所の料金の支払方法
結婚相談所の料金がいつどのタイミングで請求され、どういった方法で支払われるのか、予め知っておいたほうが無難です。ここからは費用ごとの支払い時期と支払い方法について解説します。
入会時費用の支払方法
「入会金」「登録料」は、現金、振込が中心で、対応しているところではクレジットカード、PayPayなどのキャッシュレス決済も利用できます。
大手結婚相談所の場合、入会時の費用を分割で支払えますが、信販を利用するため審査に通らない場合は利用できません。クレジットカードやスマホ料金、家賃などの大幅な支払い遅延があると使えない可能性が高くなるため、注意が必要です。
月会費の支払方法
多くの場合、銀行から引き落としになるケースが多いようです。クレジットカードなどキャッシュレス決済が可能な場合もあります。使えるブランドは結婚相談所ごとに異なるので、入会時に店頭やWebサイトで確認しましょう。
お見合い費やその他イベント等の支払方法
コンスタントに発生するわけではないお見合い費、イベント参加費などは、いくつかの支払方法が用意されています。
現金やPay-easy、銀行振込などが多いですが、クレジットカードが利用できる場合もあります。また、月々の会費と合算しての銀行引き落としが可能なところもあります。
成婚費の支払方法
成婚料は、結婚相談所によって発生する場合、しない場合があります。
金額や支払い方法も各相談所によって異なるため、事前に確認しておきましょう。費用が高額となることも多く、申し込み段階で数十万円程度の貯金があったほうが安心です。
結婚相談所の料金・費用で確認したい注意点
結婚相談所にかかる料金や支払方法について説明しましたが、ここでは結婚相談所の料金体系についての注意点を紹介します。
料金内で受けられるサポートの内容
結婚相談所ごとに「月会費」でサポートできる範囲は異なります。何人までの紹介が可能か、相談回数は何回までか、あるいは他店舗も使えるのかなど、少しずつ違いがあるため、店頭で説明を受けてから検討するのがオススメです。
また、割引を活用できる場合もあります。20代やシニア、シングルマザーなど、条件は様々です。サービスが同じなら安いに越したことはありませんから、自分が適用範囲内か、合わせて確認してみましょう!
相場より安い場合は理由を確認する
結婚相談所によっては、料金プランをいくつか用意し、プランに応じたサービスが受けられる仕組みになっているところもあります。
例えば見かけ上の料金が安くても、お見合いが月に2名などと著しく制限されていたり、相手のプロフィールで検索する際に、相手の顔写真が見られなかったりなど、制限がかかっている場合があります。
後から「ボッタクリだ!」とトラブルにならないためにも、予め各社の違いを把握してみてください。
結婚相談所サンマリエには「大手結婚相談所比較」のページもありますので、こちらのチェックもオススメです。
大手結婚相談所比較ページ
料金に見合ったサービス内容か
結婚相談所の料金設定は、各相談所に委ねられています。ほとんどの結婚相談所はサポートが多くなるほど料金も高くなっていますが、残念なことに支払う料金に見合ったサービスが受けられない場合も稀にあります。
入会の際には、提供されるサービスに見合った料金設定になっているかどうか、他と比較してよく見極める必要があります。
お見合料、成婚料について
結婚相談所によってお見合や成婚時に費用が発生する場合があります。
特に、成婚料は1回の支払いで済みますが、お見合いに費用が発生する場合は、何度も費用が発生し、結果として割高になる場合があるため、価格がちょうどいいかどうかを判断する必要があります。
休会時にかかる費用はあるか
結婚相談所によっては、休会時に月会費が割引になる場合があります。ただし、申し出る期限日を指定される場合があります。
休会してもそのままの金額が発生する場合もあります。ただし、「だったら、もったいないから退会しよう!」と退会すると、再び婚活を始める際に初期活動費を再度請求される可能性が出てくるため、数ヶ月程度のお休みであれば、そのまま会員でいたほうがオトクだった…という場合があります。休会前に、担当者へ確実に連絡をしておきましょう。
追加される料金にはどんなものがあるか
結婚相談所には、婚活パーティーや、より高精度なマッチング、お見合い保証といったオプションを独自に用意するところもあります。
しかし、入会した時の説明では聞いていなかった追加料金を請求されてしまう、というトラブルが寄せられることも。
国民生活センターは2021年、「結婚相手紹介サービスの相談事例とトラブル防止のポイント」というページで注意喚起を行っています。
そこに寄せられた主なトラブルは下記のとおりです。
・結婚相談所と約15万円の契約をしたが、お見合いには別途2万円がかかると後で知った
・無料の婚活パーティーを体調不良で欠席したらキャンセル料の支払いを求められた
・結婚まで無料を謳う国際結婚の斡旋を頼んだら、相手女性の渡航費、通訳費用、日本語学校の費用などを次々と要求された
・自宅まで営業マンがやってきて、強制的に100万円のコースに入会させられた
大手結婚相談所で上記のようなトラブルを聞くことはありませんが、念のためオプションサービスがどのようなもので、どういった条件で支払いになるかを確認しましょう。
クーリングオフ・途中解約はできるか
結婚相談所で説明を受け、納得して料金を支払い入会した場合でも、何らかの理由で活動が困難になった場合、契約時の書面を受け取ってから8日間「クーリングオフ」ができます。
クーリングオフについて詳しくはこちら→https://www.caa.go.jp/publication/pamphlet/pdf/info_pamphlet_171115_0001.pdf
結婚相談所が高い理由
結婚相談所が高いのは「婚活を効率良くすすめるため」に提供されるさまざまなサービスには「人手がかかるから」です。
そのため、スタッフの配置が少な目の婚活アプリやインターネット型結婚相談所などは比較的安価な価格設定になっています。
最新システムの導入、面談による活動相談、婚活講座開催、お見合い立ち合いなど、サポートが多くなればなるほど金額が高くなることを理解しておくと、ただ「結婚相談所は高い」と思い込むことはなくなるはずです。
結婚相談所が高い理由について、詳しくはこちらで解説しています。
結婚相談所が高いのはなぜ?その理由を詳しく解説
まとめ
お金の問題もクリア、結婚への意識もしっかり確認。さて、結婚相談所を探そうと考えた人は、最後にもうひとつ注意してほしいポイントがあります。
それは、自分が受けたいサポートを提供しているかどうかです。料金だけで結婚相談所を選ぶと希望するサポートが受けられず後悔してしまうこともあるので注意が必要です。
また、同価格帯の結婚相談所でも提供されるサービスには違いがありますので、何社かを比較検討すると良いでしょう。
何社か結婚相談所を絞ったら店舗に足を運び、自分が必要とするサポートを提供してくれるかどうかをスタッフにしっかり確認してみてくださいね。